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ウィルフレッドの手紙1
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無事王都に着いた。この手紙は君の手に届いただろうか。辺境の騎士達と手合わせして自分の足りない部分を見つけた気がする。君のおかげだ。こちらで毎日鍛錬を続けようと思う。次に辺境の騎士達と手合わせした時に自分に自信が持てるように。これはきっと自己満足でしかないと思うが、どこかで君が見てくれている。そんなことを胸に思ってしまう俺を許してほしい。潔く忘れる事ができたならどれほどいいのだろう。俺はそんな事ができない未練がましい男だ。何か君との繋がりが欲しくて、手紙を書くなどと言ってしまった。君の事は簡単には諦めきれないだろう。毎日君を想っている。
I like you just the way you are.
(そのままの君が好き)
ウィルフレッド・アバンス
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【ウィルフレッドside】
毎日手紙を書くことにした。返事は書かないと言われたが、少しだけ期待してしまう。たとえ返事がなくても、何か君との繋がりが欲しいんだ。毎日君を想っている事を書く。君への想いが少しでも伝わるように。
【レティシアside】
手紙、本当に届いたわ・・・辺境の騎士と王都の騎士では役割が違うもの。気にする事ないのに。あれは辺境の騎士達に敬意を欠いていると思ったから言っただけ。別に辺境の騎士達と同じようになれなんて言ってないわ。思うのは勝手にすればいい。いつまで続く事かしらね・・・
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次回
君は相変わらず庭で空を見上げているのだろうか?
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