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30.新たな番
875.アキラさんにお願い (sideバスター)
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「なるほど…攻撃力をあげるポーションですか、もちろんありますよ!なんなら副作用が少ないものを作りましょうか?
一時的に上げるだけならすぐにできますよ?」
週明けにアキラさんの素敵なメイクルームに通してもらって、お茶と茶菓子を出してもらいながら事の顛末を話すと、すぐに協力を申し出てくれる。
なんだかシバのことで相談があるので、二人でお話がしたいのですがっと言うとめちゃくちゃ喜々として通された。
アキラさんは結構恋バナが好きなのだろうか?あんまりそうは見えないが…
「ありがとうございます。ただアキラさんのポーションを信用してないわけではないのですが
シバは人狼だからかポーションの効きがすごく良くて、冒険者のときにもいろいろとやらかしてて…」
暗視ポーションで明るくなり過ぎて目が見えなくなったり、毒消しポーションでパッションパーブルの顔色になったり、防暑ポーションで低体温症を起こしかけたのは本当に危なかった。
「あぁ…なるほど、人狼だから効きが良すぎるのかな?ならバスターさんを弱体化したらどうですか?防御力を一時的に下げるんですよ。それもすぐにできますよ
あんまり一般的なポーションじゃないけど、バスターさんをシバさんの攻撃が通るくらいに防御力を弱体化させて……あぁ…でも大丈夫かな…?」
「何がですか?何か副作用とかありますか?私は防御力も毒耐性もそれなりにはありますが…弱体化のポーションは聞いたことがありませんが、少々の副作用くらいなら大丈夫ですよ」
だいたいポーションは自分で飲んで使うことが多いからバフを付けることが多い、デバフは魔法で付けるのが一般的だ
毒や氷結などは投げつけるタイプのポーションではあったりするが、弱体化ポーションは聞いたことがない
しかしアキラさんの腕なら安心できるし、少々の副作用なら数日すれば治るだろう
「違いますよ、バスターさんなら大丈夫なのはわかっているのですが…
シバさんは強いバスターさんを好きなんですよね?日頃からかっこいいって見惚れていますもんね
なのに番う時に弱くなっちゃって大丈夫かなって、シバさんの気持ちが下がっちゃったりしませんか?」
「えっ…あぁ…そうですね、それは盲点でした。やはり気持ちがあがってないと駄目ですよね…」
「そりゃ人狼にしたら結婚以上の瞬間ですよね?僕にはわからないけど…シバさんとかこだわったりとかしないですか?」
アキラさんの言葉に眉間にシワが寄っていく、確かにシバは強い私が好きなところがある…憧れに近いのかもしれないが、完璧な筋肉とか屈強とかが好きなんだろう
首を隠させるためとはいへ、あのチョーカーを付けさせようとするくらいだから…
「そうですね…困りました。……どうすればっ」
「もしくは…すごく言いにくいですが、ある程度バスターさんにダメージが入ってたらいいのですよね?もうヘロヘロなくらいになってたら…でも昨日も気を飛ばすくらいにはやってたのに……ん~、バスターさん、昨日は本当に快感で落ちたんですか?寝落ちじゃなくて?」
「えっ!イヤッ…そんなわけ、えっ…でもどうなんでしょう…私って結構飲んでたから」
「ん~このことはシバさんには言わない方がいいかな、僕の言う方法は最終手段として考えてくださいね?」
アキラさんの言葉に身を固めるしかなかった。確かに、その方法なら番うことはできるかもしれないが…番うことに対して、めちゃくちゃ私の気が重くなっていった。
一時的に上げるだけならすぐにできますよ?」
週明けにアキラさんの素敵なメイクルームに通してもらって、お茶と茶菓子を出してもらいながら事の顛末を話すと、すぐに協力を申し出てくれる。
なんだかシバのことで相談があるので、二人でお話がしたいのですがっと言うとめちゃくちゃ喜々として通された。
アキラさんは結構恋バナが好きなのだろうか?あんまりそうは見えないが…
「ありがとうございます。ただアキラさんのポーションを信用してないわけではないのですが
シバは人狼だからかポーションの効きがすごく良くて、冒険者のときにもいろいろとやらかしてて…」
暗視ポーションで明るくなり過ぎて目が見えなくなったり、毒消しポーションでパッションパーブルの顔色になったり、防暑ポーションで低体温症を起こしかけたのは本当に危なかった。
「あぁ…なるほど、人狼だから効きが良すぎるのかな?ならバスターさんを弱体化したらどうですか?防御力を一時的に下げるんですよ。それもすぐにできますよ
あんまり一般的なポーションじゃないけど、バスターさんをシバさんの攻撃が通るくらいに防御力を弱体化させて……あぁ…でも大丈夫かな…?」
「何がですか?何か副作用とかありますか?私は防御力も毒耐性もそれなりにはありますが…弱体化のポーションは聞いたことがありませんが、少々の副作用くらいなら大丈夫ですよ」
だいたいポーションは自分で飲んで使うことが多いからバフを付けることが多い、デバフは魔法で付けるのが一般的だ
毒や氷結などは投げつけるタイプのポーションではあったりするが、弱体化ポーションは聞いたことがない
しかしアキラさんの腕なら安心できるし、少々の副作用なら数日すれば治るだろう
「違いますよ、バスターさんなら大丈夫なのはわかっているのですが…
シバさんは強いバスターさんを好きなんですよね?日頃からかっこいいって見惚れていますもんね
なのに番う時に弱くなっちゃって大丈夫かなって、シバさんの気持ちが下がっちゃったりしませんか?」
「えっ…あぁ…そうですね、それは盲点でした。やはり気持ちがあがってないと駄目ですよね…」
「そりゃ人狼にしたら結婚以上の瞬間ですよね?僕にはわからないけど…シバさんとかこだわったりとかしないですか?」
アキラさんの言葉に眉間にシワが寄っていく、確かにシバは強い私が好きなところがある…憧れに近いのかもしれないが、完璧な筋肉とか屈強とかが好きなんだろう
首を隠させるためとはいへ、あのチョーカーを付けさせようとするくらいだから…
「そうですね…困りました。……どうすればっ」
「もしくは…すごく言いにくいですが、ある程度バスターさんにダメージが入ってたらいいのですよね?もうヘロヘロなくらいになってたら…でも昨日も気を飛ばすくらいにはやってたのに……ん~、バスターさん、昨日は本当に快感で落ちたんですか?寝落ちじゃなくて?」
「えっ!イヤッ…そんなわけ、えっ…でもどうなんでしょう…私って結構飲んでたから」
「ん~このことはシバさんには言わない方がいいかな、僕の言う方法は最終手段として考えてくださいね?」
アキラさんの言葉に身を固めるしかなかった。確かに、その方法なら番うことはできるかもしれないが…番うことに対して、めちゃくちゃ私の気が重くなっていった。
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