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16.聖なる夜が二人を包む

324まぁ君がいいなら良しとした

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「ブハッ!それ正直に言っちゃ駄目でしょ!
しかもこのタイミングで…
ヒッハハ…めちゃカッコつかないよ?」 


笑いのツボにハマったアキラはヒーヒー涙目で言っている

意味がよくわからずに?マークをだしながら…何かしくじったかな?っと小首をかしげる


「ハァ笑った!
じゃあとりあえずここは払うから、食べ物関係だしてくれるかな?
今度はカッコよくお会計してね?
やっぱりジョンは素直で可愛いなぁ」


お店の人も何故かプルプルと震えていて、ジョンはよくわからなかったけど…
アキラが楽しそうに笑っていたから良しとした。




「あのね?荷物も僕が持つよ
アキラは持っちゃだめだよ?
アキラが壊れちゃうからね!」

アキラは口を抑えて吹き出しそうになるのを堪えながら、買ったシャツをジョンに渡す


「ありがとう、僕は何か持つと壊れちゃうの?」


会長は一体どんな教え方をしたら、ジョンがこんな勘違いをするのだろう…


「ん~と、アキラは今日はすごく弱いから、だから荷物持つと恥ずかしくて、壊れちゃうんだったかな?」


なにそれ怖い!恥ずかしくて壊れるの?ジョンの中で僕はどんな設定になってるの?
少し驚きで目を見開きながら、まぁジョンが満足そうなので、良しとした



「やっぱり亜人ショップに行ってよかったね!
冬毛用の服があるなんて知らなかったよ
ワンサイズ大きいの買わないといけないかと思ったよ」


冬毛用の服は背中だけ大きくて袖の長さは一緒の仕様になっている
確かにワンサイズ大きくしてしまうと色々なところがダボついてしまう


ジョンは早速ショップで買った神々しくと言われた、白のシャツに一本黒の線が胸に入っているものを着ている
遠目で線がネクタイみたいに見える


「すごくよく似合ってるよ!う~ん神父さんみたいだね?
すごくかっこいい」


アキラは褒め称えるが…絶対に神父さんには見えないよなぁ~と思いながら、とりあえず嬉しくて尻尾が振れる


「アキラは何か欲しいものある?
アキラも服とか見る?
今日のすごく可愛い…

……たまにはそんな格好してほしいなぁ」


恥ずかしくて後半声が小さくなってしまったけど…アキラを見るとすごく嬉しそうに笑っていた。

「うん嬉しい、なら僕の服も買おうかな?
Unisex男女兼用の服の店あるかな~
レディースでも入るのあるけど、丈が合わないのとか多いんだよね」


結局レディースショップに入るとすごいことになった
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