381 / 1,164
17.可愛いだけじゃいられないよ
375.君の手を待ち焦がれてるよ
しおりを挟む
「ごめんね…僕のせいだ…」
ジョンが泣きそうな顔で優しく抱きしめてくれる。
まだちょっと湿った毛がお風呂と熱で火照った体に気持ちがいい
「ジョン、謝らないでってさっきも言ったでしょ?
僕も望んでやったことだよ
大丈夫だよ?少し疲れただけだよ…
寝れば治るよ」
抱きしめてくれるジョンの背中を慰めるように撫でる。
「それにもうしないなんて言わないでね?
僕がジョンを虜にするチャンスがなくなるのは悲しいから」
「虜にって…もうなってるよ…
これ以上されたら困っちゃうよ…
四六時中くっついてないと不安になって、離れられなくなっちゃうよ?
会社にも連れてってとかわがまま言い出すよ?」
抱きしめられる力が強まる。本当は今もちょっと思っていることなんだなっと頬が緩む
「それは困るなぁ…ジョン連れて会社に行ったら仕事する気しなくて、ずっとイチャイチャしてしまいそうだ
クビになる…」
「ハハッ!アキラが人前でイチャイチャ…ありえない!」
笑ってくれて、少しほっとする。
「少し待っててくれるかな?眠いなら寝ててくれて構わないからね、ベッドを綺麗にしてくるからね…
無理に動いたりしないでね?
扉も開けていくし、本当にすぐだから…」
反対になんだかすごく心配されている。
自分の過去の行動で絶対に信用されてないんだらうなぁ
姿が見えないとまた奇行に走りかねないとか思ってるんだろうなぁ
「大丈夫だよ、まだほとんど動けないから
でも早く来て…
すごく眠いけど、僕…ジョンに抱きしめられながらに眠りにつきたい」
自分ができるかぎりの甘えた表情で呟けば、少し顔を赤くして、わかった!っとバタバタと寝室に向かっていった。
その忙しない音を聞きながら、ただただ目が閉じていくのと闘っていた。
あの温かいモフモフな手に抱きしめれるのを待ち焦がれながら…
ジョンが泣きそうな顔で優しく抱きしめてくれる。
まだちょっと湿った毛がお風呂と熱で火照った体に気持ちがいい
「ジョン、謝らないでってさっきも言ったでしょ?
僕も望んでやったことだよ
大丈夫だよ?少し疲れただけだよ…
寝れば治るよ」
抱きしめてくれるジョンの背中を慰めるように撫でる。
「それにもうしないなんて言わないでね?
僕がジョンを虜にするチャンスがなくなるのは悲しいから」
「虜にって…もうなってるよ…
これ以上されたら困っちゃうよ…
四六時中くっついてないと不安になって、離れられなくなっちゃうよ?
会社にも連れてってとかわがまま言い出すよ?」
抱きしめられる力が強まる。本当は今もちょっと思っていることなんだなっと頬が緩む
「それは困るなぁ…ジョン連れて会社に行ったら仕事する気しなくて、ずっとイチャイチャしてしまいそうだ
クビになる…」
「ハハッ!アキラが人前でイチャイチャ…ありえない!」
笑ってくれて、少しほっとする。
「少し待っててくれるかな?眠いなら寝ててくれて構わないからね、ベッドを綺麗にしてくるからね…
無理に動いたりしないでね?
扉も開けていくし、本当にすぐだから…」
反対になんだかすごく心配されている。
自分の過去の行動で絶対に信用されてないんだらうなぁ
姿が見えないとまた奇行に走りかねないとか思ってるんだろうなぁ
「大丈夫だよ、まだほとんど動けないから
でも早く来て…
すごく眠いけど、僕…ジョンに抱きしめられながらに眠りにつきたい」
自分ができるかぎりの甘えた表情で呟けば、少し顔を赤くして、わかった!っとバタバタと寝室に向かっていった。
その忙しない音を聞きながら、ただただ目が閉じていくのと闘っていた。
あの温かいモフモフな手に抱きしめれるのを待ち焦がれながら…
0
お気に入りに追加
368
あなたにおすすめの小説

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…


言い逃げしたら5年後捕まった件について。
なるせ
BL
「ずっと、好きだよ。」
…長年ずっと一緒にいた幼馴染に告白をした。
もちろん、アイツがオレをそういう目で見てないのは百も承知だし、返事なんて求めてない。
ただ、これからはもう一緒にいないから…想いを伝えるぐらい、許してくれ。
そう思って告白したのが高校三年生の最後の登校日。……あれから5年経ったんだけど…
なんでアイツに馬乗りにされてるわけ!?
ーーーーー
美形×平凡っていいですよね、、、、

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


皇帝陛下の精子検査
雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。
しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。
このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。
焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる