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4.幸せへの基軸
46.ジョンの後見人
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「あぁあ、もちろんだ。
ワシはもし君がいやじゃなかったら、後見人になりたいと思う。
もちろん君のやりたいことなど制限しない。
ワシが君のしたいことなら、できるだけ叶えてあげたい。
ワシのできることはそれくらいなんじゃ」
会長ともあろう方が、膝をつきながらベッドの上のジョンに懇願する。
ジョンはあまり理解していない顔で、アキラに困ったという目線を送る。
「このおじいちゃんはすごく優しくっていい人でね、
これから僕と一緒にジョンを守ってくれるって、
ジョンのお願いもできるだけ叶えてくれるんだって、ジョンは何してほしい?」
しばらく考えると
「お肉が食べたい、アキラと一緒に食べたご飯の上に乗ってて美味しいの!
あとアイスも、白くて甘いやつ。いっぱい」
笑顔で言われ、会長が止まる。
「…たぶん〇野家の牛丼とスー○ーカップのバニラのことです」
「わかった!死ぬほど食べさせてやりぞい」
光のようなスピードで、走って行こうとする会長を、急いで止める。
「ちょっと、会長、会長!限度を限度を考えてください。
食べ過ぎもジョンの体には毒ですよ~」
ワシはもし君がいやじゃなかったら、後見人になりたいと思う。
もちろん君のやりたいことなど制限しない。
ワシが君のしたいことなら、できるだけ叶えてあげたい。
ワシのできることはそれくらいなんじゃ」
会長ともあろう方が、膝をつきながらベッドの上のジョンに懇願する。
ジョンはあまり理解していない顔で、アキラに困ったという目線を送る。
「このおじいちゃんはすごく優しくっていい人でね、
これから僕と一緒にジョンを守ってくれるって、
ジョンのお願いもできるだけ叶えてくれるんだって、ジョンは何してほしい?」
しばらく考えると
「お肉が食べたい、アキラと一緒に食べたご飯の上に乗ってて美味しいの!
あとアイスも、白くて甘いやつ。いっぱい」
笑顔で言われ、会長が止まる。
「…たぶん〇野家の牛丼とスー○ーカップのバニラのことです」
「わかった!死ぬほど食べさせてやりぞい」
光のようなスピードで、走って行こうとする会長を、急いで止める。
「ちょっと、会長、会長!限度を限度を考えてください。
食べ過ぎもジョンの体には毒ですよ~」
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