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奴隷調教はじめました
2話
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雄哉は細切れの声を漏らしながら痙攣を繰り返していた。
倫を飲み込んだ内側にも痙攣の動きは伝播し、絞り込むような蠕動に射精感が込み上げる。
それを言葉を連ねることで倫は気を紛らわせた。
「は? なに、イッっちゃったの? イッていいなんて許可してないけど? ほんと義兄さんってだらしないよね! なにでイッちゃったか言えよ。俺の声? 俺のチンポ? それともメス豚呼び?」
腰の動きを止め、うねる雄哉の肉圧が与える快楽に耐えながら、倫は挿入したままの尻を平手で叩いた。
「ホラ、言えって! 何でイッたか言え!」
雄哉の頭は自分を犯していた相手が、義弟の倫だったことの混乱から立ち直っていない。連続で押し寄せる異様な情報に真面な思考が結べないでいた。
それを何度も尻を叩く事で、倫は雄哉の理性が戻らないようする。
とにかく今は雄哉に快楽を覚えさせ、自分の立場を教え込み、主が誰なのかを刷り込ませなくてはならない。
「知ってるんだよ! 毎晩毎晩さぁ、俺の声を聞きながらアナニーしてたよね? 部屋中にバイブ転がっているよね? 自分で尻の穴を穿ってヒィヒィ泣いちゃってさ、聞こえないと思ったのかよ!」
「ひ、ひィ……ッッ、こ、声……声ぇぇッッ」
畳みかける詰問とスパンキングに短い答えを必死に返してくる。半分くらいは自分が何を言ってるのか分からず、倫の強い口調に反応して応えているだけだ。
「ああ、俺の声をさんざんオカズにしてたよな! 知らなかったのかよ! 義兄さんがケツ穴を穿ってイヤホンで聞いていた声優、俺だってさぁッ! なぁ、どんな気持ち? 義弟の声でアへって、義弟のチンポで尻振って、義弟相手にチンポ奴隷宣言しちゃうのはさぁ!」
笑いながら倫は雄哉の尻を打ち鳴らして罵り続ける。面白いのは罵るたびに雄哉の中がキュウキュウと締まること。――喜んでいるのだと思うと、尻を叩く手にも罵る舌にも力が籠もってしまう倫だった。
「う、そ……ッ……」
さんざん自分がオカズにしてきた声の正体が倫だと知って、こんな状況にも関わらず雄哉は呆けた声で震えていた。
「嘘つきは義兄さんじゃないの。爽やかな好青年ぶってたくせに、本当はチンポのためならプライド捨てちゃう淫乱な豚だもんね?」
「……あ、……あぁ……」
「今さら野良豚にしちゃったら世間様に迷惑だし? しょうがないから、俺が飼ってやるよ。――ほら、ありがとうございますはどうした!」
畳みかけて追い込みながら、射精で少し落ち着いていた雄哉の中を小刻みに突いてやる。
あっという間に雄哉は乱れた声をだした。
「……んぁ……んひぃッ……あ……ッ、あぁぁぁっっ」
「……ッ、ん……、よがってんじゃ、ねえよ! ありがとうございます、だ!」
雄哉のうねる蠕動に射精感がピークを迎える。一度出さないと自分がマズイと思った倫が、雄哉の尻を叩いてから音が鳴るほど勢いよく腰を引いた。
平手打ちされて赤くなった尻に向かって溜まりきっていた精液をぶちまければ、射精による快楽と視覚による興奮、そしてオスの支配欲が一気に満たされ凄まじい快楽を倫に齎してくれた。
――俺の義兄さん、すごい……。
濃厚な精液が尻を伝い落ちる感触が分かったのだろう。
射精で一息ついた倫の耳に雄哉の熱っぽい声が飛び込んだ。
「ナカ……ナカに、だして……ッッ」
