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18.胸のホールを埋めてください
412.勘違いは続くよどこまでも… (side会長)
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「あのね…ダークは仲のいい人狼の同窓生なんだよ。
これはそのダークの子供が産まれたときの出産祝いのお祝い返しで奥さんが作ってくれたものなの!
中に子供の体毛とか入ってて、すごく大事にしてるぬいぐるみなんだよ…
だからダークがどうとかじゃなくて
家にあるぬいぐるみが、これしかなかっただけで…」
「はっ?だからなんでベッドに連れ込んでたの?何が…」
「……寂しかったの!毛の感触がないと、なんか寝れなかったの!」
やけくそ気味に顔を赤くして言い切ったアキラ君の言葉に、ジョン君が完全に沈黙した。
アキラ君は完全に不貞腐れたようにソファに座って、抱きしめたままのダーク君人形に赤い顔を埋めている。
ジョン君が大きく息を吸い込んで、ゆっくり吐く深呼吸の音がすると。
ぎこちない動きでアキラ君の前にしゃがんだ。まるで昨日のアキラ君のように跪くように‥
「さっきは興奮して、ごめんなさい…
もうそのぬいぐるみに危害加えないから、ちょっと話聞いてくれる?」
アキラ君は小さくため息をつくと、抱きしめていたダーク君人形を横においてジョン君に目線をあわせた。
「うん、ありがとう…
あのね、アキラは僕の毛を日中はもしょもしょ触ったり、夜中は毛の感触恋しさにそのぬいぐるみ抱きついたりしてたんでしょ?
もうさぁ…アキラが僕のことすごく求めてるようにしか見えないんだけど…
僕のこと大好きだって言ってるようにしか見えないよ…
ねぇ?また一緒に暮らそうよ…」
「…でも…僕は」
「アキラのこと無理やりにひどいことなんかしないよ?
約束するよ…アキラがいいって言うまで絶対に手を出したりしないから
今は記憶がないから頭が追いついてないんでしょ?
体は僕のこと、こんなに求めてくれてるじゃない…」
ジョン君がそっと優しくアキラ君の手を触ると、アキラ君はピクリっと体が跳ねたが…
そのまま手を撫でられて、迷うように視線を泳がせる
「…でも……あの僕…変態なんでしょ?」
うぅんん?また、アキラ君が変な勘違いをしているようだ…
これはそのダークの子供が産まれたときの出産祝いのお祝い返しで奥さんが作ってくれたものなの!
中に子供の体毛とか入ってて、すごく大事にしてるぬいぐるみなんだよ…
だからダークがどうとかじゃなくて
家にあるぬいぐるみが、これしかなかっただけで…」
「はっ?だからなんでベッドに連れ込んでたの?何が…」
「……寂しかったの!毛の感触がないと、なんか寝れなかったの!」
やけくそ気味に顔を赤くして言い切ったアキラ君の言葉に、ジョン君が完全に沈黙した。
アキラ君は完全に不貞腐れたようにソファに座って、抱きしめたままのダーク君人形に赤い顔を埋めている。
ジョン君が大きく息を吸い込んで、ゆっくり吐く深呼吸の音がすると。
ぎこちない動きでアキラ君の前にしゃがんだ。まるで昨日のアキラ君のように跪くように‥
「さっきは興奮して、ごめんなさい…
もうそのぬいぐるみに危害加えないから、ちょっと話聞いてくれる?」
アキラ君は小さくため息をつくと、抱きしめていたダーク君人形を横においてジョン君に目線をあわせた。
「うん、ありがとう…
あのね、アキラは僕の毛を日中はもしょもしょ触ったり、夜中は毛の感触恋しさにそのぬいぐるみ抱きついたりしてたんでしょ?
もうさぁ…アキラが僕のことすごく求めてるようにしか見えないんだけど…
僕のこと大好きだって言ってるようにしか見えないよ…
ねぇ?また一緒に暮らそうよ…」
「…でも…僕は」
「アキラのこと無理やりにひどいことなんかしないよ?
約束するよ…アキラがいいって言うまで絶対に手を出したりしないから
今は記憶がないから頭が追いついてないんでしょ?
体は僕のこと、こんなに求めてくれてるじゃない…」
ジョン君がそっと優しくアキラ君の手を触ると、アキラ君はピクリっと体が跳ねたが…
そのまま手を撫でられて、迷うように視線を泳がせる
「…でも……あの僕…変態なんでしょ?」
うぅんん?また、アキラ君が変な勘違いをしているようだ…
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