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「んぁッ♡ んヒィッ♡♡ かたぁいぃッ♡すごぉいっっ♡」
リズムを刻むようにたんたんたんと尻を打ち付けて、口の端から涎を零すジェリーの顔は蕩けてしまっている。雌化したとでも言うのだろうか。あまりに浅ましく、あまりにも淫らだ。
嬌声をあげるジェリーを見るうち、これまで保っていた理性や弱気というものがボロボロと腐食して剥がれていく気がした。
この男同士で交わる痴態を、どこの誰ともしれない人に見られている。初めはそれが嫌だった。
恥ずかしさはもちろん、自分の痴態を数多の人間へ詳らかにされる恐怖心が強かった。
債権者の男は秘密保持は大丈夫だと言ったものの、自分の今後の生活が脅かされるのではないか……そんな恐怖心がつきまとっていたのだ。
けれどジェリーの媚態と痴態を見るうちに案外平気なのでは? と思うようになった。
ここまで奔放に快楽を享受している実例がいるのだ。
大丈夫かも。
大丈夫。
大丈夫だ。
我を忘れて乱れるジェリーの声と姿に、根拠のない自信が満ちてくる。
その中にはオスとしての征服欲もあった。
「…ん……、あ、っはぁ……♡ボクの、んんっ……ナカでぇ……キミのおちん、ぽ……ビクンってしたぁ……きもち、いいんだぁ?」
深々と飲み込んだ迪の陰茎を腰全体でこねるように下肢を捻って揺さぶってくる。ねっとりとした肉の筒に扱かれ、また射精感がこみ上げてくる。
対面座位の格好になったジェリーが抱きつき、赤くなった迪の耳をじゅ、じゅる、と舐め啜ってくる。
湿った粘着質な音が脳に響いて頭がおかしくなりそうだった。
「あ、っ、……う、ぅッ……」
肌や肉の感触はもちろん、匂いや音、声のすべてを使ってジェリーは快楽を貪っていく。次第に迪の下肢が勝手に上下に動き始めても仕方ないことだった。
「あ、あぁあぁァァっっ♡♡が、ガン突きィィッッ……っっ♡♡……もっともっとガン突きしてえぇえぇぇぇぇっっッ♡♡♡」
舌を犬のように垂らしたジェリーが激しく尻を振って迪の頭を胸に抱え込む。目の前にぷっくりと膨れた乳首があり、無意識に乳輪ごと歯を立ててむしゃぶりついてしまった。
「ん、お゛ッッ♡、お゛ッッ♡、いぐ、すっごいちんぽでイグイグっっ……♡ち、ちんぽでイぐうぅぅぅううぅうぅぅぅッッ♡♡」
ジェリーの熱い精液が迪の腹に叩きつけられ、代わりに迪の精液がジェリーの尻の中に己の精液をブチ撒けてやった。
その射精は、睾丸から精子を引っこ抜かれそうな、そんな凄まじい快楽を伴った開放だった。
「……ん、はぁ、ぁ……♡もぉ……キミのおチンポ、すごすぎぃ……♡♡ボクのおしり、けつまんこになっちゃった♡♡」
迪から離れ、後ろ向きなったジェリーは自分の尻たぶを掴んで広げ、迪の形にぽっかり開いた淫靡な穴を見せつける。ふるりとジェリーが尻を振れば、大量に放った迪の精液が滴り落ちてしまった。
せっかく注いでやったのに。メスの分際で生意気な。
それを見た迪に怒りと肉欲が弾け、気がつけばジェリーの白い肉感的な尻に指を食い込ませていた。
リズムを刻むようにたんたんたんと尻を打ち付けて、口の端から涎を零すジェリーの顔は蕩けてしまっている。雌化したとでも言うのだろうか。あまりに浅ましく、あまりにも淫らだ。
嬌声をあげるジェリーを見るうち、これまで保っていた理性や弱気というものがボロボロと腐食して剥がれていく気がした。
この男同士で交わる痴態を、どこの誰ともしれない人に見られている。初めはそれが嫌だった。
恥ずかしさはもちろん、自分の痴態を数多の人間へ詳らかにされる恐怖心が強かった。
債権者の男は秘密保持は大丈夫だと言ったものの、自分の今後の生活が脅かされるのではないか……そんな恐怖心がつきまとっていたのだ。
けれどジェリーの媚態と痴態を見るうちに案外平気なのでは? と思うようになった。
ここまで奔放に快楽を享受している実例がいるのだ。
大丈夫かも。
大丈夫。
大丈夫だ。
我を忘れて乱れるジェリーの声と姿に、根拠のない自信が満ちてくる。
その中にはオスとしての征服欲もあった。
「…ん……、あ、っはぁ……♡ボクの、んんっ……ナカでぇ……キミのおちん、ぽ……ビクンってしたぁ……きもち、いいんだぁ?」
深々と飲み込んだ迪の陰茎を腰全体でこねるように下肢を捻って揺さぶってくる。ねっとりとした肉の筒に扱かれ、また射精感がこみ上げてくる。
対面座位の格好になったジェリーが抱きつき、赤くなった迪の耳をじゅ、じゅる、と舐め啜ってくる。
湿った粘着質な音が脳に響いて頭がおかしくなりそうだった。
「あ、っ、……う、ぅッ……」
肌や肉の感触はもちろん、匂いや音、声のすべてを使ってジェリーは快楽を貪っていく。次第に迪の下肢が勝手に上下に動き始めても仕方ないことだった。
「あ、あぁあぁァァっっ♡♡が、ガン突きィィッッ……っっ♡♡……もっともっとガン突きしてえぇえぇぇぇぇっっッ♡♡♡」
舌を犬のように垂らしたジェリーが激しく尻を振って迪の頭を胸に抱え込む。目の前にぷっくりと膨れた乳首があり、無意識に乳輪ごと歯を立ててむしゃぶりついてしまった。
「ん、お゛ッッ♡、お゛ッッ♡、いぐ、すっごいちんぽでイグイグっっ……♡ち、ちんぽでイぐうぅぅぅううぅうぅぅぅッッ♡♡」
ジェリーの熱い精液が迪の腹に叩きつけられ、代わりに迪の精液がジェリーの尻の中に己の精液をブチ撒けてやった。
その射精は、睾丸から精子を引っこ抜かれそうな、そんな凄まじい快楽を伴った開放だった。
「……ん、はぁ、ぁ……♡もぉ……キミのおチンポ、すごすぎぃ……♡♡ボクのおしり、けつまんこになっちゃった♡♡」
迪から離れ、後ろ向きなったジェリーは自分の尻たぶを掴んで広げ、迪の形にぽっかり開いた淫靡な穴を見せつける。ふるりとジェリーが尻を振れば、大量に放った迪の精液が滴り落ちてしまった。
せっかく注いでやったのに。メスの分際で生意気な。
それを見た迪に怒りと肉欲が弾け、気がつけばジェリーの白い肉感的な尻に指を食い込ませていた。
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