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奴隷調教はじめました
4話
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「ひ、あ……ッッ、アアァアァァアァッッ!」
咄嗟に雄哉が転落防止の柵を摑んで砕けそうになる腰を支えた。
中腰のまま義弟の腰と繋がる姿。たぶんこの状況に惨めな羞恥が半分、淫らな快楽半分な気持ちだろう。
完全に腰が落ちきらないように堪える格好を見るだけで、倫のサディスティックな部分が尖っていく。
細かく震える尻たぶを下から掬うように小刻みに何度も追いやりように叩いてやった。
「見れば見るほどいやらしい尻だよね。アナニー好きの、変態の尻はさぁ! よく偽物チンポで今まで我慢できたな!」
「……んぁッ、んぁあぁッ……いぃ……」
「ずっとこの尻に俺のチンポが欲しかったんだろ!? ほら、もっと自分で尻を使えよ!」
柵を摑む手に力を込めて、雄哉が稚拙ながらも悩ましく腰を振る。自慰では味わえなかった強烈な刺激に追われ、だんだんと理性の壁が崩れているようだ。
「……ん、ぅ……ッ。凄いね、俺のチンポに義兄さんの……チンポ用エロ肉、絡みついてくる……ッ」
熱くうねり、ねっとりと絡みついて離そうとしない淫肉と、倫を食い絞めて刺激するアナルの収縮に陰嚢にある精液が全て搾り取られそうだ。
雄哉に快楽を刻み耽溺させてきたが、反面、倫も雄哉の痴態やうねる肉圧が与える快楽に溺れていた。
もっと、もっと溺れてしまいたい。
もっと、もっと深い部分まで。
「……く……ッ、義兄、さん……中出し、して……欲しいのかよ」
下から突き上げる倫の声にも余裕がなくなってきている。互いに貪り合う快楽の波は、等しく主人である義弟にも、奴隷になった義兄にも訪れていた。
「ひ、ァッ、あ、ッ……ぁ、ほ、ほしい、ッ……いっぱい、だ、だして……ッ」
言葉遣いが全然なっていないと倫は笑う。義兄さんは俺の奴隷なのに。奴隷には奴隷の言葉遣いがあるのに。でも今はなにも言わない。言える状況じゃないのだ。
それに本音を言えば初めて自分を雄哉に認識させた今、倫も欲望が暴走し、ただ、ただ、雄哉を貪りたかった。
車内には沈黙が訪れていた。
盛りに盛ってテンションが上がった後の究極の賢者タイムと言おうか。
倫は運転席に、雄哉は助手席に座ってお互いに目も合わせる事ができない。
快楽の波に追われている間は狂ったように互いを求めたが、その熱が去った今、倫もおそらく雄哉もどうしたものかと悩んでいる。
倫の行為の数々は家庭内ストーカーから家庭内レイパーに転職しただけの、控えめに言ってただの鬼畜なクズ所行だった。
欲に溺れている間は良い。
けれど耽溺の時間が過ぎて冷静になった雄哉は倫をどう思うだろうか? どんな目で倫を見て、どう扱うだろうか?
「倫、あの、さ……」
口火を切ったのは雄哉のほう。
倫は喉を鳴らして次の言葉を待っていた。
咄嗟に雄哉が転落防止の柵を摑んで砕けそうになる腰を支えた。
中腰のまま義弟の腰と繋がる姿。たぶんこの状況に惨めな羞恥が半分、淫らな快楽半分な気持ちだろう。
完全に腰が落ちきらないように堪える格好を見るだけで、倫のサディスティックな部分が尖っていく。
細かく震える尻たぶを下から掬うように小刻みに何度も追いやりように叩いてやった。
「見れば見るほどいやらしい尻だよね。アナニー好きの、変態の尻はさぁ! よく偽物チンポで今まで我慢できたな!」
「……んぁッ、んぁあぁッ……いぃ……」
「ずっとこの尻に俺のチンポが欲しかったんだろ!? ほら、もっと自分で尻を使えよ!」
柵を摑む手に力を込めて、雄哉が稚拙ながらも悩ましく腰を振る。自慰では味わえなかった強烈な刺激に追われ、だんだんと理性の壁が崩れているようだ。
「……ん、ぅ……ッ。凄いね、俺のチンポに義兄さんの……チンポ用エロ肉、絡みついてくる……ッ」
熱くうねり、ねっとりと絡みついて離そうとしない淫肉と、倫を食い絞めて刺激するアナルの収縮に陰嚢にある精液が全て搾り取られそうだ。
雄哉に快楽を刻み耽溺させてきたが、反面、倫も雄哉の痴態やうねる肉圧が与える快楽に溺れていた。
もっと、もっと溺れてしまいたい。
もっと、もっと深い部分まで。
「……く……ッ、義兄、さん……中出し、して……欲しいのかよ」
下から突き上げる倫の声にも余裕がなくなってきている。互いに貪り合う快楽の波は、等しく主人である義弟にも、奴隷になった義兄にも訪れていた。
「ひ、ァッ、あ、ッ……ぁ、ほ、ほしい、ッ……いっぱい、だ、だして……ッ」
言葉遣いが全然なっていないと倫は笑う。義兄さんは俺の奴隷なのに。奴隷には奴隷の言葉遣いがあるのに。でも今はなにも言わない。言える状況じゃないのだ。
それに本音を言えば初めて自分を雄哉に認識させた今、倫も欲望が暴走し、ただ、ただ、雄哉を貪りたかった。
車内には沈黙が訪れていた。
盛りに盛ってテンションが上がった後の究極の賢者タイムと言おうか。
倫は運転席に、雄哉は助手席に座ってお互いに目も合わせる事ができない。
快楽の波に追われている間は狂ったように互いを求めたが、その熱が去った今、倫もおそらく雄哉もどうしたものかと悩んでいる。
倫の行為の数々は家庭内ストーカーから家庭内レイパーに転職しただけの、控えめに言ってただの鬼畜なクズ所行だった。
欲に溺れている間は良い。
けれど耽溺の時間が過ぎて冷静になった雄哉は倫をどう思うだろうか? どんな目で倫を見て、どう扱うだろうか?
「倫、あの、さ……」
口火を切ったのは雄哉のほう。
倫は喉を鳴らして次の言葉を待っていた。
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