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32.亀裂
988.番いたい 2 (sideシバ)
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バスターさんの表情がひたすらに硬いけど、俺は粛々と用意をしていく
ミネラルウォーターを枕元に用意して、多めのタオルとローションと、一応もしものときのためにハイポーションと毒消しも戸棚に用意しておいて…
「俺は今からお風呂に入ってきますね?
バスターさんは寝室で待っててくださいね
ふふっ…そんな緊張しないでくださいよ、大丈夫ですよ、俺は本当に幸せなんですからね?今晩こそ番ましょうね?」
「あぁ…私も幸せだよ、私のワガママをきいてくれてありがとう、そのっ…早くきてくれな?私は少しでも早くシバと番いたい…」
「はいっ、すぐに…」
もう何なんですか?あの雌は、可愛すぎて喉がゴクゴクなっちゃうくらいヨダレがでたけど、めちゃくちゃ急いで体中をは洗いまくりました!
本当は番うときは、素敵なディナーの後にどこかのホテルでとか漠然とした憧れはあったけど、でもバスターさんが俺をこんなに求めてくれてるなら、このタイミングで番うのがベストなんだって思えるから!
母ちゃんにバスターさんがそれほど番いたがってるとは思えないって言われたことがある。
『どうなんだい?』
の母ちゃんの問に俺は答えられなかった。俺はしっかりと確信が持てなかったから…
でも今なら言い切れる!バスターさんも番になることをしっかりと望んでくれてるって!!
バタバタともう駆け足みたいに浴室から寝室に入れば、少し不安な表情のバスターさんがベッドに腰掛けていた。
「ふふっ…まだ水滴が垂れてるぞ?ほらっ、拭いてやるよ、こっちにおいで…そんなに急いで来てくれたのか?でもいつもシバは私とする時は拭きが甘いな?」
「だって早くバスターさんを感じたいんですよ!バスターさんとエッチすることを考えたら、とてもしっかりと体を拭いてられなくなっちゃいます!」
「そうかっ…私もやっとシバが番いたがってた気持ちが、理解できたような気がする。
シバを私のモノにしたい、シバを盗られたくない、シバと繋がっていたい…なんだかずっと不安なんだよ、前みたいに安心できないんだ…」
体を優しく拭いてくれると、俺を後ろから抱きしめてくれる。耳元でバスターさんの落ち着いた声で囁かれるのが心地良い
抱き締める手は驚くほど熱くて、耳を探りように寄せる唇からの吐息もひどく熱い…
「えっ?もしかして媚薬をもう飲んじゃいました?バスターさん、なんだか体温おかしいですよ?」
「んっ…シバが風呂に入ってすぐに飲んだっ…はぁ…効果が出るまでに時間がかかると思ったが、流石アキラさんのポーションだな、私でもすぐに効いてくるな…」
バスターさん!そういうのは直前にしましょうよ!確かにバスターさんはポーションの効きがかなり悪いけど…暗視ポーションとかは冒険者のときなんかは、皆の倍の量は飲んでたけど!!
もし俺が出てくる前に効きだしちゃったらどうするの?
「ゔぅ…、飲んですぐにキスしたら、シバが薬に反応するかと思って…早くキスして欲しかったんだよ…」
「むぅ~、仕方ないバスターさんですね…ふふっ、そんなにキスが待てなかったんですか?」
「んっ、して欲しかっ…ずっとして欲しい…」
俺の唇を物欲しそうにうっとりた見つめていて、吐息ははぁっとどこか艶めかしい…頬も上気してて、うわぁぁ!どうしよぅ、バスターさんがめちゃエロくなってきてる。
俺はベッドから立ち上がり、見上げるようにして唇を差し出すようにしているバスターさんの頬に手を添える。
早く欲しいとばかりに目を細めて、俺の腰に手を回して引き寄せてくる。
いつもより余裕のない動きが、必死な様子が…可愛い!本当に可愛い…
唇を合わせれば、吸い付くように唇を求めてきて、応えるままにキスをすれば抱き締める力もより強くなってくる。熱い夜の始りに胸が高鳴るのを感じた。
ミネラルウォーターを枕元に用意して、多めのタオルとローションと、一応もしものときのためにハイポーションと毒消しも戸棚に用意しておいて…
「俺は今からお風呂に入ってきますね?
