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✿❀✿ 番外編 ❀✿❀
1.花占い(アキラside)
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アキラがまだジョンと同居を始めだしたあたりの話です。
ルフ様より話の構想をいただきました。ありがとうございます。
楽しんでいただければ嬉しいです。
~~~~~~~~~~~~~
ポーションに使う材料を用意する作業はけっこう好きだ。
無心になってやれるから。
鉱石をすり潰したり、葉っぱを煎じたり、今は花の花弁を摘んでいる。
まるで花占いをしているみたいだなっと乙女チックな脳みそに苦笑いが漏れる。
恋をすると頭までお花畑みたいになるのだろうか…
一緒に住みだしたジョンとはうまくいっている。
知れば知るほど、ジョンが可愛く魅力的で自分が惹かれているのはあきらかだけど…
この気持ちは表してはイケナイ…
ジョンを傷つけるから…
あんなにひどく傷つけらてきたジョンを、これ以上傷つけるなんて許されない
何より自分が許せない
幾重にも幾重にも隠して、自分はジョンの保護者であろう
それならこんな気持ちを抱えていても、側にいられるから
それでも誰もいないこの研究室の一室なら、この花弁に気持ちをのせるくらいなら許されるだろうか?
一枚一枚丁寧に摘んでいく
好き…嫌い…好き…
最初から結果の決まっている占いに気持ちをのせて
好き…嫌い…好き…
バカバカしいと昔の自分なら鼻で笑っていた
それでも今の自分には縋るように大事なことに思えて
好き…嫌い…好き
最後の花弁を摘み終わり、小さくため息を漏らした。
よかった、結果が悪かったら何本でもやってしまうところだった。
バカバカしい自分の行動にため息をつく。
好きで摘んだ花弁を見つめて、大事に両手に包みこんだ。
ただただ祈るような思いで…
一人の研究室での秘事は、ただただ気持ちを痛くするだけだったが…
泣きそうな気持ちに、涙を流すことも許さないと自分を戒めて…
まだ先の未来にこの占いが当たるのをまだ知る由もなく…
小さな花弁に願いをのせた…
ルフ様より話の構想をいただきました。ありがとうございます。
楽しんでいただければ嬉しいです。
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ポーションに使う材料を用意する作業はけっこう好きだ。
無心になってやれるから。
鉱石をすり潰したり、葉っぱを煎じたり、今は花の花弁を摘んでいる。
まるで花占いをしているみたいだなっと乙女チックな脳みそに苦笑いが漏れる。
恋をすると頭までお花畑みたいになるのだろうか…
一緒に住みだしたジョンとはうまくいっている。
知れば知るほど、ジョンが可愛く魅力的で自分が惹かれているのはあきらかだけど…
この気持ちは表してはイケナイ…
ジョンを傷つけるから…
あんなにひどく傷つけらてきたジョンを、これ以上傷つけるなんて許されない
何より自分が許せない
幾重にも幾重にも隠して、自分はジョンの保護者であろう
それならこんな気持ちを抱えていても、側にいられるから
それでも誰もいないこの研究室の一室なら、この花弁に気持ちをのせるくらいなら許されるだろうか?
一枚一枚丁寧に摘んでいく
好き…嫌い…好き…
最初から結果の決まっている占いに気持ちをのせて
好き…嫌い…好き…
バカバカしいと昔の自分なら鼻で笑っていた
それでも今の自分には縋るように大事なことに思えて
好き…嫌い…好き
最後の花弁を摘み終わり、小さくため息を漏らした。
よかった、結果が悪かったら何本でもやってしまうところだった。
バカバカしい自分の行動にため息をつく。
好きで摘んだ花弁を見つめて、大事に両手に包みこんだ。
ただただ祈るような思いで…
一人の研究室での秘事は、ただただ気持ちを痛くするだけだったが…
泣きそうな気持ちに、涙を流すことも許さないと自分を戒めて…
まだ先の未来にこの占いが当たるのをまだ知る由もなく…
小さな花弁に願いをのせた…
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