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18.胸のホールを埋めてください
408.待ち人来ず
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「…………連絡が来ない」
応接室の電話の前でぶぅたれながらアキラの連絡を待つ…
おとといにアキラに逃げられて…
昨日はまるっと一日電話の前で、ひたすらにらめっこをしてからの今日だ…
「ああああぁぁ!
なんで連絡こないの?」
「おまえさんがビビらせるからじゃろう?」
おじいちゃんがため息をつきながら昼御飯の後の紅茶を飲んでいる。
僕はあの後反省した…
すごくすごく反省した…
今のアキラが違う人を好きになったら迷わず食ってやろうと思うけど、出会う前なら仕方がない…
おじいちゃんにあの後懇々と説教されて、ちゃんと理解した…
「うううぅぅ~~~アキラに逢いたい」
机に突っ伏して心の声を呟くと、シノダ教授とおじいちゃんが一緒にため息をついた。
「ギルマス…確かにあんまりアキラ君を長く一人にしておくのも…
ほら?ライダージャケットに忍ばせてたアンプルですけど…
ヤドクドラゴンの毒でした。確実に致死量ですよ!
あのときもしジョン君にひどいことしてるって自分で判断してたら…
どうなってたか…
精神不安がまだ続いているかもしれない…できれば誰かが見守ってる方が安心なんですよ」
「ふぅ~仕方ないのう、アキラ宅に乗り込むか?
いいかジョン君、これ以上アキラ君を怖がらせちゃいかんぞ?
おとといのアキラ君を思い出してみなさい?
見た目はオシャレじゃがワイルドさを残しつつ男臭さを少しだして
それに反して、柔らかい物腰でおまえさんに跪くような態度だったじゃろう?
あれがたぶんアキラ君の理想の男性像なんじゃろうな…
アキラ君に受け入れてほしかったら…おまえさんもあれを目指しなさい!」
ワイルドとかはよくわからないけど…
確かに昨日のアキラはいつもよりオシャレだったし、男!って感じがした
あと動きが確かに柔らかかった
常に僕を見上げらるような目線だし、表情も微笑むような優しい雰囲気
アレを目指すのかぁ笑っとけばいいのだろうか?
鏡の前でニィーっと笑ってみたが…
なんだか全然違う、けっこう難しい
「………ギルマス、ジョン君が鏡の前で百面相してます。素直だなぁ、可愛い」
「ふふっジーザス、やっとジョン君の可愛さがわかってきたか?
とりあえず、わし達はアキラ宅に行く準備するぞ?」
応接室の電話の前でぶぅたれながらアキラの連絡を待つ…
おとといにアキラに逃げられて…
昨日はまるっと一日電話の前で、ひたすらにらめっこをしてからの今日だ…
「ああああぁぁ!
なんで連絡こないの?」
「おまえさんがビビらせるからじゃろう?」
おじいちゃんがため息をつきながら昼御飯の後の紅茶を飲んでいる。
僕はあの後反省した…
すごくすごく反省した…
今のアキラが違う人を好きになったら迷わず食ってやろうと思うけど、出会う前なら仕方がない…
おじいちゃんにあの後懇々と説教されて、ちゃんと理解した…
「うううぅぅ~~~アキラに逢いたい」
机に突っ伏して心の声を呟くと、シノダ教授とおじいちゃんが一緒にため息をついた。
「ギルマス…確かにあんまりアキラ君を長く一人にしておくのも…
ほら?ライダージャケットに忍ばせてたアンプルですけど…
ヤドクドラゴンの毒でした。確実に致死量ですよ!
あのときもしジョン君にひどいことしてるって自分で判断してたら…
どうなってたか…
精神不安がまだ続いているかもしれない…できれば誰かが見守ってる方が安心なんですよ」
「ふぅ~仕方ないのう、アキラ宅に乗り込むか?
いいかジョン君、これ以上アキラ君を怖がらせちゃいかんぞ?
おとといのアキラ君を思い出してみなさい?
見た目はオシャレじゃがワイルドさを残しつつ男臭さを少しだして
それに反して、柔らかい物腰でおまえさんに跪くような態度だったじゃろう?
あれがたぶんアキラ君の理想の男性像なんじゃろうな…
アキラ君に受け入れてほしかったら…おまえさんもあれを目指しなさい!」
ワイルドとかはよくわからないけど…
確かに昨日のアキラはいつもよりオシャレだったし、男!って感じがした
あと動きが確かに柔らかかった
常に僕を見上げらるような目線だし、表情も微笑むような優しい雰囲気
アレを目指すのかぁ笑っとけばいいのだろうか?
鏡の前でニィーっと笑ってみたが…
なんだか全然違う、けっこう難しい
「………ギルマス、ジョン君が鏡の前で百面相してます。素直だなぁ、可愛い」
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