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23.逃げる君
614.君の実家へ (side会長)
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「なるほど…憑依をやられましたか。
クソッ、カズマのやつ、本当に酷いことを
ジョン君、精神的ダメージはもう大丈夫ですか?
魔力抵抗力がほぼゼロだとなすすべなかっらろうに…
可哀想に…辛かったね?」
ダーク君が打って変わって優しい口調でジョン君のカウンセリングを始めている、そういえばあの子は診療所の医者だと言ってたのう。
とりあえずジョン君はダーク君にまかせていいのか?
とりあえず、椅子に座って困った顔の千代丸君の話を聞こう。
「アキラが家出した経緯もだいたいわかりました。
確かに魔力吸ってる状態だといつもより興奮しやすいんですよ、あと何回も魔法の大技を放って魔力の放出と吸収をしたのもいけなかったかな…
あとは…あのポーションがなぁ…」
「やはり痛覚無効ポーションが大きな原因かの?
精神不安定とかの副作用とかあるのか?」
「ん~、あれは基本的に痛みを忘れさせるのが主な効果なんですけど、要は脳を麻痺させるんですよ
その分、効き目が切れたときの反動がでかいのですが…
アキラは、いろんなポーションを自分で試して使いすぎてるからポーションの効きが悪いでしょ?
案外もう、切れかかってたんじゃないのかな?」
千代丸君の言葉に、自分の顔が引き攣るのがわかる。
あの戦いの最中のに痛みを感じだしとったということか?
「あぁ…たぶん体の痛みは一番最後まで無効になりますから、まだ痛みはなかったと思いますが…
脳の麻痺はね、ココの痛みもわからなくさせるんですよ」
千代丸君が胸を親指を立ててトントンっと叩いていく。
「あのポーションは本来は自爆テロや玉砕覚悟の攻撃時に使われる、非人道的ポーションですよ
痛みと恐怖と悲しみを忘れさせるポーションです。
精神面の反動はもう来てたんじゃないのかな…
恋人に殴られて、骨を折られて、無理矢理に犯されて…頭では中身は違うとわかってるだろうけど辛かっただろうし
その上、自分とは会えなくなってる状態からの浮気の発覚ですよ?
そりゃ家出もしたくなりますよ…
たぶんアキラの行き先は、アキラの実家ですよ
どうしますか?迎えにいかなきゃ、たぶん返してもらえませんよ…
アキラの実家は、めちゃくちゃ厄介ですからね」
千代丸君の言葉に頭を抱えたくなってしまった。
やっぱりアキラ君は実家に帰ってしまったのか…、こりゃ大事になるわい!
「はぁ…ありがとう、ワシも腹をくくるわい
とりあえず、ジョン君と迎えに行きたいと思うんじゃが
場所はわかるのかの?ワシはまだ教えてもらってなかったんじゃよ」
千代丸君が難しい顔をして、ダーク君の方をちらりと見る。
ダーク君がジョン君の手を握って、相変わらず優しい表情で話をしている。
「はぁ…それなら、とりあえずダークの説得から始めないといけないなぁ
とりあえずジョン君の治療が終わるまでの時間くらいは、お茶をゆっくりさせてください
今、ダークが回復魔法がかけてますから
精神ダメージにもダークくらいの回復士なら効く魔法かけれるんですよ
あれでジョン君はかなり落ち着くと思いますよ」
ダーク君は回復士でもあるのか!
なるほど、あの手から魔法をかけてるのか
ジョン君がダーク君の話をしっかりと聞いて頷いておる
さっきよりも顔色も良くなってきてるし、瞳にも力が戻ってきてる。
よかった…ジョン君はこれで大丈夫そうじゃな!
クソッ、カズマのやつ、本当に酷いことを
ジョン君、精神的ダメージはもう大丈夫ですか?
魔力抵抗力がほぼゼロだとなすすべなかっらろうに…
可哀想に…辛かったね?」
ダーク君が打って変わって優しい口調でジョン君のカウンセリングを始めている、そういえばあの子は診療所の医者だと言ってたのう。
とりあえずジョン君はダーク君にまかせていいのか?
とりあえず、椅子に座って困った顔の千代丸君の話を聞こう。
「アキラが家出した経緯もだいたいわかりました。
確かに魔力吸ってる状態だといつもより興奮しやすいんですよ、あと何回も魔法の大技を放って魔力の放出と吸収をしたのもいけなかったかな…
あとは…あのポーションがなぁ…」
「やはり痛覚無効ポーションが大きな原因かの?
精神不安定とかの副作用とかあるのか?」
「ん~、あれは基本的に痛みを忘れさせるのが主な効果なんですけど、要は脳を麻痺させるんですよ
その分、効き目が切れたときの反動がでかいのですが…
アキラは、いろんなポーションを自分で試して使いすぎてるからポーションの効きが悪いでしょ?
案外もう、切れかかってたんじゃないのかな?」
千代丸君の言葉に、自分の顔が引き攣るのがわかる。
あの戦いの最中のに痛みを感じだしとったということか?
「あぁ…たぶん体の痛みは一番最後まで無効になりますから、まだ痛みはなかったと思いますが…
脳の麻痺はね、ココの痛みもわからなくさせるんですよ」
千代丸君が胸を親指を立ててトントンっと叩いていく。
「あのポーションは本来は自爆テロや玉砕覚悟の攻撃時に使われる、非人道的ポーションですよ
痛みと恐怖と悲しみを忘れさせるポーションです。
精神面の反動はもう来てたんじゃないのかな…
恋人に殴られて、骨を折られて、無理矢理に犯されて…頭では中身は違うとわかってるだろうけど辛かっただろうし
その上、自分とは会えなくなってる状態からの浮気の発覚ですよ?
そりゃ家出もしたくなりますよ…
たぶんアキラの行き先は、アキラの実家ですよ
どうしますか?迎えにいかなきゃ、たぶん返してもらえませんよ…
アキラの実家は、めちゃくちゃ厄介ですからね」
千代丸君の言葉に頭を抱えたくなってしまった。
やっぱりアキラ君は実家に帰ってしまったのか…、こりゃ大事になるわい!
「はぁ…ありがとう、ワシも腹をくくるわい
とりあえず、ジョン君と迎えに行きたいと思うんじゃが
場所はわかるのかの?ワシはまだ教えてもらってなかったんじゃよ」
千代丸君が難しい顔をして、ダーク君の方をちらりと見る。
ダーク君がジョン君の手を握って、相変わらず優しい表情で話をしている。
「はぁ…それなら、とりあえずダークの説得から始めないといけないなぁ
とりあえずジョン君の治療が終わるまでの時間くらいは、お茶をゆっくりさせてください
今、ダークが回復魔法がかけてますから
精神ダメージにもダークくらいの回復士なら効く魔法かけれるんですよ
あれでジョン君はかなり落ち着くと思いますよ」
ダーク君は回復士でもあるのか!
なるほど、あの手から魔法をかけてるのか
ジョン君がダーク君の話をしっかりと聞いて頷いておる
さっきよりも顔色も良くなってきてるし、瞳にも力が戻ってきてる。
よかった…ジョン君はこれで大丈夫そうじゃな!
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