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コスプレ調教はじめました
6話
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倫がリスペクトし、今日のイベントで雄哉が買いに行ったサークルが発行した冬の新刊が、実はこの石牢のような縄責めと多人数の村人による輪姦だった。
この部屋を知ったとき、「よし、あれをやろう」と倫が決意していたなど雄哉がするはずもない。
けれど魔改造した衣装とは言え、騎士のような格好をして、薄暗い石牢を模した部屋で人格を否定されるような扱いは興奮してしまう。
「ん、ァッ、……ヒッ、イ……ッ、んん゛ん゛ん゛……っっ!」
瘤になった結び目が股を擦り、その刺激に負けて内腿を閉じ前屈み状態になった雄哉は、食いしばった皓歯から唾液を溢しながら震えている。スクールカーストのトップに君臨してたはずの雄哉が内股になって震える――普段の姿から想像も出来ない情けない姿に、倫は笑いながら握った荒縄の端を強弱をつけて引き寄せた。
「ひ、ぎッ……ひ、ひかな……っつ、い、でッ……こすれ……こすれ、る……ぅっ!」
荒縄は時間をかけて煮出し、毛羽の処理もしてワセリンを擦り込んである。それでも固い感触と藁が捩れて縄となった表面で擦れる刺激は凄まじい。
雄哉は内股を寄せて太股で荒縄を押さえようとしたが無理だった。それどころか内腿まで荒縄で擦られて悶絶する羽目になる。
「ほら、しっかり歩け! それともメス豚に二足歩行は早かったか? 四つん這いの方が良かったか!?」
結び目が会陰を殴るみたいに擦り、陰嚢の裏をも叩いていく。それは少しずつ食い込みを増し、内股で前屈みになればなるほど、剥き出しの尻は荒縄に割られていくのだ。
「歩け、歩け! そらっ!」
「ん゛ッぁ゛ッッ、……だ、だめ゛ッッ、ごわれ゛っ……ぢや、……っ、ン゛グゥうぅぅッッ」
「相変わらず汚え声だな、メス豚め。汚え声を垂れ流す口にチンポを恵んでやるからさっさと来い!」
涙と涎で端正な顔をぐちゃぐちゃにしながら、それでも健気に一歩一歩前に進んでくる。胸部を強調して縛った胸は透けた生地から乳首が飛び出しそうになるくらい勃起し、辛うじて白いズボンが残ったフロント部分は溢れる我慢汁で濡れてしまうくらい、雄哉はこの異様なシチュエーションに感じていた。
「ケツを擦られてヨガりまくって漏らしてんのか? あ? 普段の高貴ぶったツラはどうした?」
「ん゛ひッ、ひぐッッん゛、ぁっああァッ……やめ゛ッ、ゆ゛る、ぢて……くださ……っ、ア゛ッ、あ゛ーっ」
――パーフェクトだ、義兄さんと、倫が雄哉の痴態を見て呟くが鼓膜には届かない。
雄哉自身が知らなくても、蔑んだ村人に石作りの地下牢に閉じ込められ、ただの性処理道具となったゲームキャラのジュリアスは、今の雄哉のように汚泣きで謝ったのだ。
しかし村人達は許すどころ嘲笑し、ジュリアスの泣き顔に放尿すると言う鬼畜な所業で応えたモノだ。さすがに倫はそこまでするつもりはない――今のところは。
倫の気分を上げてしまったことに雄哉は気づかないまま、堪えきれなくなった雄哉の膝がガクンと崩れた。それを見た倫が荒縄を持つ力を緩め、床に崩れても体が縄に引っ掛かって横倒しにならないよう加減してくれる。
荒縄を股間に挟み込んで正座するように床に落ち、そのまま雄哉は後ろ手に縛られたまま頭を下げて平服するような格好になった。
「誰が座れと言った?」
