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27.強くなるよ
737.貴方は恐ろしい (sideバスター)
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恐ろしかった。
あの異世界のような雑居ビルの中を、飄々と進む様が…
あんな素敵な女性たちを誑かしながら、気にもかけてない様が…
あんな三人組を簡単に陥れる道に進めさせる様が…
きっとあの三人組はあの世界から抜け出せなくなるだろう、あの場所はそんな恐ろしいが惹きつけられてしかたない雰囲気があった。
その証拠に、あいつらはあの店に入ってから一言も喋らなかった。
あのなに、酷い暴言や嫌味が止まらなかったあいつらがだ!
そんな世界と繋がっているアキラさんが不気味で恐ろしくて、そして惹きつけられてしまった……貴方は…どこに?
「あぁ~、美味しいぃ…はぁ、今日のお酒は最高に美味しいですね?はスターさん!
あはは、ちゃんと飲んでます?
もうあいつらもいないし、今日は楽しく飲みましょうね?アハハハ」
アキラさんがちょっとだけ祝杯をしましょう?っと声をかけてきたから、少しだけと思って席に付いたが……
えっ?貴方は、ビール一杯目ですよね?そんなバカ笑いする?
「えぇ、いただいてます。
アキラさんってもしかしたて、お酒が弱い方でしたか?
あいつらにはかなり飲まされてましたよね?えぇ…あのときは普通でしたよね?」
「アキラさんはかなり弱いですよ?
接待のときなどは酔いにくくなるポーションを使ってるんですよ
普段はいつもこんな感じです。お酒は好きですが、めちゃくちゃ弱い笑い上戸です」
アキラさんの隣で谷口さんがサラダを取り分けつつ、ケラケラ一人で笑っているアキラさんの代わりに応えてくれる。
谷口さんはノンアルコールビールを飲んでいる。流石にできる秘書は酒など飲まないか
「うぃ~、谷口しゃん…今日はタクシーで帰るから谷口しゃんも飲みましょうよ?
谷口しゃんが酔ったところ見てみたいなぁ」
「私はめちゃくちゃ強いですから変わりませんよ?
お酒がもったいないくらい強いですからね?社用車置いていくわけに行きませからね?
ほらっ、アキラさんは串焼きの串は取らなくていいですよ…バスターさんのハイボールも用意しなくていいですよ…
すぐに接待の癖がでちゃいますね」
「えぇ…谷口しゃんとも飲みたい
今度は社用車なしで来て一緒に飲みましょうよ…
いつも運転手さんさせてて申し訳ない……なんならうちで飲んだら良くない?訓練所からも近いし、社用車置いていけるし良くない?」
アキラさんが谷口さんに甘えるようにわがままを言い出した。
谷口さんがハイハイっとそんなアキラさんをあやすように流している…
えぇ…?さっきまでの恐ろしいアキラさんはどこに?
二杯目に私に合わせてか、ハイボール飲みだしたけど大丈夫ですか?ビール一杯でかなり酔ってたけど、ハイボール飲んだら倒れませんか?
案の定にハイボールを半分飲んだくらいで、机に突っ伏して寝だしてしまった。
潰れるの早すぎないか?私もまだ二杯目なんだが…全然酔ってないのだが
「ははっ、よっぽどあの方々を始末できたのが嬉しかったのかな?
それともバスターさんと飲めたのが嬉しかったのかな?
今日はピッチが早いですね、本当に可愛い息子ですね…
ところでバスターさん、シバさんのことですが、少しお話したいことがあります。」
そこからはひたすら谷口さんが恐ろしかった。
優しい口調でいつもの柔らかな表情なのに、ひたすら理詰め懇々といかに私の教育がなっていないか、今後の課題はっとひたすら怒られた。
怖い……谷口さんめちゃくちゃ怖い……
アキラさんより怖いかかもしれなかった。
あの異世界のような雑居ビルの中を、飄々と進む様が…
あんな素敵な女性たちを誑かしながら、気にもかけてない様が…
あんな三人組を簡単に陥れる道に進めさせる様が…
きっとあの三人組はあの世界から抜け出せなくなるだろう、あの場所はそんな恐ろしいが惹きつけられてしかたない雰囲気があった。
その証拠に、あいつらはあの店に入ってから一言も喋らなかった。
あのなに、酷い暴言や嫌味が止まらなかったあいつらがだ!
そんな世界と繋がっているアキラさんが不気味で恐ろしくて、そして惹きつけられてしまった……貴方は…どこに?
「あぁ~、美味しいぃ…はぁ、今日のお酒は最高に美味しいですね?はスターさん!
あはは、ちゃんと飲んでます?
もうあいつらもいないし、今日は楽しく飲みましょうね?アハハハ」
アキラさんがちょっとだけ祝杯をしましょう?っと声をかけてきたから、少しだけと思って席に付いたが……
えっ?貴方は、ビール一杯目ですよね?そんなバカ笑いする?
「えぇ、いただいてます。
アキラさんってもしかしたて、お酒が弱い方でしたか?
あいつらにはかなり飲まされてましたよね?えぇ…あのときは普通でしたよね?」
「アキラさんはかなり弱いですよ?
接待のときなどは酔いにくくなるポーションを使ってるんですよ
普段はいつもこんな感じです。お酒は好きですが、めちゃくちゃ弱い笑い上戸です」
アキラさんの隣で谷口さんがサラダを取り分けつつ、ケラケラ一人で笑っているアキラさんの代わりに応えてくれる。
谷口さんはノンアルコールビールを飲んでいる。流石にできる秘書は酒など飲まないか
「うぃ~、谷口しゃん…今日はタクシーで帰るから谷口しゃんも飲みましょうよ?
谷口しゃんが酔ったところ見てみたいなぁ」
「私はめちゃくちゃ強いですから変わりませんよ?
お酒がもったいないくらい強いですからね?社用車置いていくわけに行きませからね?
ほらっ、アキラさんは串焼きの串は取らなくていいですよ…バスターさんのハイボールも用意しなくていいですよ…
すぐに接待の癖がでちゃいますね」
「えぇ…谷口しゃんとも飲みたい
今度は社用車なしで来て一緒に飲みましょうよ…
いつも運転手さんさせてて申し訳ない……なんならうちで飲んだら良くない?訓練所からも近いし、社用車置いていけるし良くない?」
アキラさんが谷口さんに甘えるようにわがままを言い出した。
谷口さんがハイハイっとそんなアキラさんをあやすように流している…
えぇ…?さっきまでの恐ろしいアキラさんはどこに?
二杯目に私に合わせてか、ハイボール飲みだしたけど大丈夫ですか?ビール一杯でかなり酔ってたけど、ハイボール飲んだら倒れませんか?
案の定にハイボールを半分飲んだくらいで、机に突っ伏して寝だしてしまった。
潰れるの早すぎないか?私もまだ二杯目なんだが…全然酔ってないのだが
「ははっ、よっぽどあの方々を始末できたのが嬉しかったのかな?
それともバスターさんと飲めたのが嬉しかったのかな?
今日はピッチが早いですね、本当に可愛い息子ですね…
ところでバスターさん、シバさんのことですが、少しお話したいことがあります。」
そこからはひたすら谷口さんが恐ろしかった。
優しい口調でいつもの柔らかな表情なのに、ひたすら理詰め懇々といかに私の教育がなっていないか、今後の課題はっとひたすら怒られた。
怖い……谷口さんめちゃくちゃ怖い……
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