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8章聖戦?
140話 共通の秘密
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皆も驚いています、ここにそんな物があるなんて初めて知りましたよ。
「まあ数人しか知らないことさ、言っちゃだめだぞ」
ウインクして可愛く言ってきました、それどころじゃないわよ。
「ど、どうしてそんな物の存在を知ってるのよ、あなた新人でしょ!」
「ああそうだな、新人だから知ってたのさ、いいか」
このダンジョンは成長していて、最近出来た部屋じゃないかって言ってるわ、しかもスキルじゃ発見できないようになってるらしいわ、そして他の冒険者は直ぐに転移してるから知らないそうなの。
「なるほどのう、だから最近入って来たおぬしは、たまたま見つけたと言うんじゃな」
「そうなんだよ、採取中に偶々見つけたんだ運が良かったぜ、まぁ今は法則を解ってるから発見は楽勝だけどな、ははは」
「はははじゃないわよ!!まったく・・・それでなに?そこでモンスターと戦ってたのねあなたは」
怒って私が言ったら頬をかきながら更に言ってきたわ。
「ま、まぁモンスターだけじゃないんだけどな」
「な、なによそれ!?何があったの全部話しなさい!そこに正座!!」
アルエドを正座させて全部を話してもらいました、驚きですよ。
部屋のいくつかには珍しい魔道具やアイテムがあるそうです、そして今回の探索で手に入れた物を出させました。
「すごいの、宝の山なの!」
「驚きネ」
「見ているのに信じられんのう」
「だから私たちの護衛を無償でする、みたいなことが言えたのね」
今まで1人占めしてたのね、許せないわ。
「私たちは仲間じゃなかったって事ね、もういいわ、あなたをPTから外します」
「ま、待ってくれ!?これには色々事情があるんだ」
「聞く必要はないわ、みんなもそうでしょ」
私がみんなを見たけど、どうしてか黙っています、どうしてよ。
「シャラ鈍感ネ」
「シャラ知らんかったのか、これで得心がいったわい」
「そうなの、今までありがとうなの」
何故かテトがアルエドに抱き着いてお礼を言っています、何がどうしたのよ。
「みんなは知ってたんだな」
「当たり前ネ、動きやすくなりすぎネ」
「え!?」
「シャラ、お主の武器を鑑定してみるんじゃ」
私は言われるがまま、武器に鑑定を掛けました。
「なにこれ、切れ味2倍?」
「そうじゃ、他の装備もみんな付与付きになっとるよ、じゃが防具には鑑定防止が付いておる」
い、いつの間に・・・全然気づかなかったわ。
「いつからなの?」
「最初からネ」
ネローネは直ぐに気付いたそうよ、でも誰がやっていたか分からなかったそうなの。
でも私たちじゃ無いのだからアルエドだとは思っていたそうよ。
「本人から言ってくれるまで知らぬふりをしてたんじゃ、理由があるじゃろうしな」
「でもこれ、私の使ってた物よね、この街には魔法付与屋なんてないわ、それこそどこかの王都にでも行かないと、それにこんな装備に付与をするなんて普通しないわ、魔法付与は繊細で精密な魔法を使うから、すごく高いのよ」
確か前に付与の掛かった武器を見たけど、銀貨10枚はしたわ、それも一番低い物でよ。
「それはそうネ、これはアルエドの特注ネ」
「な!?」
驚きました、そんなことも出来るのね、そう言えばあの家の奥の部屋は立ち入り禁止って言ってたわ、あそこにあるのかも。
「これなんてすごいの、裏にミスリルが付いてるの」
テトが服を裏にして見せてきました、可愛いおへそが見えたけど、男子がいるのにこの子は無防備ね!?直ぐに戻してあげました。
その後自分のも確認して見ましたよ。
「私の防具にも着いてるわ・・・いつよ!だってこれは部屋に置いてある以外は修理の時くらい」
「ああ、それが一番大変だったぞ、部屋に無断で入るわけにはいかないからな、修理を依頼した店にお願いして説得したんだ」
直ぐに、はにかんだ笑顔をしながら教えてくれたわ、そこまでして知られないようにするなんて。
