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26.そして共に
684.さぁ準備を
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「それにしても、共鳴の魔石なんてよく手に入ったね?
今じゃあちょっとしたレア品だよ?
なかなか手に入らない品だよ」
「千代丸さんがアキラと番うならって用意してくれたんだよ
あとダークさんも何か準備してくれてるみたいだよ
二人共すごく喜んでた…」
なるほど……お千代さんならすぐに手に入るだろうし、ジョンが僕から離れられないようにサポートするつもりだな
ダークに至っては何するつもりだろう?
人狼族引き連れてお祝いとかに来られるのは嫌なんだけどなぁ
ダークは普段は常識人なんだけど、偶にぶっ飛んだことするしなぁ
「あとおじいちゃんがプロポーズが成功したら、盛大に結婚式をするって言ってたよ?
シンゼン?ジンゼン?あと…ツノカクシ?とか、カクテルドレスがどうとか……なんかいろいろとシノダ教授と楽しそうに話してたよ?」
はぁ??しないよ?絶対にしないよ?
何を会長とロンさんは考えてるんだよ!
僕たちは男同士だし、なんで結婚式する気なんだよ!!
とりあえず、外野が盛大にwktkしてたのがあの日の変な雰囲気だったわけか……
「はぁ…とりあえず、皆へのお礼と拒否は明日にしておいて…
ジョン……そろそろお風呂入りたいな?」
僕の言葉にすごくいい笑顔でお風呂の準備をしに行ってくれた。
湯船に浸かっているとニヤニヤが出てきてしまう、大変にみっともない……
お風呂に浸かると気持ちがほどけるのか、辛いときは涙が我慢できなくなってしまうから
そうじゃないかな?っと思ってジョン君の一緒に~の申し出を断って本当によかった!
もう情けないを通り越して我ながらキモいのではないか?ってほどニヤニヤしてしまう……
最初に一緒にお風呂に入ったときを思い出せば、ジョンは酷く怯えて、鞭の跡やGPSに憤慨して……
あのGPSはまだ埋めこまれたままになっている。手術で簡単に取り出せるが……少しでもジョンを傷つけたくなかったのだ
ハヤトはアレを活用できる状態にないなら、痛い思いをさせてまで取る必要はないだろうと
でもその同じような効果の魔石をジョンは僕に贈ったのだ、そこからは……
独占欲に征服欲、依存心に執着、ありとあらゆる本来なら疎まれる感情が見て取れるがけど
それでも、その全てが僕に向っていると思うと嬉しくて堪らない
ニヤける情けない顔で共鳴の魔石をピアスにしたらきっと早く馴染むだろう
ジョンが見せてくれた執着に、僕の更に強い執着が頭をもたげ出して困ってしまう
止めておいた方がいいのはわかっている、コレは神の領域だ…人が手を出すものじゃない……
自分の大概な思考を抑えて、たぶんフカフカのタオルを広げてくれてる可愛いワンコがいる脱衣所に向かっていった。
「ゆっくり温まれた?泣いたりしてない?一緒に入ってくれたらよかったのに……」
ちょっと拗ねたように口を尖らせているジョンのタオルに身を包まれながら、柔らかな包容に頬を緩ませて
抱き上げられる腕に身を任せていった。
今じゃあちょっとしたレア品だよ?
なかなか手に入らない品だよ」
「千代丸さんがアキラと番うならって用意してくれたんだよ
あとダークさんも何か準備してくれてるみたいだよ
二人共すごく喜んでた…」
なるほど……お千代さんならすぐに手に入るだろうし、ジョンが僕から離れられないようにサポートするつもりだな
ダークに至っては何するつもりだろう?
人狼族引き連れてお祝いとかに来られるのは嫌なんだけどなぁ
ダークは普段は常識人なんだけど、偶にぶっ飛んだことするしなぁ
「あとおじいちゃんがプロポーズが成功したら、盛大に結婚式をするって言ってたよ?
シンゼン?ジンゼン?あと…ツノカクシ?とか、カクテルドレスがどうとか……なんかいろいろとシノダ教授と楽しそうに話してたよ?」
はぁ??しないよ?絶対にしないよ?
何を会長とロンさんは考えてるんだよ!
僕たちは男同士だし、なんで結婚式する気なんだよ!!
とりあえず、外野が盛大にwktkしてたのがあの日の変な雰囲気だったわけか……
「はぁ…とりあえず、皆へのお礼と拒否は明日にしておいて…
ジョン……そろそろお風呂入りたいな?」
僕の言葉にすごくいい笑顔でお風呂の準備をしに行ってくれた。
湯船に浸かっているとニヤニヤが出てきてしまう、大変にみっともない……
お風呂に浸かると気持ちがほどけるのか、辛いときは涙が我慢できなくなってしまうから
そうじゃないかな?っと思ってジョン君の一緒に~の申し出を断って本当によかった!
もう情けないを通り越して我ながらキモいのではないか?ってほどニヤニヤしてしまう……
最初に一緒にお風呂に入ったときを思い出せば、ジョンは酷く怯えて、鞭の跡やGPSに憤慨して……
あのGPSはまだ埋めこまれたままになっている。手術で簡単に取り出せるが……少しでもジョンを傷つけたくなかったのだ
ハヤトはアレを活用できる状態にないなら、痛い思いをさせてまで取る必要はないだろうと
でもその同じような効果の魔石をジョンは僕に贈ったのだ、そこからは……
独占欲に征服欲、依存心に執着、ありとあらゆる本来なら疎まれる感情が見て取れるがけど
それでも、その全てが僕に向っていると思うと嬉しくて堪らない
ニヤける情けない顔で共鳴の魔石をピアスにしたらきっと早く馴染むだろう
ジョンが見せてくれた執着に、僕の更に強い執着が頭をもたげ出して困ってしまう
止めておいた方がいいのはわかっている、コレは神の領域だ…人が手を出すものじゃない……
自分の大概な思考を抑えて、たぶんフカフカのタオルを広げてくれてる可愛いワンコがいる脱衣所に向かっていった。
「ゆっくり温まれた?泣いたりしてない?一緒に入ってくれたらよかったのに……」
ちょっと拗ねたように口を尖らせているジョンのタオルに身を包まれながら、柔らかな包容に頬を緩ませて
抱き上げられる腕に身を任せていった。
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