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18.胸のホールを埋めてください
442.手のひらで転がされて (side会長)
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ガシッ!!
田中とわしでアキラ君の腕を掴み自由を奪う、さして抵抗などされなかった
ただカタカタと体を震わせてひたすら硬直させていた
歯を食いしばり少しでも無駄な抵抗を見せるアキラ君をあざ笑うように見てやれば
憎々しげに睨み返された…
あぁ本当に楽しい…こんな形でも生き生きとしたアキラ君に笑みが深くなる
「ギルマス…アキラ君何か勘違いをしていますよね?
いつ誰がこれを君が誤飲するって言ったの?
アキラ君ならこの悪名高い媚薬すら我慢して、自分を壊していくことくらい俺たちが想定しないとでも?」
「ふふっ、そうじゃなあ
お前さんが一度決めたら、梃子でも動かないじゃろうなぁ?
じゃがジョン君のためなら動くじゃろう?」
「はつ?何、言って…」
ジョン君がゆっくりした動きで、ジーザスからECSTACYを受け取り、瓶の蓋を開けて…一気に飲み干した
「っっっ!…………なんで!嘘でしょ?あんたらもなんで…こんな…止めろよ!!」
驚愕のあまり支離滅裂な罵声が、アキラ君の口から吐かれる…
顔色は見る見ると血の気が引いて青白くなっていっている
「うぇ…変な味…、甘ったるくて薬品臭い…」
ジョン君がアキラ君に悪戯に笑いかけながら、空になった瓶をこれみよがしにアキラの目の前のローテーブルに置いて見せた
田中に目配せをして、アキラ君の腕を離せば弾かれたように立ち上がってジョン君に駆け寄る
「ねぇ?吐いて、早く!まだあんまり吸収されてないから、まだ間に合うから!あぁどうしよう…
とりあえず水飲んで、吐きまくってから…待ってて、水持って…」
パリーン!ガチャン!ガチャン!
キッチンからの異音にアキラ君が顔色を変えて…走っていく
「ちょっと!田中さん何してるんですか?それって………クソっ!!
あなたなんてこと…」
キッチンの流し台には大量の割れたガラス片が、そこには黒い液体と薄青い液体が流れて行っている
「ジョン君や、万能薬はあれだけかのう?
まぁさすがのアキラ君でも万能薬のストックなんぞ、そんなに沢山はないじゃろうがな?
毒消しも念の為割らせてもらったわい…」
信じられないっという表情でわしのことを睨みながら、冷蔵庫を開けて抱えられるだけのミネラルウォーターを持つと、ジョン君の下に走っていく
その表情には先程のプライドなんぞ微塵もなくて…
本当にワシの気持ちを高揚させる
「お願いだから飲んで!
ジョン君が…ジョン君が‥なんでこんな…
あぁごめんよ、僕のせいだ…なんで君が…」
真っ青な顔で、あっさりと許しを請う姿にジョン君も笑みを漏らしていった
田中とわしでアキラ君の腕を掴み自由を奪う、さして抵抗などされなかった
ただカタカタと体を震わせてひたすら硬直させていた
歯を食いしばり少しでも無駄な抵抗を見せるアキラ君をあざ笑うように見てやれば
憎々しげに睨み返された…
あぁ本当に楽しい…こんな形でも生き生きとしたアキラ君に笑みが深くなる
「ギルマス…アキラ君何か勘違いをしていますよね?
いつ誰がこれを君が誤飲するって言ったの?
アキラ君ならこの悪名高い媚薬すら我慢して、自分を壊していくことくらい俺たちが想定しないとでも?」
「ふふっ、そうじゃなあ
お前さんが一度決めたら、梃子でも動かないじゃろうなぁ?
じゃがジョン君のためなら動くじゃろう?」
「はつ?何、言って…」
ジョン君がゆっくりした動きで、ジーザスからECSTACYを受け取り、瓶の蓋を開けて…一気に飲み干した
「っっっ!…………なんで!嘘でしょ?あんたらもなんで…こんな…止めろよ!!」
驚愕のあまり支離滅裂な罵声が、アキラ君の口から吐かれる…
顔色は見る見ると血の気が引いて青白くなっていっている
「うぇ…変な味…、甘ったるくて薬品臭い…」
ジョン君がアキラ君に悪戯に笑いかけながら、空になった瓶をこれみよがしにアキラの目の前のローテーブルに置いて見せた
田中に目配せをして、アキラ君の腕を離せば弾かれたように立ち上がってジョン君に駆け寄る
「ねぇ?吐いて、早く!まだあんまり吸収されてないから、まだ間に合うから!あぁどうしよう…
とりあえず水飲んで、吐きまくってから…待ってて、水持って…」
パリーン!ガチャン!ガチャン!
キッチンからの異音にアキラ君が顔色を変えて…走っていく
「ちょっと!田中さん何してるんですか?それって………クソっ!!
あなたなんてこと…」
キッチンの流し台には大量の割れたガラス片が、そこには黒い液体と薄青い液体が流れて行っている
「ジョン君や、万能薬はあれだけかのう?
まぁさすがのアキラ君でも万能薬のストックなんぞ、そんなに沢山はないじゃろうがな?
毒消しも念の為割らせてもらったわい…」
信じられないっという表情でわしのことを睨みながら、冷蔵庫を開けて抱えられるだけのミネラルウォーターを持つと、ジョン君の下に走っていく
その表情には先程のプライドなんぞ微塵もなくて…
本当にワシの気持ちを高揚させる
「お願いだから飲んで!
ジョン君が…ジョン君が‥なんでこんな…
あぁごめんよ、僕のせいだ…なんで君が…」
真っ青な顔で、あっさりと許しを請う姿にジョン君も笑みを漏らしていった
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