そう思いながら自分の防具の裏側を触ってみました、確かにミスリルの様な輝きをした物が付いています。
隠し部屋のお宝を売ってこのミスリルを買うお金にしてたって事ね。
「でもこれミスリルなのよね?魔力を吸われてる感じが無いんだけど」
「ああ、それはある人の研究で魔力を貯めれる物を付けてるんだ」
そう言ってアルエドが自分の装備から何か小さい物、私の親指くらいかしら?それを私にくれました。
「それ一個で魔石大と同じ位の魔力が貯めておける」
「「「「魔石大!?」」」」
みんなの声が揃いました、こんな屑魔石と同じくらいの大きさなのに信じられない。
「それはホントに秘密事項なんだ、絶対に言わないように頼むぜ、言ったら大変なことになる」
「わかったわ、それに利益を1人締めしてたわけじゃないって言うのもね」
「ま、まあな」
何か怪しいわね、まだ何か隠してるって顔に出てるわ。
「まだ何かあるでしょ、言いなさい!」
「うぅ・・・実は、装備以外にも調合機材に少々」
「「「「え!?」」」」
私たちは直ぐに自分たちの器具を確認しました。
「信じられん、これは調合スキル+4じゃ」
「こっちのは絶対成功するってあるネ」
「こっちは入れた物の品質が上がるの」
驚きです、私の魔石を砕く道具もどんなものでも砕けるとあります。
「こんなの聞いたことないわ、それにこれってよく見たら、私たちのいつも使ってる物と少し違うわ」
「何で今気づくかな・・・そうだよそれは隠し部屋にあったもんだ、さすがの俺もこんな付与はできないからな、だがいつか出来るようになってやるぜ」
「威張って言わないで!これは何処にもない物よ、国に持っていったらきっと研究者が殺到するわ」
皆も頷いているわ、こんなの新人冒険者が持ってていい物じゃないわよ。
「そんな大げさだぜ、それなら・・・あ!?」
何かを言おうとしてアルエドが口を押えました。
「信じられない!?まだ何かあるの!」
「これはダメだ!絶対にダメだ、あの人に止められてるんだ!」
「なによそれ、誰よあの人って、いいから言いなさい!」
胸ぐらをつかんで言いました、渋々アルエドが話始めましたよ。
「絶対に秘密だぞ、いいな絶対だ!この小型魔力バッテリーと同じくらいだぞ」
それほどの事があるのね、まったくどれだけの事をしてるのよ、私位の年齢に見えるのに・・・もしかしてアルエドって天才発明家とかなのかしら?
「俺が使ってる素材を潰すこの乳鉢な、実は無限に同じ物が湧くんだ、種類がこれだけある」
アルエドが同じ器具を10個出してきて言ってきたんだけど。
「・・・は?」
言ってる意味がわからないわ、何?湧くってどう言う事?
「いやだからな、魔力をこう流すと」
アルエドが器具に魔力を流すと、すり潰した状態の薬草の汁が湧いてきました。
「すごいの!」
「信じられないわ、じゃあ私がいつも渡していた薬草って」
「ああ、それは俺の研究に使わせてもらってるよ、潰す前の状態の物が欲しいからな」
アルエドはポーションの効力とか味とかを変える研究をしています、確かにこれは魔力を流すと、同じ物が湧くみたいだから使えない研究もあるでしょうねって。
「こんなの聞いた事ないわよ!どうしてそんな物持ってるのよ」
「それはある人から」
「そのある人って誰よ」
私は顔を近づけて聞きました、後で思い出した事だけど、あれは近過ぎたわね。
「ダメだ今は言えねぇ、もう少しみんなとPTを組んでからだ」
「そうなのね・・・わかったわじゃあ言えるようになったら言ってちょうだい」
「じゃ、じゃあ俺はまだPTにいていいのか」
「そうね、あなたみたいな人放っておいたら大変な事になりそうだもの、私が監視します」
みんなが驚いています、でも誰かが見てないと大変な事になるわよ。
「はは何だよそれ、まあいいや、じゃあこれからもよろしくな」
「ええ・・・それじゃボスの話し合いに戻りましょ、何を話してたんだっけ?」
「ああ、レベルを確認して見ろよって話だな、みんなもう20レベルを超えてるぜ」
「「「「はぁ!?」」」」
みんなの声が揃いました、その後みんなでステータスを確認して驚いているとアルエドが説明してくれたんです。
