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30.新たな番
880.狂う犬 (sideシバ)
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「アキラが望むなら族長になりましょう!
アキラと番えない人狼社会なら壊して番えるようにしましょう!
アキラが子が産めないというなら.産めるようにしてやりましょう!!
私はアキラが望むなら全てを叶えるし、全てを捧げます。それが私自身も子も家族も人狼族ですら捧げますよ。私はそのために人狼族長になるのです!」
ダーク様が狂ったような瞳孔が開きかけみたいな瞳で笑いながら語っていく…
えっと…ダーク様は人狼社会のために族長になるんじゃないの?アキラさんのためなの?
「アキラが住みやすい人狼社会に、アキラが幸せになれる人狼社会に…
そうっ、もっともっと弱いアキラが幸せに暮らせれるようにしなければ…
アキラは本当に弱いのですからねぇ、すぐにこけるし、すぐに痩せるし、すぐに熱をだすし....」
えっ?アキラさんってそんなに弱い人なの?
確かに顔色はいつもあまりよくないし、痩せているけど、運動神経は悪くはなさそうだし、毎日忙しそうに働いているけど…
「そうですね道路のゴミを掃除をしましょう、飢えてる者には配給もしましょう、病人には無料の医療を提供して…
これならアキラが道路で躓かないし、食べれなくて痩せないし、熱をだしても苦しみませんね…あとは何をしましょうか....」
えっ?ダーク様の言葉にちょっと驚く…これって人狼族にはプラスにしかならない政策だよね?アキラさんに関係ないけど…。
「あっ、えっと…アキラさんて本とか勉強好きですよね?教育関係とかも充実したら喜ぶかと…けっこう教育費ってかかるから…」
「シバさん、素晴らしい!確かにアキラから知力や知的好奇心を取ったら死んでしまいます!教育の無償化に、図書館なども作りたいですねぇ…実現させるには、先ずは予算は…」
怒涛の勢いで仕事を始めようとしているダーク様を止めたのは…
「なぁ、俺がいるの見えてるの?お前って相変わらずの猫かぶりだよねぇ、駄犬のくせに…アキラの前ではずっといいヤツのダークだもんね?こんな狂犬がね…」
「はぁ?誰が駄犬ですか!お前のようなクソチャラエルフは視界にも入れたくありませんが、残念ながら悪趣味で派手な銀髪がチラチラ見えてますよ!」
そう俺のことを転移魔法で送ってくれたカズマさんだった。
「何なの?ダークもまだアキラのこと諦めてないわけだ、ジョン君との仲を応援してるってのは見せかけなわけ?性格悪っ腹黒っ、どこが良識人なんだか…」
「性格悪いのは貴方には負けますよ、私は本気であの二人を応援してますよ?
私はジョン君を愛しているアキラでも愛せますからねぇ、アキラが幸せでいてくれることが最優先事項です。
アキラに構って欲しさにジョン君を奪おうとするようなお前とは違いますからね?」
「はぁ?どんなドM犬だよ、御主人様が幸せなら飼い犬も幸せなわけか?そのためにせっせと働くわけね、羨ましいねぇ…
犬っころの頭は薔薇色ハッピーで!」
「それはどうも、腐ったエルフの頭は真っ黒ドロドロですもんね?お前が五年間何してたか知ってますからね?黒魔術の禁術でアキラを手に入れるつもりでしたか?中二病か?
悪趣味にもほどがある、地獄に堕ちろ!」
二人の応酬が凄いです。息をするようにお互いの悪口を言っている。
こんな口の悪いダーク様は初めて見ました。
アキラと番えない人狼社会なら壊して番えるようにしましょう!
アキラが子が産めないというなら.産めるようにしてやりましょう!!
私はアキラが望むなら全てを叶えるし、全てを捧げます。それが私自身も子も家族も人狼族ですら捧げますよ。私はそのために人狼族長になるのです!」
ダーク様が狂ったような瞳孔が開きかけみたいな瞳で笑いながら語っていく…
えっと…ダーク様は人狼社会のために族長になるんじゃないの?アキラさんのためなの?
「アキラが住みやすい人狼社会に、アキラが幸せになれる人狼社会に…
そうっ、もっともっと弱いアキラが幸せに暮らせれるようにしなければ…
アキラは本当に弱いのですからねぇ、すぐにこけるし、すぐに痩せるし、すぐに熱をだすし....」
えっ?アキラさんってそんなに弱い人なの?
確かに顔色はいつもあまりよくないし、痩せているけど、運動神経は悪くはなさそうだし、毎日忙しそうに働いているけど…
「そうですね道路のゴミを掃除をしましょう、飢えてる者には配給もしましょう、病人には無料の医療を提供して…
これならアキラが道路で躓かないし、食べれなくて痩せないし、熱をだしても苦しみませんね…あとは何をしましょうか....」
えっ?ダーク様の言葉にちょっと驚く…これって人狼族にはプラスにしかならない政策だよね?アキラさんに関係ないけど…。
「あっ、えっと…アキラさんて本とか勉強好きですよね?教育関係とかも充実したら喜ぶかと…けっこう教育費ってかかるから…」
「シバさん、素晴らしい!確かにアキラから知力や知的好奇心を取ったら死んでしまいます!教育の無償化に、図書館なども作りたいですねぇ…実現させるには、先ずは予算は…」
怒涛の勢いで仕事を始めようとしているダーク様を止めたのは…
「なぁ、俺がいるの見えてるの?お前って相変わらずの猫かぶりだよねぇ、駄犬のくせに…アキラの前ではずっといいヤツのダークだもんね?こんな狂犬がね…」
「はぁ?誰が駄犬ですか!お前のようなクソチャラエルフは視界にも入れたくありませんが、残念ながら悪趣味で派手な銀髪がチラチラ見えてますよ!」
そう俺のことを転移魔法で送ってくれたカズマさんだった。
「何なの?ダークもまだアキラのこと諦めてないわけだ、ジョン君との仲を応援してるってのは見せかけなわけ?性格悪っ腹黒っ、どこが良識人なんだか…」
「性格悪いのは貴方には負けますよ、私は本気であの二人を応援してますよ?
私はジョン君を愛しているアキラでも愛せますからねぇ、アキラが幸せでいてくれることが最優先事項です。
アキラに構って欲しさにジョン君を奪おうとするようなお前とは違いますからね?」
「はぁ?どんなドM犬だよ、御主人様が幸せなら飼い犬も幸せなわけか?そのためにせっせと働くわけね、羨ましいねぇ…
犬っころの頭は薔薇色ハッピーで!」
「それはどうも、腐ったエルフの頭は真っ黒ドロドロですもんね?お前が五年間何してたか知ってますからね?黒魔術の禁術でアキラを手に入れるつもりでしたか?中二病か?
悪趣味にもほどがある、地獄に堕ちろ!」
二人の応酬が凄いです。息をするようにお互いの悪口を言っている。
こんな口の悪いダーク様は初めて見ました。
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