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12.アキラの不調
213.君が愛してくれるからつい 18
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もう奉仕を継続するような雰囲気でもない、ジョンは手枷を外してアキラをトイレに抱きかかえていく。
盛大にアキラはふくれっ面に涙目になっている。
お腹が痛いのに…
自分なりに頑張ってたのに…ともうプンプンだ。
一方ジョンはそんなアキラすら可愛くて仕方ない。
アキラから確かに、感じるジョンへの愛情が…
必死に行ってくれていたという気持ちが…ニマニマ顔をやめられない。
トイレにアキラを下ろしたが、とても見せてなんて言える雰囲気でもない。
「えっと、どうしよう?エア抜いたら…出てった方がいい?」
「そうして!僕エア抜いてくれたら、もうあとは自分で抜く!」
アキラは、バルーンのエアを抜いてもらってるときに、今にも出てしまいそうでかなり焦った。
ジョンがエアを抜ききってポンプの管を抜いて、名残惜しそう尻尾と耳を倒してでていくまで、なんとか持ちこたえて、
アキラは我慢していた力を抜いた。
トイレからでると、あいも変わらずちょっとヘラリと幸せそうな顔のジョンが、お水のコップを差し出してくれる。
それを仏頂面で受け取り、一気に飲み干すと、ふわりと優しく抱きしめられた。
「本当にごめんね、雰囲気ぶち壊しちゃったね?
僕まさかアキラが口でしてくれると思ってなかったんだよ。
苦手でしょ?そういうの
手が精一杯だと思っていたから。
なんか愛されてるって感じて嬉しくてなっちゃったんだよ~」
幸せそうに、嬉しそうに言われるとアキラはそれ以上怒れない。
「他の人のとかだったら…死んでもごめんだって思うけど、別にジョンのだし…
ボクだってそんなにジョンのなら抵抗感ないし…」
言い訳のように、ブツブツというが、『ジョンのだし』、『ジョンのなら』とジョンを喜ばせる言葉が無意識にでてきている。
「ふふふっ僕愛されて、すごく幸せ…
もう魅了は完全に解けたかな?
僕アキラと今日は普通に1つになりたいな。
続きしていい?なるべく優しくするから」
ジョンが耳元で懇願をすれば、アキラは答えるようにジョンを抱きしめ返す。
「本当に優しくしてね?
痛いのも苦しいのも嫌だからね、噛むのもやめてよ!」
少し疲れた様子のアキラを抱き上げて、お風呂場に向かう。
「なるべくがんばります。
ついアキラが可愛いと、噛みたくなるんだよね…本能?みたいな?」
バスチェアにアキラを下ろして、優しくシャワーをかけていく。
「でも今日は優しくして…
少し…僕、疲れたんだよ。
本当に疲れちゃったんだ」
盛大にアキラはふくれっ面に涙目になっている。
お腹が痛いのに…
自分なりに頑張ってたのに…ともうプンプンだ。
一方ジョンはそんなアキラすら可愛くて仕方ない。
アキラから確かに、感じるジョンへの愛情が…
必死に行ってくれていたという気持ちが…ニマニマ顔をやめられない。
トイレにアキラを下ろしたが、とても見せてなんて言える雰囲気でもない。
「えっと、どうしよう?エア抜いたら…出てった方がいい?」
「そうして!僕エア抜いてくれたら、もうあとは自分で抜く!」
アキラは、バルーンのエアを抜いてもらってるときに、今にも出てしまいそうでかなり焦った。
ジョンがエアを抜ききってポンプの管を抜いて、名残惜しそう尻尾と耳を倒してでていくまで、なんとか持ちこたえて、
アキラは我慢していた力を抜いた。
トイレからでると、あいも変わらずちょっとヘラリと幸せそうな顔のジョンが、お水のコップを差し出してくれる。
それを仏頂面で受け取り、一気に飲み干すと、ふわりと優しく抱きしめられた。
「本当にごめんね、雰囲気ぶち壊しちゃったね?
僕まさかアキラが口でしてくれると思ってなかったんだよ。
苦手でしょ?そういうの
手が精一杯だと思っていたから。
なんか愛されてるって感じて嬉しくてなっちゃったんだよ~」
幸せそうに、嬉しそうに言われるとアキラはそれ以上怒れない。
「他の人のとかだったら…死んでもごめんだって思うけど、別にジョンのだし…
ボクだってそんなにジョンのなら抵抗感ないし…」
言い訳のように、ブツブツというが、『ジョンのだし』、『ジョンのなら』とジョンを喜ばせる言葉が無意識にでてきている。
「ふふふっ僕愛されて、すごく幸せ…
もう魅了は完全に解けたかな?
僕アキラと今日は普通に1つになりたいな。
続きしていい?なるべく優しくするから」
ジョンが耳元で懇願をすれば、アキラは答えるようにジョンを抱きしめ返す。
「本当に優しくしてね?
痛いのも苦しいのも嫌だからね、噛むのもやめてよ!」
少し疲れた様子のアキラを抱き上げて、お風呂場に向かう。
「なるべくがんばります。
ついアキラが可愛いと、噛みたくなるんだよね…本能?みたいな?」
バスチェアにアキラを下ろして、優しくシャワーをかけていく。
「でも今日は優しくして…
少し…僕、疲れたんだよ。
本当に疲れちゃったんだ」
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