夢から覚めるなら殺して〜虐待を受けてきた白狼、天才科学者はなんとか助け出すが、歪んだ性知識と無知な性知識、いつになったら幸せになれるの？

1、出合いそして

3.アキラ宅にて2

「あぁ～助けて～、あぁ～」

一人の侵入者は涙や鼻水などすべての体液をタレ流しながら、何もない壁に怯えている
股関にまでシミがある


「うぉ～なんで倒れないんだぁ、あぁうあお」
一人の侵入者はひたすら壁を殴り続けている。
壁は侵入者の拳の血だらけだ


はぁ、後での掃除が面倒くさい
幻覚剤が聞きすぎたな、改良が必要だなと冷静に見ている。


侵入者が感知したらすぐに幻覚剤が噴出される。

相手に目掛けて、伸びるノズルが何本もでてくるのだ。
逃げようがない。


幻覚剤でラリったところを、落とし穴や水流、動く廊下などで隔離部屋へ、連れていかれるという寸法だ。


あとは自動で警察に連絡が行くようになっている。

僕の朝の準備が整わないと家に入れたくないっとずっとゴネたから、９時までは来ないことになっている。

警察にどんな幻覚をみたのか侵入者に聞いてほしいと言ったら怒られるかな？などと考えながら、

隣の部屋の隔離部屋を見に行く。



他の2人とは違い、外のごみ置き場付近にいた侵入者らしい。

そこにはズブ濡れでガタガタ震える、スボンしか履いていない白い犬？違うな人狼がいた。

それはすごく美しい、白い人狼だった。