夢から覚めるなら殺して〜虐待を受けてきた白狼、天才科学者はなんとか助け出すが、歪んだ性知識と無知な性知識、いつになったら幸せになれるの？

7.二人が1つに

97.張り切りジョンさん

「とりあえず、きれいにしよっか？」

ジョンは嬉しそうに、優しい笑顔で言うが、アキラの頭の中は平穏ではいられなかった。




昼頃からジョンは何かとばあばたと準備をしてた。
ベッドのシーツを変えたり、新しいタオルを出したり。

すごい気合を感じて、アキラは少しの気負いしていた。

今日するんだよなぁ～

怖いような、はずかしいような、嬉しいような

でも男女では普通にすることだし、しないとね人類絶滅だ
男性同士のカップルだって普通にいるし、皆してるだろうし

なんとか落ち着かせようと自分にいいきかす。

「何か手伝うことある？」

とジョンに聞くと、ぴしっとソファにを指差し

「座っててもらえると、嬉しい。夜のためにゆっくりしてて。」
「はい」

でもジョンはずっとよくわからないことをしてる。

自分の部屋からはおもちゃ箱を持ってきたり、えっ？何？ポットも寝室に行くの？洗面器？何使うの？

わからないものを集めて寝室に持ち込む。

「アキラは夜まで寝室見ないでね！約束だよ」

きつく言われた。
そして、なぜか水分をめちゃくちゃ勧めてくる。

「ちゃんと飲んでる？減ってないよ、それは全部飲んでね」

机に置いてある2リットルのミネラルウォーターを全部飲めと…

なんとかコップ三杯は頑張ったけど、そんなに飲めませよジョンさん