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快楽調教はじめました
6話
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※スマホ投稿でコピペミスをしていました。申し訳ありません。再投稿です※
欲しい。
欲しい。
欲しい。欲しい欲しい欲しい――欲しい。
体の奥深いところで感じた、あの自分が自分で無くなるような激しい肉欲と快楽を、もう一度欲しくて欲しくて気が狂いそうだ。
居るのだろう、そこに。
あるのだろう、それが。
何でもするから、自分の淫らな肉穴を、あの熱い肉の竿でみっちりと塞いで欲しかった。
脳細胞の一つ一つに淫らな種を植え付けられる感覚に抗いもせず、雄哉はくぐもった声で尻を揺らし続ける。
貪婪な環状生物のように窄まりを解いて広がる穴は、太く逞しい肉の凶器をずっと待ち望んでいる。
しかし開いた穴に差し込まれたのは、オスの熱などではなく柔らかいブラシの毛先だった。
「……ん、ごぉ……ぐぅ……ゥゥっ」
人間は痛みには耐えられても、なかなか痒みには耐えられないという。
まさしく雄哉は尻の中に感じるむず痒さに堪えきれず、ポールギャグの穴からは唾液を、股間からは我慢汁を拭き零して、狂ったように自分の尻肉を掴んで拡げていた。
ここだ、ここに、ここへ、この奥に、早く!
『お前はずっと俺に屈服したかったんだよ。その証拠に、俺の物を入れただけでイッちまうようなメス犬っぷりだもんな?』
イヤホンから響く声は、いつだって、雄哉の守らなくてはならない部分を搦め捕り、快楽という名の敗者の場所へ引き摺り込んでしまう。
でも雄哉は頷くしかない。認めて従うとこが最良だと本能が知っていた。
理性も常識もオスであることも忘れてしまうような、圧倒的に屈服させられる力、それをずっと待っていたのだ。
「……ん、ごぉ……ぐぅ……ゥゥっ」
痛みとむず痒いの間にあるような刺激を体内に感じ、発情期の犬のようにカクカクと腰を振って雄哉は激しく痙攣する。
ざらりとブラシが過敏な粘膜を撫で、むず痒い刺激がだけを残していく。
人間は痛みには耐えられても痒みには耐えられないという。まさしく雄哉は尻の中に感じるむず痒さに堪えきれず、ポールギャグの穴からは唾液を、股間からは我慢汁を拭き零して狂ったように自分の尻肉を摑んで拡げ凶悪な質量を強請り続けた。矜持の残りカスすらを突き折って快楽に堕とし込むオスの蹂躙。
雄哉は知らなかったが、まるで二次創作にある即落ち二コマそのものだ。
強気な女の子達はキッとした眼差しで「絶対にチンポに負けない」と勇むのだが、二コマ目でアヘッた顔でだらしなく呟く。
“やっぱりチンポには勝てなかったよ”
欲しい。
欲しい。
欲しい。欲しい欲しい欲しい――欲しい。
体の奥深いところで感じた、あの自分が自分で無くなるような激しい肉欲と快楽を、もう一度欲しくて欲しくて気が狂いそうだ。
居るのだろう、そこに。
あるのだろう、それが。
何でもするから、自分の淫らな肉穴を、あの熱い肉の竿でみっちりと塞いで欲しかった。
脳細胞の一つ一つに淫らな種を植え付けられる感覚に抗いもせず、雄哉はくぐもった声で尻を揺らし続ける。
貪婪な環状生物のように窄まりを解いて広がる穴は、太く逞しい肉の凶器をずっと待ち望んでいる。
しかし開いた穴に差し込まれたのは、オスの熱などではなく柔らかいブラシの毛先だった。
「……ん、ごぉ……ぐぅ……ゥゥっ」
人間は痛みには耐えられても、なかなか痒みには耐えられないという。
まさしく雄哉は尻の中に感じるむず痒さに堪えきれず、ポールギャグの穴からは唾液を、股間からは我慢汁を拭き零して、狂ったように自分の尻肉を掴んで拡げていた。
ここだ、ここに、ここへ、この奥に、早く!
『お前はずっと俺に屈服したかったんだよ。その証拠に、俺の物を入れただけでイッちまうようなメス犬っぷりだもんな?』
イヤホンから響く声は、いつだって、雄哉の守らなくてはならない部分を搦め捕り、快楽という名の敗者の場所へ引き摺り込んでしまう。
でも雄哉は頷くしかない。認めて従うとこが最良だと本能が知っていた。
理性も常識もオスであることも忘れてしまうような、圧倒的に屈服させられる力、それをずっと待っていたのだ。
「……ん、ごぉ……ぐぅ……ゥゥっ」
痛みとむず痒いの間にあるような刺激を体内に感じ、発情期の犬のようにカクカクと腰を振って雄哉は激しく痙攣する。
ざらりとブラシが過敏な粘膜を撫で、むず痒い刺激がだけを残していく。
人間は痛みには耐えられても痒みには耐えられないという。まさしく雄哉は尻の中に感じるむず痒さに堪えきれず、ポールギャグの穴からは唾液を、股間からは我慢汁を拭き零して狂ったように自分の尻肉を摑んで拡げ凶悪な質量を強請り続けた。矜持の残りカスすらを突き折って快楽に堕とし込むオスの蹂躙。
雄哉は知らなかったが、まるで二次創作にある即落ち二コマそのものだ。
強気な女の子達はキッとした眼差しで「絶対にチンポに負けない」と勇むのだが、二コマ目でアヘッた顔でだらしなく呟く。
“やっぱりチンポには勝てなかったよ”
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