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8話
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あれから10日が経った。
「ほら、有り難く俺のケツの穴を舐めろ。オナホ豚」
立場が逆転した迪はリビングのローテーブルに右足を乗せ、股間を広げるようにして足元にいるジェリーに命令する。
胸の真ん中から臍にかけて『チンポ調教済みオナホ豚』と赤い文字で書かれたジェリーが四つん這いになって迪の足の間に近づく。
ミルクティー色のふわふわした頭にピンク色の豚耳のついたカチューシャを装着し、尻に同色の豚のしっぽをつけたジェリーは蕩けた顔で舌を垂らしていた。
すっかり迪の虜となったジェリーは、豚と呼ばれるたびに『コキ捨てオナホ』『精液廃棄用』『チンポ♡募集中♡』『タダけつまんこ使って♡』などと書かれた尻を嬉しそうに振って媚びてくる。
「ぶひぃ……素晴らしいおチンポ様をお持ちの迪様の肛門、皺の一つ一つ感謝して舐めさせて頂きます。偉大なおチンポ様をお持ちの迪様から肛門舐めの栄誉をありがとうございます♡ぶひっ♡」
すらすらち出てくる人権を放棄した言葉、それを聞いて満足そうに迪は頷いた。
立ったまま足を広げる迪の股間に、舌を伸ばしたままのジェリーが近づいてくる。
迪はジェリーにアナルを舐めせることに嵌っていた。小生意気で蠱惑的なジェリーの顔が尻に埋まるさまを見ると触らなくても腹を打つほど勃起して興奮する。
尻の穴を舐めさせながら今日は何をして弄んでやろうかと笑うこの生活に慣れてしまった。
ジェリーは迪に屈服し、今はもう何を命じても絶対服従だ。
昨日はジェリーの尻に卵型のシリコンボールをいくつも入れた上で、たっぷりとぬるま湯を注いでやったのだ。
豚の産卵とは珍しいと囃したて、豚のように鳴きながら放り出させる。椅子の背もたれを掴んで腰を落とし、勢いよく卵を噴出するジェリーは見ものだった。
その遊びを数回繰り返し、開いた穴が閉じにくくなったところでトイレに連れて行った。
大きめの便座に尻が上を向くように膝を抱えさせて縛って固定し、『豚便所』金属製のクスコを入れた。自分の尻とクスコ越しにアヘ顔を晒すジェリーは、もう薄汚れた豚顔の便器にしか見えない。
むちろん、そのクスコと顔に向かって放尿してやることも忘れなかった。
人権放棄とはこのことだ。
ジェリーは迪のためなら人間を辞めることも厭わないのだ。
誰かを支配し、好きなように扱って弄ぶ。――実に気分がよかった。
「おい、舌を尖らせてケツの中まで舐めろよ。その後は俺がいいと言うまでケツの穴とキンタマを交互にしゃぶれ。満足したらご褒美にチンポをくれてやる……そうだな。逆さ吊りの豚に打ち込むのいいかもな」
迪の言葉に反応して、尻の谷間に生暖かい息がぬるぬると当たる。どうやらジェリーは興奮しているらしい。
借金のカタに男同士のセックスライフを見せつけるという話を聞かされたときは、一体これからどうなるかと思ったが幸いにも自分は才能があったらしい。
もう付き合っていた彼女のことは忘れたし、サディスティックな刺激を覚えて普通の生活に戻れる気がしなかった。
「ほら、有り難く俺のケツの穴を舐めろ。オナホ豚」
立場が逆転した迪はリビングのローテーブルに右足を乗せ、股間を広げるようにして足元にいるジェリーに命令する。
胸の真ん中から臍にかけて『チンポ調教済みオナホ豚』と赤い文字で書かれたジェリーが四つん這いになって迪の足の間に近づく。
ミルクティー色のふわふわした頭にピンク色の豚耳のついたカチューシャを装着し、尻に同色の豚のしっぽをつけたジェリーは蕩けた顔で舌を垂らしていた。
すっかり迪の虜となったジェリーは、豚と呼ばれるたびに『コキ捨てオナホ』『精液廃棄用』『チンポ♡募集中♡』『タダけつまんこ使って♡』などと書かれた尻を嬉しそうに振って媚びてくる。
「ぶひぃ……素晴らしいおチンポ様をお持ちの迪様の肛門、皺の一つ一つ感謝して舐めさせて頂きます。偉大なおチンポ様をお持ちの迪様から肛門舐めの栄誉をありがとうございます♡ぶひっ♡」
すらすらち出てくる人権を放棄した言葉、それを聞いて満足そうに迪は頷いた。
立ったまま足を広げる迪の股間に、舌を伸ばしたままのジェリーが近づいてくる。
迪はジェリーにアナルを舐めせることに嵌っていた。小生意気で蠱惑的なジェリーの顔が尻に埋まるさまを見ると触らなくても腹を打つほど勃起して興奮する。
尻の穴を舐めさせながら今日は何をして弄んでやろうかと笑うこの生活に慣れてしまった。
ジェリーは迪に屈服し、今はもう何を命じても絶対服従だ。
昨日はジェリーの尻に卵型のシリコンボールをいくつも入れた上で、たっぷりとぬるま湯を注いでやったのだ。
豚の産卵とは珍しいと囃したて、豚のように鳴きながら放り出させる。椅子の背もたれを掴んで腰を落とし、勢いよく卵を噴出するジェリーは見ものだった。
その遊びを数回繰り返し、開いた穴が閉じにくくなったところでトイレに連れて行った。
大きめの便座に尻が上を向くように膝を抱えさせて縛って固定し、『豚便所』金属製のクスコを入れた。自分の尻とクスコ越しにアヘ顔を晒すジェリーは、もう薄汚れた豚顔の便器にしか見えない。
むちろん、そのクスコと顔に向かって放尿してやることも忘れなかった。
人権放棄とはこのことだ。
ジェリーは迪のためなら人間を辞めることも厭わないのだ。
誰かを支配し、好きなように扱って弄ぶ。――実に気分がよかった。
「おい、舌を尖らせてケツの中まで舐めろよ。その後は俺がいいと言うまでケツの穴とキンタマを交互にしゃぶれ。満足したらご褒美にチンポをくれてやる……そうだな。逆さ吊りの豚に打ち込むのいいかもな」
迪の言葉に反応して、尻の谷間に生暖かい息がぬるぬると当たる。どうやらジェリーは興奮しているらしい。
借金のカタに男同士のセックスライフを見せつけるという話を聞かされたときは、一体これからどうなるかと思ったが幸いにも自分は才能があったらしい。
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