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29.二人の時間が動き出す
808.それぞれのセックスの始め方 (sideバスター)
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おずおずとシバが言いにくそうに自分のセックスの話をしだした。
なんだ?そんなに人狼と人間のセックスは違うのか?
「セックスが上手く行かなくても嫌ったりしないぞ、そんなん後から少しずつすり合わせればいいじゃないか?
それともなんだ?ドラゴン族みたいにペニスが二本あるとかじゃないだろ?」
「二本はないです…えぇ…すごいですね、ドラゴン族って
あの…俺はバスターさんのセックスの始めは体中を舐めたりしたいです。あと興奮しだすと噛んだりします。」
なんだそんなことを気にして心配してたのか?舐めるくらい人間だってするし、別に噛まれるくらいは大丈夫だが
私の防御力の強さは知っていると思うが…
「あと…興奮しすぎると、満足するまで抜けなくなります。それに出す量も人間より多いみたいで…だから…」
「ははっ…要はしつこくて、絶倫気味ってことでいいか?大丈夫じゃないか?私は。そこらへんの娼婦には体力的には負けないと思うぞ?」
「でも…本当に、大丈夫ですか?
俺は娼宿では人狼の娘しか選ばないから、あんまり人間のセックスを知らなくて…さすがに他種族のセックスは講習会でも習わなかったから、だから上手くできないかもって…」
シバの唇に人差し指を一本当てる、不安そうに揺れている大きな瞳で見つめられては頬が緩んでしまう
こんな可愛いシバが私のモノになるかと思えば、少々の不快感や痛みなどは怖くはないし
胸の高鳴りはそれ以上に強くなる
「シバ…これ以上のおしゃべりは無粋だよ?
それに私達は愛し合うんだろう?
娼宿とは違うんだ、上手くいかなくてもいいんだよ?これからするのは愛し合う行為だろ?
上手いとか、下手とかないんじゃないかな…
お互いを知り合って愛し合っていくものだろう?」
シバの目が私を見つめて離さない、唇に添えた指を離してそのまま頬に這わせて優しく撫でていく
シバがはぁっと熱い吐息を吐いていく
その吐息の熱すら感じたくて…
「シバ、私はキスがしたいよ…そうだな…
私はセックスをキスから始めたいな
熱いキスをしてくれよ…お願いだよ、私の可愛い雄さん?」
もう噛みつかれるような勢いで唇を重ねられていく、体型としては私の方がかなり大きいがそれでも必死に抱きしめて、もう私の体をよじ登るような勢いで唇を奪いにくるシバが愛しい
「ふふ…シバ、ベッドに連れて行ってはくれないか?こんなところに立っていたら湯冷めしてしまうよ…早くお前の温かな毛で温めておくれよ」
唇をずらして、吐息のように呟く言葉に…もう高速の勢いでブンブンっと頷いて、手をグイグイと引っ張ってベッドにエスコートしてくれる。
ポスンっとベッドに座らされ、頭を抱えるようにキスの続きをしてくれる。
さっきの必死な飛びかかるようなキスじゃなくて、幾分は余裕ができたキスは思いの外上手くて、シバとキスをしてると思えば、その唾液は甘くさえ思えた。
「バスターさん…ヤバい…好き、俺…はぁ、気持ちイィ…」
なんだ?そんなに人狼と人間のセックスは違うのか?
「セックスが上手く行かなくても嫌ったりしないぞ、そんなん後から少しずつすり合わせればいいじゃないか?
それともなんだ?ドラゴン族みたいにペニスが二本あるとかじゃないだろ?」
「二本はないです…えぇ…すごいですね、ドラゴン族って
あの…俺はバスターさんのセックスの始めは体中を舐めたりしたいです。あと興奮しだすと噛んだりします。」
なんだそんなことを気にして心配してたのか?舐めるくらい人間だってするし、別に噛まれるくらいは大丈夫だが
私の防御力の強さは知っていると思うが…
「あと…興奮しすぎると、満足するまで抜けなくなります。それに出す量も人間より多いみたいで…だから…」
「ははっ…要はしつこくて、絶倫気味ってことでいいか?大丈夫じゃないか?私は。そこらへんの娼婦には体力的には負けないと思うぞ?」
「でも…本当に、大丈夫ですか?
俺は娼宿では人狼の娘しか選ばないから、あんまり人間のセックスを知らなくて…さすがに他種族のセックスは講習会でも習わなかったから、だから上手くできないかもって…」
シバの唇に人差し指を一本当てる、不安そうに揺れている大きな瞳で見つめられては頬が緩んでしまう
こんな可愛いシバが私のモノになるかと思えば、少々の不快感や痛みなどは怖くはないし
胸の高鳴りはそれ以上に強くなる
「シバ…これ以上のおしゃべりは無粋だよ?
それに私達は愛し合うんだろう?
娼宿とは違うんだ、上手くいかなくてもいいんだよ?これからするのは愛し合う行為だろ?
上手いとか、下手とかないんじゃないかな…
お互いを知り合って愛し合っていくものだろう?」
シバの目が私を見つめて離さない、唇に添えた指を離してそのまま頬に這わせて優しく撫でていく
シバがはぁっと熱い吐息を吐いていく
その吐息の熱すら感じたくて…
「シバ、私はキスがしたいよ…そうだな…
私はセックスをキスから始めたいな
熱いキスをしてくれよ…お願いだよ、私の可愛い雄さん?」
もう噛みつかれるような勢いで唇を重ねられていく、体型としては私の方がかなり大きいがそれでも必死に抱きしめて、もう私の体をよじ登るような勢いで唇を奪いにくるシバが愛しい
「ふふ…シバ、ベッドに連れて行ってはくれないか?こんなところに立っていたら湯冷めしてしまうよ…早くお前の温かな毛で温めておくれよ」
唇をずらして、吐息のように呟く言葉に…もう高速の勢いでブンブンっと頷いて、手をグイグイと引っ張ってベッドにエスコートしてくれる。
ポスンっとベッドに座らされ、頭を抱えるようにキスの続きをしてくれる。
さっきの必死な飛びかかるようなキスじゃなくて、幾分は余裕ができたキスは思いの外上手くて、シバとキスをしてると思えば、その唾液は甘くさえ思えた。
「バスターさん…ヤバい…好き、俺…はぁ、気持ちイィ…」
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