夢から覚めるなら殺して〜虐待を受けてきた白狼、天才科学者はなんとか助け出すが、歪んだ性知識と無知な性知識、いつになったら幸せになれるの?

モスマンの娘

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31.番う軌跡

884.レッツ・トレーニング (sideシバ)

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アキラさんは本当に負けず嫌いだった。
とりあえず3キロのRUNの後に腹筋と腕立てと背筋を20回ずつで様子を見てみようとしたら、RUNが終わった瞬間にぐしゃりっと事切れるように倒れたのだ!


「あぁ…やっぱりだめだったか…体力のステータス値がガンガン減っていってたからヤバいなっとは思ってたけど…」

「ちょっと大丈夫ですか?あの、無理ならすぐに言ってくださいよ!とりあえず水と…ちょっと手伝ってくれ、医務室に…」

「ダメですよよぅ…これくらいで倒れてたら…あと、腹筋とかもまだだし…まだ全然、死ぬとかじゃないし、まだ動けるし…ほらっ、腕なら動くし…」


倒れてからも這ってでも動こうとするアキラを慌てて止めていく、もう体制的にそれに駄目だから、立てないのに腹筋とな無理だから!
この人はそこらへんの訓練生より根性あるぞ、でも考え方がちょっとおかしい…
なんでトレーニングに死ななければOKとかでてくるの?


「はい、諦めようなぁ!手伝いはいいです、とりあえず俺が抱えて行くよ…ははっ汗でしっとりしたアキラの肌が当たって興奮しちゃいそう…何?医務室に寝かせばいいの?」

「イヤだ!だってシバさんが僕にできると思って課してくれた課題だし…まだやれるぅ…離して、下ろしてぇ…」

「やめてください!アキラさんの負けず嫌い舐めてました。限界をしりたくて課したメニューですからね、クリアできなくても想定内です。
とりあえず回復魔法かポーションを飲んで休んでください!」


そんなゾンビみたいなにカズマさんの腕で藻掻いてないでください!体力の少なさにも驚くけど、課題に対して強迫観念でもあるんじゃないかってくらいの負けず嫌いに驚く
周りにいる訓練生の目線が痛い…


ベッドにシャワーを浴びないで寝るのは嫌だっとまた藻掻くので、とりあえず清浄魔法をかけて休んでもらうこっとになったけど…


「シノダ教授…先程の話で、アキラさんてなんか病気を持ってるんですか?トレーニングを今後見るなら注意事項とかあれば
あとなんでしょう?ものすごく課せられたことへの姿勢がすごいですね…他に気にかけた方がいいことってありますか?」

「あぁ…そうだね話しておいた方がいいかな、実はアキラ君はスキル機能亢進症って病気でね、とりあえず極秘しといてくれるかな?バスターさんにもそろそろ話がいってるはずだろうけど…
だからあまり無理はしちゃいけない体なんだよ、アキラ君自身がすぐに無理しちゃうんだけどね」

「スキル機能亢進症ですか?すみません無知で…その病気はよくわからないけど、無理はいつもしてますよね…」

「そうなんだよ、性格もありそうだけど…小さなころからそうしないといけなかった環境だったんだろうね…
トレーニングの課題はちょっと控えめにだしてくれるかな?たぶん体調が悪くても絶対にこなそうとするから、とりあえず俺がステータス値見てその日はトレーニングできるがどうか決めるとかでどうかな?」

「わかりました。ではそれでお願いします。あと…すいませんがちょっとアキラさんの体の確認もしたいです。
筋肉の付き方とか、大きな怪我ので筋肉の損傷してたりすれと鍛わりにくかったりするから…」

「あぁ~、それはどうかな?シバさんくらいなら大丈夫かな?いやっだいぶジョン君と番ってからよくなったけど…でも…う~ん…」


えっ?何かまずかったですか?そこからはもう…
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