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奴隷調教はじめました
7話
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普段は義兄さんのままでいいよ。
でも俺のチンポが欲しいときは、それなりの言葉遣いや態度を示さないとお預けだからね?
車内で濃厚なセックスの後、朦朧とした雄哉の脳に染み込むように囁いた言葉。
最初の躾は、明確に倫と雄哉の立場を教えることだ。
最初のうちは快楽を欲しがるだけ与えてやった。被虐の快楽を骨の髄まで染み込ませ、肉欲の渦に溺れさせてから唐突に手を離してやる。そうすれば、爛れた快楽に慣れた肉体の五感どころか、細胞の一つ一つまで快楽を欲しがるようになってしまうもの。
雄哉のような淫乱なら特に激しく――。
「ほら、もっと大好きな義弟チンポをしゃぶりなよ。淫乱な穴塞ぎにわざわざお気に入りの偽チンポに乗っからせてあげたんだから」
「……んんっ……ふ、ぅ……うぅっ」
カエルの置物のようにしゃがんで膝を開き、手前で両手をついた雄哉は尻を震わせながら倫の陰茎に舌を伸ばして嘗め回していた。倫が離れているせいで喉の奥に飲み込めるほどの距離はなく、舌を突き出して亀頭部分を舐めて含むくらいが精一杯だ。
床に吸盤で貼り付けたディルドーが楔となり、雄哉の体はそこから動くことが出来なかった。
「ほーら、もっと頑張れよ。義兄さんのフェラ顔、記念に撮ってあげるからさ」
倫は少しだけ腰を後ろに引いてスマホを構える。ディルドーを抜かないこと、床に着いた両手を動かさないこと、それが雄哉に言いつけた決まり事だ。その決まりを破れば、「俺の生チンポはオアズケ」と念入りに言い含めてあった。
雄哉は必死に淫猥な格好を維持したまま、舌を伸ばして倫の陰茎に触れようとする。
「義弟のチンポしゃぶりに必死になっちゃって。義兄の威厳は皆無だね、恥ずかしい義兄さん! ほら、チンポが欲しいって媚びろよ!」
伸ばした雄哉の舌を亀頭でペチペチと叩いて倫が鋭い声を上げた。
「ご主人様のなにを恵んで欲しいのか、ちゃんと声に出して言え!」
「あ、ぅ……ご、ごしゅじん、さま……どうか、生ちん、ぽ……お恵み、ください……ッ」
「誰に恵んでやれば良いのか分かんないだけど? ほら、ダ・レ・に・だ・よ!」
倫の怒張した陰茎から目が離せない雄哉は、熱に浮かされた顔で悲痛な声を上げる。尻に飲み込んだディルドーで腰を捩らせつつ自分で浅いピストンを繰り返す姿に人間の尊厳など見当たらなかった。
そこに居るのは、欲望にまみれた淫らな獣、否、家畜。
「……ど、うか――ご、しゅじん、さまッッ……うぁ、あぁッ……い、卑しい、めす、ぶたに……おちんぽ、恵んでくださ……い、いぃッッ」
その淫らな姿を動画で残そうと構えた倫のスマホに着信音が鳴り響いた。
一気に現実に引き戻される二人。
ここまで盛り上げたテンションだったが、スマホの着信を見てさらに冷や水を浴びせられることになった。
「――うわッ……誰……え? ええ? ――母さん!?」
倫のスマホには、“国内”から掛けてきた“母親”の名前が無情に記されていた。
でも俺のチンポが欲しいときは、それなりの言葉遣いや態度を示さないとお預けだからね?
車内で濃厚なセックスの後、朦朧とした雄哉の脳に染み込むように囁いた言葉。
最初の躾は、明確に倫と雄哉の立場を教えることだ。
最初のうちは快楽を欲しがるだけ与えてやった。被虐の快楽を骨の髄まで染み込ませ、肉欲の渦に溺れさせてから唐突に手を離してやる。そうすれば、爛れた快楽に慣れた肉体の五感どころか、細胞の一つ一つまで快楽を欲しがるようになってしまうもの。
雄哉のような淫乱なら特に激しく――。
「ほら、もっと大好きな義弟チンポをしゃぶりなよ。淫乱な穴塞ぎにわざわざお気に入りの偽チンポに乗っからせてあげたんだから」
「……んんっ……ふ、ぅ……うぅっ」
カエルの置物のようにしゃがんで膝を開き、手前で両手をついた雄哉は尻を震わせながら倫の陰茎に舌を伸ばして嘗め回していた。倫が離れているせいで喉の奥に飲み込めるほどの距離はなく、舌を突き出して亀頭部分を舐めて含むくらいが精一杯だ。
床に吸盤で貼り付けたディルドーが楔となり、雄哉の体はそこから動くことが出来なかった。
「ほーら、もっと頑張れよ。義兄さんのフェラ顔、記念に撮ってあげるからさ」
倫は少しだけ腰を後ろに引いてスマホを構える。ディルドーを抜かないこと、床に着いた両手を動かさないこと、それが雄哉に言いつけた決まり事だ。その決まりを破れば、「俺の生チンポはオアズケ」と念入りに言い含めてあった。
雄哉は必死に淫猥な格好を維持したまま、舌を伸ばして倫の陰茎に触れようとする。
「義弟のチンポしゃぶりに必死になっちゃって。義兄の威厳は皆無だね、恥ずかしい義兄さん! ほら、チンポが欲しいって媚びろよ!」
伸ばした雄哉の舌を亀頭でペチペチと叩いて倫が鋭い声を上げた。
「ご主人様のなにを恵んで欲しいのか、ちゃんと声に出して言え!」
「あ、ぅ……ご、ごしゅじん、さま……どうか、生ちん、ぽ……お恵み、ください……ッ」
「誰に恵んでやれば良いのか分かんないだけど? ほら、ダ・レ・に・だ・よ!」
倫の怒張した陰茎から目が離せない雄哉は、熱に浮かされた顔で悲痛な声を上げる。尻に飲み込んだディルドーで腰を捩らせつつ自分で浅いピストンを繰り返す姿に人間の尊厳など見当たらなかった。
そこに居るのは、欲望にまみれた淫らな獣、否、家畜。
「……ど、うか――ご、しゅじん、さまッッ……うぁ、あぁッ……い、卑しい、めす、ぶたに……おちんぽ、恵んでくださ……い、いぃッッ」
その淫らな姿を動画で残そうと構えた倫のスマホに着信音が鳴り響いた。
一気に現実に引き戻される二人。
ここまで盛り上げたテンションだったが、スマホの着信を見てさらに冷や水を浴びせられることになった。
「――うわッ……誰……え? ええ? ――母さん!?」
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