――本当に義兄さんはすごくてエロい。どうやら淫乱で可愛いこの義兄は、倫を休ませないつもりらしい。
倫を飲み込んだ内側にも痙攣の動きは伝播し、絞り込むような蠕動に射精感が込み上げる。
それを言葉を連ねることで倫は気を紛らわせた。
「は? なに、イッっちゃったの? イッていいなんて許可してないけど? ほんと義兄さんってだらしないよね! なにでイッちゃったか言えよ。俺の声? 俺のチンポ? それともメス豚呼び?」
腰の動きを止め、うねる雄哉の肉圧が与える快楽に耐えながら、倫は挿入したままの尻を平手で叩いた。
「ホラ、言えって! 何でイッたか言え!」
雄哉の頭は自分を犯していた相手が、義弟の倫だったことの混乱から立ち直っていない。連続で押し寄せる異様な情報に真面な思考が結べないでいた。
それを何度も尻を叩く事で、倫は雄哉の理性が戻らないようする。
とにかく今は雄哉に快楽を覚えさせ、自分の立場を教え込み、主が誰なのかを刷り込ませなくてはならない。
「知ってるんだよ! 毎晩毎晩さぁ、俺の声を聞きながらアナニーしてたよね? 部屋中にバイブ転がっているよね? 自分で尻の穴を穿ってヒィヒィ泣いちゃってさ、聞こえないと思ったのかよ!」
「ひ、ひィ……ッッ、こ、声……声ぇぇッッ」
畳みかける詰問とスパンキングに短い答えを必死に返してくる。半分くらいは自分が何を言ってるのか分からず、倫の強い口調に反応して応えているだけだ。
「ああ、俺の声をさんざんオカズにしてたよな! 知らなかったのかよ! 義兄さんがケツ穴を穿ってイヤホンで聞いていた声優、俺だってさぁッ! なぁ、どんな気持ち? 義弟の声でアへって、義弟のチンポで尻振って、義弟相手にチンポ奴隷宣言しちゃうのはさぁ!」
笑いながら倫は雄哉の尻を打ち鳴らして罵り続ける。面白いのは罵るたびに雄哉の中がキュウキュウと締まること。――喜んでいるのだと思うと、尻を叩く手にも罵る舌にも力が籠もってしまう倫だった。
「う、そ……ッ……」
さんざん自分がオカズにしてきた声の正体が倫だと知って、こんな状況にも関わらず雄哉は呆けた声で震えていた。
「嘘つきは義兄さんじゃないの。爽やかな好青年ぶってたくせに、本当はチンポのためならプライド捨てちゃう淫乱な豚だもんね?」
「……あ、……あぁ……」
「今さら野良豚にしちゃったら世間様に迷惑だし? しょうがないから、俺が飼ってやるよ。――ほら、ありがとうございますはどうした!」
畳みかけて追い込みながら、射精で少し落ち着いていた雄哉の中を小刻みに突いてやる。
あっという間に雄哉は乱れた声をだした。
「……んぁ……んひぃッ……あ……ッ、あぁぁぁっっ」
「……ッ、ん……、よがってんじゃ、ねえよ! ありがとうございます、だ!」
雄哉のうねる蠕動に射精感がピークを迎える。一度出さないと自分がマズイと思った倫が、雄哉の尻を叩いてから音が鳴るほど勢いよく腰を引いた。
平手打ちされて赤くなった尻に向かって溜まりきっていた精液をぶちまければ、射精による快楽と視覚による興奮、そしてオスの支配欲が一気に満たされ凄まじい快楽を倫に齎してくれた。
――俺の義兄さん、すごい……。
濃厚な精液が尻を伝い落ちる感触が分かったのだろう。
射精で一息ついた倫の耳に雄哉の熱っぽい声が飛び込んだ。
「ナカ……ナカに、だして……ッッ」
――本当に義兄さんはすごくてエロい。どうやら淫乱で可愛いこの義兄は、倫を休ませないつもりらしい。
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