バスターさんは寝室で待っててくださいね
ふふっ…そんな緊張しないでくださいよ、大丈夫ですよ、俺は本当に幸せなんですからね?今晩こそ番ましょうね?」
「あぁ…私も幸せだよ、私のワガママをきいてくれてありがとう、そのっ…早くきてくれな?私は少しでも早くシバと番いたい…」
「はいっ、すぐに…」
もう何なんですか?あの雌は、可愛すぎて喉がゴクゴクなっちゃうくらいヨダレがでたけど、めちゃくちゃ急いで体中をは洗いまくりました!
本当は番うときは、素敵なディナーの後にどこかのホテルでとか漠然とした憧れはあったけど、でもバスターさんが俺をこんなに求めてくれてるなら、このタイミングで番うのがベストなんだって思えるから!
母ちゃんにバスターさんがそれほど番いたがってるとは思えないって言われたことがある。
『どうなんだい?』
の母ちゃんの問に俺は答えられなかった。俺はしっかりと確信が持てなかったから…
でも今なら言い切れる!バスターさんも番になることをしっかりと望んでくれてるって!!
バタバタともう駆け足みたいに浴室から寝室に入れば、少し不安な表情のバスターさんがベッドに腰掛けていた。
「ふふっ…まだ水滴が垂れてるぞ?ほらっ、拭いてやるよ、こっちにおいで…そんなに急いで来てくれたのか?でもいつもシバは私とする時は拭きが甘いな?」
「だって早くバスターさんを感じたいんですよ!バスターさんとエッチすることを考えたら、とてもしっかりと体を拭いてられなくなっちゃいます!」
「そうかっ…私もやっとシバが番いたがってた気持ちが、理解できたような気がする。
シバを私のモノにしたい、シバを盗られたくない、シバと繋がっていたい…なんだかずっと不安なんだよ、前みたいに安心できないんだ…」
体を優しく拭いてくれると、俺を後ろから抱きしめてくれる。耳元でバスターさんの落ち着いた声で囁かれるのが心地良い
抱き締める手は驚くほど熱くて、耳を探りように寄せる唇からの吐息もひどく熱い…
「えっ?もしかして媚薬をもう飲んじゃいました?バスターさん、なんだか体温おかしいですよ?」
「んっ…シバが風呂に入ってすぐに飲んだっ…はぁ…効果が出るまでに時間がかかると思ったが、流石アキラさんのポーションだな、私でもすぐに効いてくるな…」
バスターさん!そういうのは直前にしましょうよ!確かにバスターさんはポーションの効きがかなり悪いけど…暗視ポーションとかは冒険者のときなんかは、皆の倍の量は飲んでたけど!!
もし俺が出てくる前に効きだしちゃったらどうするの?
「ゔぅ…、飲んですぐにキスしたら、シバが薬に反応するかと思って…早くキスして欲しかったんだよ…」
「むぅ~、仕方ないバスターさんですね…ふふっ、そんなにキスが待てなかったんですか?」
「んっ、して欲しかっ…ずっとして欲しい…」
俺の唇を物欲しそうにうっとりた見つめていて、吐息ははぁっとどこか艶めかしい…頬も上気してて、うわぁぁ!どうしよぅ、バスターさんがめちゃエロくなってきてる。
俺はベッドから立ち上がり、見上げるようにして唇を差し出すようにしているバスターさんの頬に手を添える。
早く欲しいとばかりに目を細めて、俺の腰に手を回して引き寄せてくる。
いつもより余裕のない動きが、必死な様子が…可愛い!本当に可愛い…
唇を合わせれば、吸い付くように唇を求めてきて、応えるままにキスをすれば抱き締める力もより強くなってくる。熱い夜の始りに胸が高鳴るのを感じた。
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