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19..胸のホールを埋めてください 2
508.君の気持ちが複雑すぎて
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「どうしたの?急に…
何でそんな声だしてるの?」
アキラが辛そうに笑うのを失敗したようなクシャっとした顔をしていて
でもすぐに僕の胸に顔を埋めて隠してしまった
「ごめんね、違うんだ……
駄目だね、あんな風に抱かれたからかな?
感情がうまくコントロールできなくなってるみたいたなんだよ……
すごく幸せなのに、泣きたくなるくらい不安になってしまう
大丈夫だよ……ジョン君が側にいてくれるのはわかっているし」
小さく漏れるアキラの溜め息が、大丈夫だって言ってない
本当に急にどうしたの?
抱きしめた手を緩ませて、続きを促すように背中をさすりながら覗きこむ…
僕の毛をギュッと握りしめて俯きながら
「僕は……かなり嫉妬深かったんだなって思ったの……」
嫉妬?僕はかなりヤキモチ焼きだし、すぐに嫉妬して失敗をすり!
それこそ何回したかもわからないくらいにしてる!
でもアキラからそんなの焼かれた記憶なんてまったくないし、っというか誰に焼いたの?この状態で焼く相手はいた?
僕の胸からよじよじっと出てきて、首にしがみつく
拗ねたみたいに唇を尖らせて
「記憶があるときの僕に嫉妬したの…本当にこんな感情初めてだよ、ドロドロして嫌なものだね…
……ジョン君も悪いんだからね……」
えっ?自分に嫉妬したの?
僕も悪いの?
何か悪いことしました?
ちょっと待って!嫉妬される側の気持ちってこんななの…すごく不安だし、ちょっと嬉しいけど、どうしよぅってなるよ……
「ジョン君が、エッチのときちょいちょい比較するから…あれ結構、厶ッてなる!
今の僕がポンコツなのはわかってるけど……」
ふわぁぁぁ?してた?僕、比較とかしてた?
いやでも記憶のあるときのアキラもないときのアキラも
アキラはアキラで…一緒で
……ってこの考え方だから何か地雷踏み抜いてたんだ!
血の気がザッと引いていく…
どこでだ?………確かに今のアキラはとか言ってたかも?
「うわぁぁ!!ごめんなさい、本当にごめんなさい!
比較したとか、そんなつもりなかっはたんだよ…僕にとってアキラはアキラで…だからそんな……、本当にごめんなさい」
これは僕が悪い、100%僕が悪い!
ベッドの中で比較するとか絶対に駄目だし…
道理も思いやりもあったもんじゃない!?
最低だ!攻め入る側としたら最低な抱き方だ!!
「いいよ…ジョン君の言ってることは正しいし、僕が僕なのは間違いないことなんだけど
それでもジョン君を知ってる僕が羨ましくて、憎らしい……
ジョン君は僕だけを求めてくれたらいいのにってドロドロした気持ちばかり溢れてきちゃう……」
首に巻き付きながら耳に息を吹きかけるようにアキラが呟く
その吐息にゾワゾワしたものが走るけど…
えっ?何?アキラさん僕を煽ってるの?
驚いて肩口のアキラを見れば憂いを帯びたような笑顔を向けてくる
僕の心臓が跳ね上がってアキラの体をきつく抱きしめていた
何でそんな声だしてるの?」
アキラが辛そうに笑うのを失敗したようなクシャっとした顔をしていて
でもすぐに僕の胸に顔を埋めて隠してしまった
「ごめんね、違うんだ……
駄目だね、あんな風に抱かれたからかな?
感情がうまくコントロールできなくなってるみたいたなんだよ……
すごく幸せなのに、泣きたくなるくらい不安になってしまう
大丈夫だよ……ジョン君が側にいてくれるのはわかっているし」
小さく漏れるアキラの溜め息が、大丈夫だって言ってない
本当に急にどうしたの?
抱きしめた手を緩ませて、続きを促すように背中をさすりながら覗きこむ…
僕の毛をギュッと握りしめて俯きながら
「僕は……かなり嫉妬深かったんだなって思ったの……」
嫉妬?僕はかなりヤキモチ焼きだし、すぐに嫉妬して失敗をすり!
それこそ何回したかもわからないくらいにしてる!
でもアキラからそんなの焼かれた記憶なんてまったくないし、っというか誰に焼いたの?この状態で焼く相手はいた?
僕の胸からよじよじっと出てきて、首にしがみつく
拗ねたみたいに唇を尖らせて
「記憶があるときの僕に嫉妬したの…本当にこんな感情初めてだよ、ドロドロして嫌なものだね…
……ジョン君も悪いんだからね……」
えっ?自分に嫉妬したの?
僕も悪いの?
何か悪いことしました?
ちょっと待って!嫉妬される側の気持ちってこんななの…すごく不安だし、ちょっと嬉しいけど、どうしよぅってなるよ……
「ジョン君が、エッチのときちょいちょい比較するから…あれ結構、厶ッてなる!
今の僕がポンコツなのはわかってるけど……」
ふわぁぁぁ?してた?僕、比較とかしてた?
いやでも記憶のあるときのアキラもないときのアキラも
アキラはアキラで…一緒で
……ってこの考え方だから何か地雷踏み抜いてたんだ!
血の気がザッと引いていく…
どこでだ?………確かに今のアキラはとか言ってたかも?
「うわぁぁ!!ごめんなさい、本当にごめんなさい!
比較したとか、そんなつもりなかっはたんだよ…僕にとってアキラはアキラで…だからそんな……、本当にごめんなさい」
これは僕が悪い、100%僕が悪い!
ベッドの中で比較するとか絶対に駄目だし…
道理も思いやりもあったもんじゃない!?
最低だ!攻め入る側としたら最低な抱き方だ!!
「いいよ…ジョン君の言ってることは正しいし、僕が僕なのは間違いないことなんだけど
それでもジョン君を知ってる僕が羨ましくて、憎らしい……
ジョン君は僕だけを求めてくれたらいいのにってドロドロした気持ちばかり溢れてきちゃう……」
首に巻き付きながら耳に息を吹きかけるようにアキラが呟く
その吐息にゾワゾワしたものが走るけど…
えっ?何?アキラさん僕を煽ってるの?
驚いて肩口のアキラを見れば憂いを帯びたような笑顔を向けてくる
僕の心臓が跳ね上がってアキラの体をきつく抱きしめていた
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