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18.胸のホールを埋めてください
378.序章 (sideシノダ教授)
しおりを挟むトゥルルルトゥルルルトゥルルル
携帯の音で目が冷めた、表示に「アキラ宅」とある
今は朝8時すぎ、昨日は朝方まで楽しく壁活をしていたので、まだ眠いが…
無理やりは頭を起こして電話に出る。
「もしもし、ジョンです。朝にごめんなさい…」
ジョン君の声に頭が急激に回りだす。
アキラ君の様子に少しでも変化があれば連絡するようにっとお願いしているのだ。
「おはようジョン君、大丈夫だよ。
どうかした?
ジョン君から電話なんて…アキラ君のことかな?」
「はい、アキラが昨日の夜に熱が出ちゃって…
僕が昨日アキラにかなり無理なことしちゃったんだ…そのせいだと思うんだけど」
うん、知ってる!っとも言えずに、心配そうなジョン君の話を聞いていく。
「熱だけかな?無理させたなら体の怠さとかはしかたないけど、頭痛とかはでてなかった?
昨日はデートとかも行ってたからね、疲れも出ただろうし、最近寒いから風邪かもしれないから…
咳とか鼻水でてきたら風邪だと思う。
熱がそのまま下がっていくようなら問題ないよ。
もし急激に動きが鈍くなったり、混沌しだしたりしたらすぐに教えてね!」
「頭痛は言っていなかったよ、体は自分で起きられなくなってたけど…
たぶんそれは僕のせいだし…」
うん、さすがジョン君やりすぎ!っと心でツッコむ。
「そっか、よかった!報告ありがとう、
やっぱりジョン君に頼んで正解だったよ。
こうやってすぐに体調の変化を教えてもらえるとすごく助かるよ
もしなんかあったらまたすぐに教えてね?」
「うん、わかった、また電話します。」
少し心配だが、たぶん杞憂に終わるだろう
腹も減ったので会長にご飯をもらいに行こうと、服を整えて客間を後にした。
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