257 / 1,164
14.二人の未来を紡ぐ
252.二人の約束アキラの懇願
しおりを挟む
ベッドは新しいシーツにファぶったのかな?って匂いがする。
少しひんやりしている。
「ジョンは寝ない?ちょっとだけ一緒にいてほしいな…
ベッド冷たくて寝れないかも…」
ジョン腕の毛を掴んで甘えてみる。
「もぉ僕のお姫様は甘えん坊だなぁ
目をしょぼしょぼしながら言っても説得力ないよ?
ちょっとだけね?」
冷たいベッドでもジョンに抱きしめられれば温かい。
すぐに眠りについてしまいそうになる。
「ずっと側にいるから…
離れないで…側にいて…」
眠り落ちながらいつもの約束と懇願を口にした。
気づけば昼になっていた。
ジョンも一緒に寝落ちしてしまったらしく、二人でバタバタと動き出す。
「ごめんねアキラ、なんかすごく気持ちよく寝ちゃったよ!
ポーション間に合いそう?
昼ごはんはライスバーガーでいいかな?」
ジョンがレンジで温めてくれている間にスマホを確認する。
まだ連絡は入っていないようだ
インスタントみそ汁とライスバーガーの簡単な昼ごはんをかっ込み。
痛い腰を引きずって研究室に向かおうとすると、電話が鳴った。
「あぁアキラくんか?
だいたい4時くらいになりそうじゃ、すまないな遅くなってしまって。
お詫びに何か夜ご飯用意していくよ。わし等はまぁあんまり食べれないんじゃが…」
まだゲッソリしたような声の会長からだった。
「大丈夫ですか?もう今日やめておきますか?
脳波計ならうちにもあるから計っておきましょうか?
あぁ~でも何年か前のだからメンテもしてないし、動くか不安ですけど…」
「いや、なんか特殊な脳波を計りたいらしいんじゃ、脳波計はうちから持っていくよ。
すまんなぁ何かリクエストはあるか?弁当とかでいいか?」
「なんでも大丈夫ですよ!
ありがとうございます。無理しないでくださいね?
もう年も若くないんだから…」
アキラが笑いながらいえば
「うるさいワイ、それにしっかりと話さなきゃならんこともあるしな…
まぁ覚悟して待っとれよ。
じゃあな」
会長が急に怖い声色になり、アキラはびっくりした。
?マークを顔にはりつけながら、ジョンに会長の到着時刻を告げる。
ホッとした顔をして、片付けと掃除にとりかかってくれる。
そんなジョンを見て、本当にいいお嫁さんだなぁっと思いながら。再度研究室に向かった。
少しひんやりしている。
「ジョンは寝ない?ちょっとだけ一緒にいてほしいな…
ベッド冷たくて寝れないかも…」
ジョン腕の毛を掴んで甘えてみる。
「もぉ僕のお姫様は甘えん坊だなぁ
目をしょぼしょぼしながら言っても説得力ないよ?
ちょっとだけね?」
冷たいベッドでもジョンに抱きしめられれば温かい。
すぐに眠りについてしまいそうになる。
「ずっと側にいるから…
離れないで…側にいて…」
眠り落ちながらいつもの約束と懇願を口にした。
気づけば昼になっていた。
ジョンも一緒に寝落ちしてしまったらしく、二人でバタバタと動き出す。
「ごめんねアキラ、なんかすごく気持ちよく寝ちゃったよ!
ポーション間に合いそう?
昼ごはんはライスバーガーでいいかな?」
ジョンがレンジで温めてくれている間にスマホを確認する。
まだ連絡は入っていないようだ
インスタントみそ汁とライスバーガーの簡単な昼ごはんをかっ込み。
痛い腰を引きずって研究室に向かおうとすると、電話が鳴った。
「あぁアキラくんか?
だいたい4時くらいになりそうじゃ、すまないな遅くなってしまって。
お詫びに何か夜ご飯用意していくよ。わし等はまぁあんまり食べれないんじゃが…」
まだゲッソリしたような声の会長からだった。
「大丈夫ですか?もう今日やめておきますか?
脳波計ならうちにもあるから計っておきましょうか?
あぁ~でも何年か前のだからメンテもしてないし、動くか不安ですけど…」
「いや、なんか特殊な脳波を計りたいらしいんじゃ、脳波計はうちから持っていくよ。
すまんなぁ何かリクエストはあるか?弁当とかでいいか?」
「なんでも大丈夫ですよ!
ありがとうございます。無理しないでくださいね?
もう年も若くないんだから…」
アキラが笑いながらいえば
「うるさいワイ、それにしっかりと話さなきゃならんこともあるしな…
まぁ覚悟して待っとれよ。
じゃあな」
会長が急に怖い声色になり、アキラはびっくりした。
?マークを顔にはりつけながら、ジョンに会長の到着時刻を告げる。
ホッとした顔をして、片付けと掃除にとりかかってくれる。
そんなジョンを見て、本当にいいお嫁さんだなぁっと思いながら。再度研究室に向かった。
0
お気に入りに追加
363
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる