夢から覚めるなら殺して〜虐待を受けてきた白狼、天才科学者はなんとか助け出すが、歪んだ性知識と無知な性知識、いつになったら幸せになれるの？

12.アキラの不調

209.いつもの君で苦しんで 18

「うん、引っ張っても全然動かないね！丁度いい感じかな？」


あの後しっかり5回ポンプは押さされ、アキラはその圧迫感に息絶え絶えになっている。

体は脂汗にまみれて異様に色っぽい



「あっひぅ、あぁジョンっ」


ポロポロと涙を流してはジョンを呼ぶ。
甘えたように、鼻にかかった声で


「何？おなか苦しい？
顔がぐしゃぐしゃだね？」


さっきまでのアキラとは違う。
恐怖と拒絶ではなく恐怖と興奮が混じったような誘うような声で


その声に答えるように、管をクイックイッと引いて遊ぶ


「アァァジョン、やぁぁ」


中のバルーンは動かないが、振動が加わりアキラを苦しめる。
アキラの鳴き声がいつもの甘さを含んでいて、ジョンはほっと胸を撫で下ろした。



「可愛いよアキラ、でもまだ終わってないよ。
浣腸しようね？いつもよりいっぱい入れてあげるからね？
苦しんで…」


ジョンは急いで浣腸液の準備をする。
いつもは200ccほどだが、今回は500cc用意した。
でもグリセリンの濃度を半分以下にする。

ゆっくりと効いてくるように
腹痛よりも圧迫感で苦しんでもらうように




「準備できたよ、アキラ？」


またあの焦点のあわない目になってないか心配で、声をかけると

ハァと戸惑ったような目線を反らし、熱の混じったため息を漏らす。

明らかにもいつものアキラの反応にジョンは口角があがる


「ふふっいっぱい入れてあげるよ？
我慢しなくていいからね？
だって出せないから」