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5.二人の生活
54.なんの肉?
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今日の晩御飯は会長が持たせてくれた、バカでかい肉でステーキ祭りだ。
ジョンは焼く前から、忙しなくキッキンとリビングを行ったり来たりしている。
アキラはとりあえず、会長か書いてよこしたメモの通りに焼くことにした。
肉は常温に戻してから、約直前に塩をふり、焼きながらなんかよくわからない、渡された香辛料をふる。
両面を焼いて、竹串を指して濁った汁がでなくなればいいらしい。
「けっして生焼では食べたらいかんぞ!
レアやミディアムレアなどもだめじゃ!しっかりめウェルダンで食べるんじゃぞ
でないと、いろいろと危ないからの」
なんの肉なんだこれ?
焼き上げた肉に、レトルトのトマトスープ、野菜がほしかったが、野菜庫の葉物野菜はへなへなになっていたので、缶詰のコーンとホワイトアスパラを添えておいた。
あとはお米をつければ、立派な晩御飯になった。
机のまえで、待てをさせられている犬のようにソワソワとしながらステーキから目が離せないジョンに笑顔が誘われる。
「さあ、ジョンおまたせしました。いただきますしようか?」
満面の笑み尻尾を振りまくっている。
「「いただきます」」
すごい勢いで肉にフォークをつきさして、ナイフで切ろうとするが…なかなかきれない!
硬い!
「はふふふはふ、フンフン」
業を煮やしたジョンはフォークで肉を持ち上げ、かじりついている。
暑いのか、鼻息がすごい
ゴクンッ
「おいしい!このお肉すごく美味しいよ、めちゃくちゃ硬いけど、なんか汁がビチャってでて、噛むとうまうまで、いつまでも口にある」
なんだか全くおいしさがわからない、食レポだが、ジョンは気に入ったらしくガツガツ食べてる。
なんとか切り分けたアキラも一口入れると。
肉汁がすごい量でてくる。
また旨味が強くて、肉自体の味が強くていつまで噛んでいてもパサパサしない。
味は今まで食べたことがないおいしさだった。
「すごくおいしい肉だね、なんの肉なんだろう?」
ただ1つ難があれば硬いことかな?
ナイフで切りにくくてしかたない。
ジョンはかじりついて食べまくっているが、アキラは手とアゴが半分で限界だった。
残りはジョンが平らげてくれたから、よかったけど、もう少し柔らかかったらいいのにと思ってしまった。
ジョンは焼く前から、忙しなくキッキンとリビングを行ったり来たりしている。
アキラはとりあえず、会長か書いてよこしたメモの通りに焼くことにした。
肉は常温に戻してから、約直前に塩をふり、焼きながらなんかよくわからない、渡された香辛料をふる。
両面を焼いて、竹串を指して濁った汁がでなくなればいいらしい。
「けっして生焼では食べたらいかんぞ!
レアやミディアムレアなどもだめじゃ!しっかりめウェルダンで食べるんじゃぞ
でないと、いろいろと危ないからの」
なんの肉なんだこれ?
焼き上げた肉に、レトルトのトマトスープ、野菜がほしかったが、野菜庫の葉物野菜はへなへなになっていたので、缶詰のコーンとホワイトアスパラを添えておいた。
あとはお米をつければ、立派な晩御飯になった。
机のまえで、待てをさせられている犬のようにソワソワとしながらステーキから目が離せないジョンに笑顔が誘われる。
「さあ、ジョンおまたせしました。いただきますしようか?」
満面の笑み尻尾を振りまくっている。
「「いただきます」」
すごい勢いで肉にフォークをつきさして、ナイフで切ろうとするが…なかなかきれない!
硬い!
「はふふふはふ、フンフン」
業を煮やしたジョンはフォークで肉を持ち上げ、かじりついている。
暑いのか、鼻息がすごい
ゴクンッ
「おいしい!このお肉すごく美味しいよ、めちゃくちゃ硬いけど、なんか汁がビチャってでて、噛むとうまうまで、いつまでも口にある」
なんだか全くおいしさがわからない、食レポだが、ジョンは気に入ったらしくガツガツ食べてる。
なんとか切り分けたアキラも一口入れると。
肉汁がすごい量でてくる。
また旨味が強くて、肉自体の味が強くていつまで噛んでいてもパサパサしない。
味は今まで食べたことがないおいしさだった。
「すごくおいしい肉だね、なんの肉なんだろう?」
ただ1つ難があれば硬いことかな?
ナイフで切りにくくてしかたない。
ジョンはかじりついて食べまくっているが、アキラは手とアゴが半分で限界だった。
残りはジョンが平らげてくれたから、よかったけど、もう少し柔らかかったらいいのにと思ってしまった。
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