夢から覚めるなら殺して〜虐待を受けてきた白狼、天才科学者はなんとか助け出すが、歪んだ性知識と無知な性知識、いつになったら幸せになれるの？

17.可愛いだけじゃいられないよ

368.不可侵の場所が開くとき 18

「本当に意識失うまでしていいの？
そんなん言われたらもう止められないよ」


押し倒してギラついた目をしながら息も荒くなってきている。
なのになおもなんとか止めようと、きっと僕のことを思ってくれているジョンを愛しくて思う。



だからそんな抵抗は無駄だって…わからせるように…
今からの行為への期待で反応しだしている自分のものを、ジョンの足に擦り付けてやった。


ジョンがハァっと熱い吐息を一つ吐き出して、観念したようにきつく抱きしめるので…
体の力を抜いて身を任せていった。












結果として、やっぱりやばいことになりました。
意識がもどっても、体を起こすどころか、首の向きを替えることすら億劫なほど疲弊した体をジョンが半泣きみたいな顔で抱きしめていた。


最初のところだけはハッキリと覚えている。





「入りたい…アキラの奥の奥をグチャグチャにしたいんだ…僕のでいっぱいにさせて…」


ジョンの懇願で再度攻め入られたそこは、やっぱり苦痛と吐き気すらもよおす苦しさしか感じられなくて…


「アアァィ…痛ィッイアアァン………ジョン、ジョン！ぐるじぃィィ…」


ポロポロ溢れる涙を舌で舐め取られて、漏れる苦痛の声もキスで封じられて…
ただただ苦しくて痛くて、それでもジョンは止まってくれずに…小刻みに腰を打ち付けられる。


「アアアァァ…ジョン……ヒッィヒャァアァ……ウッゥウアッア」


突き上げられるたびに奥の壁が引き裂かれる痛みを感じる。
入ってはいけない場所に亀頭が入る込もうとしていて…

壁が押し上げられて嗚咽と泣き声しかでなくて、でもジョンの手はなんとか感じさせようと、体中を弄るように動いている。

その感覚に集中するようにしていると、だんだんと痛いのと苦しいのがぼやけてくる
…お腹の奥がただただ熱く感じるだけになっていった。


奥はジョンが出した先走りか一度くらい達した精液なのか、グチャグチャと音がしている。

その滑りがあわさったのか何回も擦られて出し入れさせられ中が緩んだからなのか、ズグリっと更に奥にジョンの亀頭が全て入る感触がした。

そのときビリッと雷で打たれたような感覚が背筋を走っり、涙を流すことしかできなかった目が限界まで見開かれた。

「アアアアアァァァ…なにぃ？ヒャィコワィ…ジョン、ジョン！」