ふわりと下げた視界に薄明かりが灯る。火の点いた蝋燭が三本並んだ燭台を手に倫が近付いてきたのだ。
手にした蝋燭の燭台。
その使い道など、わかりきっている。
この部屋を知ったとき、「よし、あれをやろう」と倫が決意していたなど雄哉がするはずもない。
けれど魔改造した衣装とは言え、騎士のような格好をして、薄暗い石牢を模した部屋で人格を否定されるような扱いは興奮してしまう。
「ん、ァッ、……ヒッ、イ……ッ、んん゛ん゛ん゛……っっ!」
瘤になった結び目が股を擦り、その刺激に負けて内腿を閉じ前屈み状態になった雄哉は、食いしばった皓歯から唾液を溢しながら震えている。スクールカーストのトップに君臨してたはずの雄哉が内股になって震える――普段の姿から想像も出来ない情けない姿に、倫は笑いながら握った荒縄の端を強弱をつけて引き寄せた。
「ひ、ぎッ……ひ、ひかな……っつ、い、でッ……こすれ……こすれ、る……ぅっ!」
荒縄は時間をかけて煮出し、毛羽の処理もしてワセリンを擦り込んである。それでも固い感触と藁が捩れて縄となった表面で擦れる刺激は凄まじい。
雄哉は内股を寄せて太股で荒縄を押さえようとしたが無理だった。それどころか内腿まで荒縄で擦られて悶絶する羽目になる。
「ほら、しっかり歩け! それともメス豚に二足歩行は早かったか? 四つん這いの方が良かったか!?」
結び目が会陰を殴るみたいに擦り、陰嚢の裏をも叩いていく。それは少しずつ食い込みを増し、内股で前屈みになればなるほど、剥き出しの尻は荒縄に割られていくのだ。
「歩け、歩け! そらっ!」
「ん゛ッぁ゛ッッ、……だ、だめ゛ッッ、ごわれ゛っ……ぢや、……っ、ン゛グゥうぅぅッッ」
「相変わらず汚え声だな、メス豚め。汚え声を垂れ流す口にチンポを恵んでやるからさっさと来い!」
涙と涎で端正な顔をぐちゃぐちゃにしながら、それでも健気に一歩一歩前に進んでくる。胸部を強調して縛った胸は透けた生地から乳首が飛び出しそうになるくらい勃起し、辛うじて白いズボンが残ったフロント部分は溢れる我慢汁で濡れてしまうくらい、雄哉はこの異様なシチュエーションに感じていた。
「ケツを擦られてヨガりまくって漏らしてんのか? あ? 普段の高貴ぶったツラはどうした?」
「ん゛ひッ、ひぐッッん゛、ぁっああァッ……やめ゛ッ、ゆ゛る、ぢて……くださ……っ、ア゛ッ、あ゛ーっ」
――パーフェクトだ、義兄さんと、倫が雄哉の痴態を見て呟くが鼓膜には届かない。
雄哉自身が知らなくても、蔑んだ村人に石作りの地下牢に閉じ込められ、ただの性処理道具となったゲームキャラのジュリアスは、今の雄哉のように汚泣きで謝ったのだ。
しかし村人達は許すどころ嘲笑し、ジュリアスの泣き顔に放尿すると言う鬼畜な所業で応えたモノだ。さすがに倫はそこまでするつもりはない――今のところは。
倫の気分を上げてしまったことに雄哉は気づかないまま、堪えきれなくなった雄哉の膝がガクンと崩れた。それを見た倫が荒縄を持つ力を緩め、床に崩れても体が縄に引っ掛かって横倒しにならないよう加減してくれる。
荒縄を股間に挟み込んで正座するように床に落ち、そのまま雄哉は後ろ手に縛られたまま頭を下げて平服するような格好になった。
「誰が座れと言った?」
ふわりと下げた視界に薄明かりが灯る。火の点いた蝋燭が三本並んだ燭台を手に倫が近付いてきたのだ。
手にした蝋燭の燭台。
その使い道など、わかりきっている。
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