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2話
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粘度の高い蜂蜜が耳の穴に垂らされたような感覚。自分の胸や腹部を使って迪を濃密な泡で洗いながら、ぷるりとした艶っぽい唇が囁いた言葉に目を見張る。
女性しか性対象にならなかったはずの迪だったが、ジェリーのもっちりとした肌と巧みな刺激で確かに下肢には熱が溜まりつつあったのだ。
ジェリーはあまり男臭くはないが、平らな胸や自分と同じ性器は間違いなく彼が男性だと知らしめていくる。
なのに迪は半ば勃起していた。
男相手にこの反応。恥ずかしさや驚き、そして僅かな嫌悪感が迪の言葉を喉奥で留めて否定も肯定言えなくなってしまった。
ジェリーがぷるんとした自分の唇を舌で舐めてから、すでに蕩けた顔で迪の鼓膜に蜜を注いでくる。
「ね、ボクのお口で洗わせて♡」
丸く開いたジェリーの口唇は、迪のサイズと同じくらいにぽっかりと艶めかしい赤色を晒している。その赤い穴で翻る舌はどこまでも淫靡で抗い難く、気がつけば迪はジェリーの口唇を見詰めながら頷いていた。
「んふ♡ ダイジョーブ、とってもとってもキモチヨクなるだけだから、ネ♡」
ちゅ、ちゅ、と、亀頭へ音を鳴らして接吻しながらジェリーは白い尻を揺らして体の位置を変えてきた。色気のある線で作られた泡だらけのジェリーが迪の脛に跨る。己の股間を隠す気もないのか、野球の捕手のように大きく股を広げてしゃがみ、迪の脛に股間を押し付けて前後に腰をくねらせている。
迪の脛は人を駄目にすると話題になったソファに似た質感の内腿と尻、そして男性特有の器官が泡を膜にぬるぬるを甘い感触を与えてくる。
ジェリーの体はどこもかしこも気持ちよかった。腿や尻もまるで迪の肌にしっとりと吸い付くのだ。
「あは♡ もう我慢汁が垂れてる♡ 舌で掬っちゃうネ♡」
上半身をエアマットから起こしているため見下ろす形になる迪に視線を合わせ、ジェリーは柔らかな唇から舌を垂らしてみせた。舌が左右に細かく動かし、ジェリーは迪の尿道口を舌先で引っ掛けるようにして雄の体液を舐めとっていく。
「キミの我慢汁、おいしー♡」
迪から視線を外さないまま、ジェリーは舌先だけではなくざらつく舌の全体を使って亀頭を舐めしゃぶってきた。亀頭の過敏な神経が舌で小削ぎ落とされた気分だった。
亀頭を敏感にしてから厚く柔らかい唇が亀頭周りの皮を食み、軽く引っ張ってその中にすらジェリーの舌は侵入ししてくる。
「……んぁッ……!」
「あん♡かわいー声♡キミの声とおチンポの臭いでボクのお尻もきゅんきゅんしちゃう♡」
迪の裏筋を指の腹で擦りながら、亀頭を口に含んで甘噛みして尿道を舌で穿ってくる卑猥な攻めに息があがる。ぐりゅっと舌が尿道を舐めねじった。
その刺激に体が跳ねた。振動は迪の脛からジェリーの股間に伝播し、ジェリーはさらに腰を押し付けて口淫に夢中になってしまった。
まるで初めて甘い飴を与えられた子供みたいだ。ずっと舐め転がして口から離そうとしないで、うっとりと舌を巧みに動かし続けている。
快楽が育ち始めた脳で迪はふと思った。
これはジェリーが淫乱なのか、それとも迪のモノが良くて当然しているのか。
まるで迪の心情を飴色の瞳で覗いたのか、ジェリーは頬に唾液と先走りでぬめる男根に頬ずりして呟いた。
「ボク、こんなにステキなの、初めてかも……♡」
その言葉に困惑して引っ込んでいた迪の雄の本能が飛び出しそうになった。
女性しか性対象にならなかったはずの迪だったが、ジェリーのもっちりとした肌と巧みな刺激で確かに下肢には熱が溜まりつつあったのだ。
ジェリーはあまり男臭くはないが、平らな胸や自分と同じ性器は間違いなく彼が男性だと知らしめていくる。
なのに迪は半ば勃起していた。
男相手にこの反応。恥ずかしさや驚き、そして僅かな嫌悪感が迪の言葉を喉奥で留めて否定も肯定言えなくなってしまった。
ジェリーがぷるんとした自分の唇を舌で舐めてから、すでに蕩けた顔で迪の鼓膜に蜜を注いでくる。
「ね、ボクのお口で洗わせて♡」
丸く開いたジェリーの口唇は、迪のサイズと同じくらいにぽっかりと艶めかしい赤色を晒している。その赤い穴で翻る舌はどこまでも淫靡で抗い難く、気がつけば迪はジェリーの口唇を見詰めながら頷いていた。
「んふ♡ ダイジョーブ、とってもとってもキモチヨクなるだけだから、ネ♡」
ちゅ、ちゅ、と、亀頭へ音を鳴らして接吻しながらジェリーは白い尻を揺らして体の位置を変えてきた。色気のある線で作られた泡だらけのジェリーが迪の脛に跨る。己の股間を隠す気もないのか、野球の捕手のように大きく股を広げてしゃがみ、迪の脛に股間を押し付けて前後に腰をくねらせている。
迪の脛は人を駄目にすると話題になったソファに似た質感の内腿と尻、そして男性特有の器官が泡を膜にぬるぬるを甘い感触を与えてくる。
ジェリーの体はどこもかしこも気持ちよかった。腿や尻もまるで迪の肌にしっとりと吸い付くのだ。
「あは♡ もう我慢汁が垂れてる♡ 舌で掬っちゃうネ♡」
上半身をエアマットから起こしているため見下ろす形になる迪に視線を合わせ、ジェリーは柔らかな唇から舌を垂らしてみせた。舌が左右に細かく動かし、ジェリーは迪の尿道口を舌先で引っ掛けるようにして雄の体液を舐めとっていく。
「キミの我慢汁、おいしー♡」
迪から視線を外さないまま、ジェリーは舌先だけではなくざらつく舌の全体を使って亀頭を舐めしゃぶってきた。亀頭の過敏な神経が舌で小削ぎ落とされた気分だった。
亀頭を敏感にしてから厚く柔らかい唇が亀頭周りの皮を食み、軽く引っ張ってその中にすらジェリーの舌は侵入ししてくる。
「……んぁッ……!」
「あん♡かわいー声♡キミの声とおチンポの臭いでボクのお尻もきゅんきゅんしちゃう♡」
迪の裏筋を指の腹で擦りながら、亀頭を口に含んで甘噛みして尿道を舌で穿ってくる卑猥な攻めに息があがる。ぐりゅっと舌が尿道を舐めねじった。
その刺激に体が跳ねた。振動は迪の脛からジェリーの股間に伝播し、ジェリーはさらに腰を押し付けて口淫に夢中になってしまった。
まるで初めて甘い飴を与えられた子供みたいだ。ずっと舐め転がして口から離そうとしないで、うっとりと舌を巧みに動かし続けている。
快楽が育ち始めた脳で迪はふと思った。
これはジェリーが淫乱なのか、それとも迪のモノが良くて当然しているのか。
まるで迪の心情を飴色の瞳で覗いたのか、ジェリーは頬に唾液と先走りでぬめる男根に頬ずりして呟いた。
「ボク、こんなにステキなの、初めてかも……♡」
その言葉に困惑して引っ込んでいた迪の雄の本能が飛び出しそうになった。
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