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性感帯開発って、マ?

性感帯開発って、マ? Seite 5

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スマホ着信音が鳴る――壮馬だ。

「もしもし壮馬?」

『紘汰今どこにいるの?』 

賑やかな声が聞こえる。壮馬は駅前にいるのだろうか。

「駅のスーパーで会計するところ」

『分かった、今行くね』

「ほーい」



しばらくすると壮馬がやってくる。

「待たせてごめん」

「いいよ、生徒会おつかれさま。はい、これ買っといた。」

先ほど買ったふりかけをレジ袋ごと壮馬に渡す。

「あー、俺の好きなふりかけ!ありがと紘汰!」

壮馬はニコっと笑ってお礼を言う――う~ん、やっぱ似てるなぁ。壮馬って量産型イケメンとかなのか?



「今日は何食べる?」

「遅くなったし、外食にするか?俺おごるよ、先週のお詫びも兼ねて…」

「そうしよっか。お詫びってハンバーグの?簡単だから気にしなくていいのに」

「ん、ま、まぁそんなとこ」

まぁ確かにハンバーグ作ってもらっちゃったけど…、もっとこう、“イロイロ”あったじゃんか…!!もしかしてあえて話題に出してこないのか?
てか俺が言うのもなんだけど、ふりかけ買ったのに外食かよ!まぁ今度食べるときでいいか。



駅前のファミレスに着くと、金曜日ということもあり、かなり賑わっていた。


「これはけっこう待ちそうだね」

「うーん、他のところ行くか」


ファミレスから出るとき、ふと店内に目をやると、奥のテーブル席に見慣れた赤髪が見えた。赤髪といえば、赤間だ。
もし赤間だったら一緒にご飯食べられるなと思ったところで、赤間はバイトだったことを思い出す。なんだ、人違いか…意外と赤髪っているもんだなぁ。


「紘汰、早く行くよー」

「あぁ、ごめん…!」

「もう紘汰はすぐ迷子になるから…」

「いつの話だよ!?」


結局時間がもったいないということで、牛丼チェーン店で食べることにした。
ここならファミレスよりも同じ学校の人にも会う心配もいらないし、すぐ食事も出てくるし、何より美味い!



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