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【R18】レイラの絶望
しおりを挟む「戻ったぞ」
「おぉ、おかえり・・・って、珍しい獲物を狩ってきたんだな」
レイラを連れ去った男達が仲間のもとへ戻ると、待っていた仲間達が声をかけてきた。抱えられたレイラを見て、獲物と言っているが、仲間全員でまわして発散しようとしていると理解したらしい。破かれたスカートの隙間から見える足を撫でるようににやにやとした笑みを浮かべていた。
「いい毛並みだろう?」
布を口に押し込んだ男が、レイラの髪に指を絡めてすいていく。
「威勢がいいんだ。いい声で鳴きそうで楽しみだ」
「もったいぶらずに早くまわそうぜ」
待っていた仲間の一人がレイラの太ももに顔を近付け舌を這わせた。
「んんっ!!」
「おぉ、いいねぇ!嫌がるところがそそられる。もしや・・・処女か?」
「かもしれねぇ。俺らは流れ者だが、この嬢ちゃんが言うには、この地には大人はいないらしい。経験ないんじゃないか?」
「そりゃ、いい。うわぁ、もう、我慢できねぇ!はやくやらせろ!」
「まぁ、待て。一番は俺だ」
「仕方ないな。じゃあ、俺はこっちの一番をもらうか」
一人の男がレイラの口に押し込んでいた布を引き抜く。
「やめて!何をするつもりなんです!離してください!」
「いつまでそう言っていられるかな?あははははっ!」
レイラを抱えていた男が、彼らの寝床であろうテントに入っていくと寝台らしき場所に乱雑に下ろす。
「うぐっ!」
打ち付けられた背中の痛みに耐えていると、身体に重たいものがのし掛かる。
びりぃぃぃっっ!
「なっ!?」
引き裂く音がし、視線を下ろして見えた自分は、全裸にも等しい状態だった。唖然としていた矢先、服を引き裂いた男がレイラの胸の頂きに吸い付いた。
「いやぁっ!」
じゅるじゅると下品な音をさせながら、吸い付き、舐めまわし、甘噛みする。
「やめっ、やめてっ!」
レイラは必死に男の頭をどけようと両手で抵抗するもびくともせず、次の瞬間、両手を捕まれた。ビックリして見上げると。別の男の尻が目の前に見えた。そして、何も身に付けられていない、肌色から伸びる浅黒い狂暴なソレ。身動きがとれないまま、じわじわと顔に近付いてくる。必死に首を傾けるも、また別の男がレイラの顔を固定し、口を開かせた。
「んんっ!!」
そして、男のソレがレイラの口の目の前までくる。必死でもがいた。もう何日も洗っていないだろうソコの匂いに、目眩がしそうになる。だが、堪えて必死で抵抗する。その間も胸は一人の男がしゃぶりついたままだ。足の間に身体を割り込ませられ、レイラは男の身体で足を閉じることはできず、大きく開かせられていた。レイラのそこに、男の下履きの中で大きくなったものが押し付けられている。ごりごりと当たるそれは、今にも暴れ出しそうだ。顔の目の前には、男の尻に浅黒くいきり立ったモノ。胸は吸い付かれ、足の間には男の身体があり閉じることもできないまま、男のそれをごりごりと押しあてられる。また別の男がレイラの太ももを撫でている。捕まえられていた手が引かれたと思えば両手に何かが握らされた。熱い棒状のなにか。レイラは、男女の営みがどんな事であるかは知っていたが、もちろん経験がない。触れられた事もないそこに、これから知らぬ男達に何度も欲を注がれ続けるのだと絶望した。
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