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31.番う軌跡
898.ロイズ大暴れ (sideシバ)
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ソファにバスターさんを寝かせていけば、ちょっとだけ薄目が開いて俺の存在を目に捉えると、フニャリっと幸せそうに笑ってくれる
俺の方に手が伸びて頬を優しく撫でると、小さくため息をついてそのまま手がずり落ちていく、その手を拾ってお腹の上においてあげて
可愛い、バスターさんが俺を見て安心してくれたんだ!
もうこのままベッドに連れて行って抱きしめながら寝てしまいたいけど…
「おい!シバ公!!ツマミは?何もないのかよ?
酒だけ出してないで、なんか作れよ!しかもワインしかないのかよ?蒸留酒とかないのか?」
「すいませんけど、買い置きはワインとビールしかないんですよ、バスターさんも俺もあまり普段は飲まないから…ツマミはチーズとかでいいですか?すぐに出せるのはそれくらいですよ?」
えぇ…チーズかよってぶつくさ文句言ってたけど、クラッカーにチーズといぶりがっこ乗せて出したら黙ってた。あとは冷やしたスライストマトにスライス玉ねぎに和風ドレッシングぶっかけた物と、豆腐にミョウガとネギとシソてんこ盛々に乗せて出しておいた。
「ははっ…なかなか気の利くペットだな!それにしても我らが最後の独身貴族のバスターをシバ公が射止めるとはなぁ
胃袋か?やっぱりこうやって胃袋掴んで結婚まで持っていったのか?」
「知りませんよ、ロイズさんは奥様いましたよね?いいんですか?帰らなくても」
「あぁ?あんなやついいんだよ、俺が仕事で遠出してるときに男連れ込みやがって…
なのにガキ達はあいつの味方だし…はぁ~、結婚なんかするもんじゃねぇのに、バスターもするって言うし…」
バスターさんがしっかりと俺のことを公言してくれてることが、めちゃくちゃ嬉しい!もう番うことを周りに話してくれてるなんて…
「なぁシバ公、コイツはさぁ…器用に見えてめちゃくちゃ不器用なんだよ!
卒なくこなしてそうで、いっぱいいっぱいなやつなんだよ…そこらへんしっかりと見てやれよ!お前のこと本気で好きみたいだからな…
はぁ、コイツなら抱かれてもいいって思ってるやつなんて星の数ほどいるし、俺だってこいつだったら一生捧げてもっいいて思ってたよ!
でもやっぱりシバ公に持ってかれたか!!まさか結婚までするとは思わんかったがな…」
「やめてくださいよ…バスターさんは俺のモノですからね!やっぱりって…そんなに俺が好きなのバレてましたか?」
「あぁ?逆だよ逆!
バスターがずっとお前のこと好きだっただろう?バレバレもいいところだったぞ!こいつ、お前と出会う前なんて…
そりゃあもうプレイボーイでな?ギルド内で一番の女ったらしみたいな?
アハハ…泣かした女は数知れずだし、娼宿でもこいつが行けば女が取り合いしてキャットファイト始めたり、そりゃすごかったんだぞ?」
ロイズさんの言葉に目が向く、バスターさんって遊び人だったの?確かにめちゃくちゃキスは上手いし手慣れてるし…チンコもデカくて綺麗な色はしていなかった。
黒くてガッツリ血管が入って、確実なる使用感は半端なかった!
「そんで昔のこいつの通り名は知ってるか?
鋼の種馬だぜ?アハハ!このシュッとした見た目にスマートな言動、それにでっけぇチンコが付いてるもんだから、鋼の種馬って言われててさぁ!あはは、まじ受ける!」
もうチーンてした顔しかできない、昔のことだからいいけど…しかも俺と出会う前のことだから、どうしょうもないけど…
「なのになぁ…へへっ、シバ公…お前は落としちまったんだよ?その鋼の種馬をな!」
俺の方に手が伸びて頬を優しく撫でると、小さくため息をついてそのまま手がずり落ちていく、その手を拾ってお腹の上においてあげて
可愛い、バスターさんが俺を見て安心してくれたんだ!
もうこのままベッドに連れて行って抱きしめながら寝てしまいたいけど…
「おい!シバ公!!ツマミは?何もないのかよ?
酒だけ出してないで、なんか作れよ!しかもワインしかないのかよ?蒸留酒とかないのか?」
「すいませんけど、買い置きはワインとビールしかないんですよ、バスターさんも俺もあまり普段は飲まないから…ツマミはチーズとかでいいですか?すぐに出せるのはそれくらいですよ?」
えぇ…チーズかよってぶつくさ文句言ってたけど、クラッカーにチーズといぶりがっこ乗せて出したら黙ってた。あとは冷やしたスライストマトにスライス玉ねぎに和風ドレッシングぶっかけた物と、豆腐にミョウガとネギとシソてんこ盛々に乗せて出しておいた。
「ははっ…なかなか気の利くペットだな!それにしても我らが最後の独身貴族のバスターをシバ公が射止めるとはなぁ
胃袋か?やっぱりこうやって胃袋掴んで結婚まで持っていったのか?」
「知りませんよ、ロイズさんは奥様いましたよね?いいんですか?帰らなくても」
「あぁ?あんなやついいんだよ、俺が仕事で遠出してるときに男連れ込みやがって…
なのにガキ達はあいつの味方だし…はぁ~、結婚なんかするもんじゃねぇのに、バスターもするって言うし…」
バスターさんがしっかりと俺のことを公言してくれてることが、めちゃくちゃ嬉しい!もう番うことを周りに話してくれてるなんて…
「なぁシバ公、コイツはさぁ…器用に見えてめちゃくちゃ不器用なんだよ!
卒なくこなしてそうで、いっぱいいっぱいなやつなんだよ…そこらへんしっかりと見てやれよ!お前のこと本気で好きみたいだからな…
はぁ、コイツなら抱かれてもいいって思ってるやつなんて星の数ほどいるし、俺だってこいつだったら一生捧げてもっいいて思ってたよ!
でもやっぱりシバ公に持ってかれたか!!まさか結婚までするとは思わんかったがな…」
「やめてくださいよ…バスターさんは俺のモノですからね!やっぱりって…そんなに俺が好きなのバレてましたか?」
「あぁ?逆だよ逆!
バスターがずっとお前のこと好きだっただろう?バレバレもいいところだったぞ!こいつ、お前と出会う前なんて…
そりゃあもうプレイボーイでな?ギルド内で一番の女ったらしみたいな?
アハハ…泣かした女は数知れずだし、娼宿でもこいつが行けば女が取り合いしてキャットファイト始めたり、そりゃすごかったんだぞ?」
ロイズさんの言葉に目が向く、バスターさんって遊び人だったの?確かにめちゃくちゃキスは上手いし手慣れてるし…チンコもデカくて綺麗な色はしていなかった。
黒くてガッツリ血管が入って、確実なる使用感は半端なかった!
「そんで昔のこいつの通り名は知ってるか?
鋼の種馬だぜ?アハハ!このシュッとした見た目にスマートな言動、それにでっけぇチンコが付いてるもんだから、鋼の種馬って言われててさぁ!あはは、まじ受ける!」
もうチーンてした顔しかできない、昔のことだからいいけど…しかも俺と出会う前のことだから、どうしょうもないけど…
「なのになぁ…へへっ、シバ公…お前は落としちまったんだよ?その鋼の種馬をな!」
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