「ほとんどの奴は知らねぇんだが、経験値ってのはな100m以内だと経験値が入るんだ、これはPTの場合な」
知りませんでした、どうしてそんな事を知っているのよ!って思いましたけどアルエドだし、きっと調べたのねって事でもう考えないことにしましたよ。
そして私が考えないようにしていると更に説明を進め、階層が違うと手に入らないとか、戦争の時は個人としてしか経験値が入らないとか、外だともっと広いとか言っていました、私はそんな余裕ありませんでしたよ。
アルエドの説明をある程度聞き流し、ボスは結局全員で攻撃して倒すことになりましたよ。
そしてボスの時に使うはずだったあの肉は、私たちの装備をごまかす物だったそうで、使わなかったの、ボスも簡単に倒せたわ。
次からは11階を探索することになるけど、それ以上にアルエドには注意しなくちゃね。
「まあ数人しか知らないことさ、言っちゃだめだぞ」
ウインクして可愛く言ってきました、それどころじゃないわよ。
「ど、どうしてそんな物の存在を知ってるのよ、あなた新人でしょ!」
「ああそうだな、新人だから知ってたのさ、いいか」
このダンジョンは成長していて、最近出来た部屋じゃないかって言ってるわ、しかもスキルじゃ発見できないようになってるらしいわ、そして他の冒険者は直ぐに転移してるから知らないそうなの。
「なるほどのう、だから最近入って来たおぬしは、たまたま見つけたと言うんじゃな」
「そうなんだよ、採取中に偶々見つけたんだ運が良かったぜ、まぁ今は法則を解ってるから発見は楽勝だけどな、ははは」
「はははじゃないわよ!!まったく・・・それでなに?そこでモンスターと戦ってたのねあなたは」
怒って私が言ったら頬をかきながら更に言ってきたわ。
「ま、まぁモンスターだけじゃないんだけどな」
「な、なによそれ!?何があったの全部話しなさい!そこに正座!!」
アルエドを正座させて全部を話してもらいました、驚きですよ。
部屋のいくつかには珍しい魔道具やアイテムがあるそうです、そして今回の探索で手に入れた物を出させました。
「すごいの、宝の山なの!」
「驚きネ」
「見ているのに信じられんのう」
「だから私たちの護衛を無償でする、みたいなことが言えたのね」
今まで1人占めしてたのね、許せないわ。
「私たちは仲間じゃなかったって事ね、もういいわ、あなたをPTから外します」
「ま、待ってくれ!?これには色々事情があるんだ」
「聞く必要はないわ、みんなもそうでしょ」
私がみんなを見たけど、どうしてか黙っています、どうしてよ。
「シャラ鈍感ネ」
「シャラ知らんかったのか、これで得心がいったわい」
「そうなの、今までありがとうなの」
何故かテトがアルエドに抱き着いてお礼を言っています、何がどうしたのよ。
「みんなは知ってたんだな」
「当たり前ネ、動きやすくなりすぎネ」
「え!?」
「シャラ、お主の武器を鑑定してみるんじゃ」
私は言われるがまま、武器に鑑定を掛けました。
「なにこれ、切れ味2倍?」
「そうじゃ、他の装備もみんな付与付きになっとるよ、じゃが防具には鑑定防止が付いておる」
い、いつの間に・・・全然気づかなかったわ。
「いつからなの?」
「最初からネ」
ネローネは直ぐに気付いたそうよ、でも誰がやっていたか分からなかったそうなの。
でも私たちじゃ無いのだからアルエドだとは思っていたそうよ。
「本人から言ってくれるまで知らぬふりをしてたんじゃ、理由があるじゃろうしな」
「でもこれ、私の使ってた物よね、この街には魔法付与屋なんてないわ、それこそどこかの王都にでも行かないと、それにこんな装備に付与をするなんて普通しないわ、魔法付与は繊細で精密な魔法を使うから、すごく高いのよ」
確か前に付与の掛かった武器を見たけど、銀貨10枚はしたわ、それも一番低い物でよ。
「それはそうネ、これはアルエドの特注ネ」
「な!?」
驚きました、そんなことも出来るのね、そう言えばあの家の奥の部屋は立ち入り禁止って言ってたわ、あそこにあるのかも。
「これなんてすごいの、裏にミスリルが付いてるの」
テトが服を裏にして見せてきました、可愛いおへそが見えたけど、男子がいるのにこの子は無防備ね!?直ぐに戻してあげました。
