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20.胸のホールを埋めてください 3
538.バスローブから始まる (sideシノダ教授)
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「先にお風呂に入っておいで、ふふっ可愛い…緊張してるね…
お酒は回りすぎてない?顔が真っ赤だけど…気持ち悪いとかない?」
バーから部屋に戻ってお風呂に湯を張り、アキラ君を促す
アキラ君はソファの上で真っ赤に俯いて体を強張らせている
「ありがとうございます
その…僕…本当に何もこういう時にしないといけないこととか、知らなくて…
あの…教えていただきたいんですけど……きっ綺麗にするのとか…」
あぁそうか、アキラ君はジョン君としかやったことがないから…
中を綺麗にする方法は一つしか知らないんだったね
これは気を回さなかった俺の失態だな…
健気に自分がしなければいけないのかとか、どうすればできるのかとか必死に考えてくれてたんだろうなぁ…
「大丈夫だよ、心配しなくても僕に全部任せてくれたらいいからね?
むしろ全部やりたい方だってアキラ君知ってるでしょ?
普通にゆっくりお風呂に入ってきてよ」
まだ緊張は解けていないみたいだけど、安心したようにお風呂に行ってくれた
「ふはは!アキラ君でもまったく似合わないものってあるんだね!!
ひっひっひ…バスローブ似合わなすぎ!着られてる感がひどい…」
「むぅ~しかたないじゃないですか、浴衣かこれしかなかったし
お風呂あがりにはこれかなって」
俺の爆笑に口を尖らせて抗議をするアキラ君が可愛い
謀らずも緊張が和らげたみたいでホッとした
俺も風呂に入って出てくればソファでまた少し緊張をした顔のアキラ君がいたから…
「アキラ君、どうかな?俺のベストコーデってバスローブだったんじゃないかってくらい似合ってない?」
「ふはっ!すごい、ブランデー片手に猫を撫でて欲しい…あと葉巻とか横にあったら完璧だ!
めちゃくちゃ似合うってますよ!アハハハ、ウケるっ」
バスローブにこんなに助けられるなんて思いもしなかったけど、僕の軽口にまだ笑っているアキラ君の腰に手を回して頬に手を添えれば
体を少し強張らせて、俺の口付けを素直に受け入れてくれる
そのままアキラ君を抱き上げる
この生活をしててわかったことの一つが、アキラ君はやっぱり痩せすぎだ…
アキラくんだって170overの成人男性なのに、冒険者を引退している俺でもこんなに簡単に持ち上げることができる
ベッドに下ろしてバスローブを解いていけば、初めて間近で見たアキラ君の裸は、思った通り細くて華奢できつく抱きしめたら折れてしまいそうなのに…
いくつもの古傷がある
「あんまり見ないでくださいよ…
きっと思ってたより綺麗じゃないでしょ?
ガリガリだし、傷だらけだし…
服を脱いだ本当の僕は…こんななんですよ?
どんなに可愛く着飾って誤魔化しても…
愛されてる価値なんて…きっとないんだ…」
「そんなわけないだろ、すごく綺麗だよ…こんな綺麗な体は初めてみたよ!
この傷はアキラ君が必死に生きてきた証でしょ?
君の半生を慮れば…この傷はすごく美しく見えるよ」
自虐的に笑うアキラ君は僕の言葉に泣きそうな顔になる
俺が古傷に唇を這わせて、吸い上げるようにキスをすれば…
アキラ君は俺の頭を抱えるように抱きついてくる
耳元にかかる吐息が熱くて…興奮で頭をクラクラさせた
お酒は回りすぎてない?顔が真っ赤だけど…気持ち悪いとかない?」
バーから部屋に戻ってお風呂に湯を張り、アキラ君を促す
アキラ君はソファの上で真っ赤に俯いて体を強張らせている
「ありがとうございます
その…僕…本当に何もこういう時にしないといけないこととか、知らなくて…
あの…教えていただきたいんですけど……きっ綺麗にするのとか…」
あぁそうか、アキラ君はジョン君としかやったことがないから…
中を綺麗にする方法は一つしか知らないんだったね
これは気を回さなかった俺の失態だな…
健気に自分がしなければいけないのかとか、どうすればできるのかとか必死に考えてくれてたんだろうなぁ…
「大丈夫だよ、心配しなくても僕に全部任せてくれたらいいからね?
むしろ全部やりたい方だってアキラ君知ってるでしょ?
普通にゆっくりお風呂に入ってきてよ」
まだ緊張は解けていないみたいだけど、安心したようにお風呂に行ってくれた
「ふはは!アキラ君でもまったく似合わないものってあるんだね!!
ひっひっひ…バスローブ似合わなすぎ!着られてる感がひどい…」
「むぅ~しかたないじゃないですか、浴衣かこれしかなかったし
お風呂あがりにはこれかなって」
俺の爆笑に口を尖らせて抗議をするアキラ君が可愛い
謀らずも緊張が和らげたみたいでホッとした
俺も風呂に入って出てくればソファでまた少し緊張をした顔のアキラ君がいたから…
「アキラ君、どうかな?俺のベストコーデってバスローブだったんじゃないかってくらい似合ってない?」
「ふはっ!すごい、ブランデー片手に猫を撫でて欲しい…あと葉巻とか横にあったら完璧だ!
めちゃくちゃ似合うってますよ!アハハハ、ウケるっ」
バスローブにこんなに助けられるなんて思いもしなかったけど、僕の軽口にまだ笑っているアキラ君の腰に手を回して頬に手を添えれば
体を少し強張らせて、俺の口付けを素直に受け入れてくれる
そのままアキラ君を抱き上げる
この生活をしててわかったことの一つが、アキラ君はやっぱり痩せすぎだ…
アキラくんだって170overの成人男性なのに、冒険者を引退している俺でもこんなに簡単に持ち上げることができる
ベッドに下ろしてバスローブを解いていけば、初めて間近で見たアキラ君の裸は、思った通り細くて華奢できつく抱きしめたら折れてしまいそうなのに…
いくつもの古傷がある
「あんまり見ないでくださいよ…
きっと思ってたより綺麗じゃないでしょ?
ガリガリだし、傷だらけだし…
服を脱いだ本当の僕は…こんななんですよ?
どんなに可愛く着飾って誤魔化しても…
愛されてる価値なんて…きっとないんだ…」
「そんなわけないだろ、すごく綺麗だよ…こんな綺麗な体は初めてみたよ!
この傷はアキラ君が必死に生きてきた証でしょ?
君の半生を慮れば…この傷はすごく美しく見えるよ」
自虐的に笑うアキラ君は僕の言葉に泣きそうな顔になる
俺が古傷に唇を這わせて、吸い上げるようにキスをすれば…
アキラ君は俺の頭を抱えるように抱きついてくる
耳元にかかる吐息が熱くて…興奮で頭をクラクラさせた
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