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29.二人の時間が動き出す
824.俺の雌に 18 (sideシバ)
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「シバァァ…ヒィ、っっ、あぁ…」
「バスターさん、痛いですよね…すいません
バスターさん…」
体中をこじ開けられていく感覚に悲痛な声が漏れるが、大丈夫だ…
痛みなら耐えればいい、さきほどの耐えられないようなゾクゾクした感覚や異物感よりずっといい
腹の中をギチギチと拓かれていくが、体の中が引きつり裂かれていくように痛いが、大丈夫だ…昔に複数の野盗に拘束されて、腹にナイフを突き刺されて、そのまま解剖されかけた時に比べたらどうってことはない痛みだ!
痛みに負けないように、腹に力を入れてシーツを握り締めれば
「うぅ…バスターさん…すいません、そんな顔しないでください…
僕がもっと上手かったらいいのに、大丈夫ですから、力を抜いてくださいよ…
ほらっ前に集中して、お腹の力を抜いてくださいね?」
シバが苦しそうに顔を歪めて、私の萎えてしまったダラリと力を失ったモノを扱きだす。
腹の上に置かれた手が優しく労るようにナデナデと擦られて…自然と腹の力が抜けていく
ジワジワと抜き差しを繰り返してシバのモノが奥へ進もうとしてくる、シバの前段階の射精で放ったヌルつきがグジュグジュと腹の中で音を立てるのが響いている
ひっかかるようになっていた場所がヌルリっと抜けて、クポンっと音が体の中に響いた気がした。
シバのモノがさらに奥に入り込み……
「………あぁあぁ!!なっ?
ひっ、はっ?…ヒィ…あぁあぁ!」
「はぁ…よかった、これで一緒に気持ちよくなれる。バスターさんの腹筋ヤバ過ぎる…全然進まないんだもん、そのまま力を抜いていてくださいね、いっぱい感じてください…」
「あぁあぁ…なっ?はぁ…シバ!っシバ…」
目の前に星がチカチカと瞬いて、頭の中が真っ白になっていく
それが過ぎた快感だとシバの言葉で気付かされた。
シバの体に縋るように抱きつけば、その倍の力で抱きつき返される
シバの名前を無意識に呼べば、その倍の熱量で呼び返されて唇は求められて塞がれる
「バスターさん…気持ちイィ…バスターさんの中が俺のことキューキュー抱きしめてくれるよ、バスターさん…可愛い、大丈夫ですからね?そんなに怖がらないで…大丈夫ですから」
「アッアッ…シバっ、私は、私は…はぁ…シバっ、シバっ!」
「大丈夫ですよ、気持ちいいですね?
可愛ぃ、バスターさんはこれで俺の雌だから…本当に、可愛い…もうどうしよぅ…」
怖がっている?私は怖がっているのか?
痛みならいくらでも我慢できるが…
意識を持っていかれそうな頭が霞みがかる感覚が、ゾクゾクと背筋を伝う悪寒が…どうしようもなく私の口から無様な喘ぎ声のような泣き声をあげさせる
もう身体中が沸騰しそうなくらい熱くて、目には生理的な涙が止めどなく溢れてくる
ボヤケた視界で必死にシバにしがみつくことしかできなくて、それでもシバは大丈夫だと、それ以上に抱きしめ返してくれる
「可愛い…バスターさん、はぁ…こんなに可愛くて、愛しいなんて…
もう離せませんよ、バスターさん、俺はもう俺の雌ですからね、絶対に絶対に俺の雌ですから!」
シバのどこまでも私を求める言葉が、私の最後の抵抗を諦めさせていった。
「バスターさん、痛いですよね…すいません
バスターさん…」
体中をこじ開けられていく感覚に悲痛な声が漏れるが、大丈夫だ…
痛みなら耐えればいい、さきほどの耐えられないようなゾクゾクした感覚や異物感よりずっといい
腹の中をギチギチと拓かれていくが、体の中が引きつり裂かれていくように痛いが、大丈夫だ…昔に複数の野盗に拘束されて、腹にナイフを突き刺されて、そのまま解剖されかけた時に比べたらどうってことはない痛みだ!
痛みに負けないように、腹に力を入れてシーツを握り締めれば
「うぅ…バスターさん…すいません、そんな顔しないでください…
僕がもっと上手かったらいいのに、大丈夫ですから、力を抜いてくださいよ…
ほらっ前に集中して、お腹の力を抜いてくださいね?」
シバが苦しそうに顔を歪めて、私の萎えてしまったダラリと力を失ったモノを扱きだす。
腹の上に置かれた手が優しく労るようにナデナデと擦られて…自然と腹の力が抜けていく
ジワジワと抜き差しを繰り返してシバのモノが奥へ進もうとしてくる、シバの前段階の射精で放ったヌルつきがグジュグジュと腹の中で音を立てるのが響いている
ひっかかるようになっていた場所がヌルリっと抜けて、クポンっと音が体の中に響いた気がした。
シバのモノがさらに奥に入り込み……
「………あぁあぁ!!なっ?
ひっ、はっ?…ヒィ…あぁあぁ!」
「はぁ…よかった、これで一緒に気持ちよくなれる。バスターさんの腹筋ヤバ過ぎる…全然進まないんだもん、そのまま力を抜いていてくださいね、いっぱい感じてください…」
「あぁあぁ…なっ?はぁ…シバ!っシバ…」
目の前に星がチカチカと瞬いて、頭の中が真っ白になっていく
それが過ぎた快感だとシバの言葉で気付かされた。
シバの体に縋るように抱きつけば、その倍の力で抱きつき返される
シバの名前を無意識に呼べば、その倍の熱量で呼び返されて唇は求められて塞がれる
「バスターさん…気持ちイィ…バスターさんの中が俺のことキューキュー抱きしめてくれるよ、バスターさん…可愛い、大丈夫ですからね?そんなに怖がらないで…大丈夫ですから」
「アッアッ…シバっ、私は、私は…はぁ…シバっ、シバっ!」
「大丈夫ですよ、気持ちいいですね?
可愛ぃ、バスターさんはこれで俺の雌だから…本当に、可愛い…もうどうしよぅ…」
怖がっている?私は怖がっているのか?
痛みならいくらでも我慢できるが…
意識を持っていかれそうな頭が霞みがかる感覚が、ゾクゾクと背筋を伝う悪寒が…どうしようもなく私の口から無様な喘ぎ声のような泣き声をあげさせる
もう身体中が沸騰しそうなくらい熱くて、目には生理的な涙が止めどなく溢れてくる
ボヤケた視界で必死にシバにしがみつくことしかできなくて、それでもシバは大丈夫だと、それ以上に抱きしめ返してくれる
「可愛い…バスターさん、はぁ…こんなに可愛くて、愛しいなんて…
もう離せませんよ、バスターさん、俺はもう俺の雌ですからね、絶対に絶対に俺の雌ですから!」
シバのどこまでも私を求める言葉が、私の最後の抵抗を諦めさせていった。
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