その後自分のも確認して見ましたよ。
「私の防具にも着いてるわ・・・いつよ!だってこれは部屋に置いてある以外は修理の時くらい」
「ああ、それが一番大変だったぞ、部屋に無断で入るわけにはいかないからな、修理を依頼した店にお願いして説得したんだ」
直ぐに、はにかんだ笑顔をしながら教えてくれたわ、そこまでして知られないようにするなんて。
そう思いながら自分の防具の裏側を触ってみました、確かにミスリルの様な輝きをした物が付いています。
隠し部屋のお宝を売ってこのミスリルを買うお金にしてたって事ね。
「でもこれミスリルなのよね?魔力を吸われてる感じが無いんだけど」
「ああ、それはある人の研究で魔力を貯めれる物を付けてるんだ」
そう言ってアルエドが自分の装備から何か小さい物、私の親指くらいかしら?それを私にくれました。
「それ一個で魔石大と同じ位の魔力が貯めておける」
「「「「魔石大!?」」」」
みんなの声が揃いました、こんな屑魔石と同じくらいの大きさなのに信じられない。
「それはホントに秘密事項なんだ、絶対に言わないように頼むぜ、言ったら大変なことになる」
「わかったわ、それに利益を1人締めしてたわけじゃないって言うのもね」
「ま、まあな」
何か怪しいわね、まだ何か隠してるって顔に出てるわ。
「まだ何かあるでしょ、言いなさい!」
「うぅ・・・実は、装備以外にも調合機材に少々」
「「「「え!?」」」」
私たちは直ぐに自分たちの器具を確認しました。
「信じられん、これは調合スキル+4じゃ」
「こっちのは絶対成功するってあるネ」
「こっちは入れた物の品質が上がるの」
驚きです、私の魔石を砕く道具もどんなものでも砕けるとあります。
「こんなの聞いたことないわ、それにこれってよく見たら、私たちのいつも使ってる物と少し違うわ」
「何で今気づくかな・・・そうだよそれは隠し部屋にあったもんだ、さすがの俺もこんな付与はできないからな、だがいつか出来るようになってやるぜ」
「威張って言わないで!これは何処にもない物よ、国に持っていったらきっと研究者が殺到するわ」
皆も頷いているわ、こんなの新人冒険者が持ってていい物じゃないわよ。
「そんな大げさだぜ、それなら・・・あ!?」
何かを言おうとしてアルエドが口を押えました。
「信じられない!?まだ何かあるの!」
「これはダメだ!絶対にダメだ、あの人に止められてるんだ!」
「なによそれ、誰よあの人って、いいから言いなさい!」
胸ぐらをつかんで言いました、渋々アルエドが話始めましたよ。
「絶対に秘密だぞ、いいな絶対だ!この小型魔力バッテリーと同じくらいだぞ」
それほどの事があるのね、まったくどれだけの事をしてるのよ、私位の年齢に見えるのに・・・もしかしてアルエドって天才発明家とかなのかしら?
「俺が使ってる素材を潰すこの乳鉢な、実は無限に同じ物が湧くんだ、種類がこれだけある」
アルエドが同じ器具を10個出してきて言ってきたんだけど。
「・・・は?」
言ってる意味がわからないわ、何?湧くってどう言う事?
「いやだからな、魔力をこう流すと」
アルエドが器具に魔力を流すと、すり潰した状態の薬草の汁が湧いてきました。
「すごいの!」
「信じられないわ、じゃあ私がいつも渡していた薬草って」
「ああ、それは俺の研究に使わせてもらってるよ、潰す前の状態の物が欲しいからな」
アルエドはポーションの効力とか味とかを変える研究をしています、確かにこれは魔力を流すと、同じ物が湧くみたいだから使えない研究もあるでしょうねって。
「こんなの聞いた事ないわよ!どうしてそんな物持ってるのよ」
「それはある人から」
「そのある人って誰よ」
私は顔を近づけて聞きました、後で思い出した事だけど、あれは近過ぎたわね。
「ダメだ今は言えねぇ、もう少しみんなとPTを組んでからだ」
「そうなのね・・・わかったわじゃあ言えるようになったら言ってちょうだい」
「じゃ、じゃあ俺はまだPTにいていいのか」
「そうね、あなたみたいな人放っておいたら大変な事になりそうだもの、私が監視します」
みんなが驚いています、でも誰かが見てないと大変な事になるわよ。
「はは何だよそれ、まあいいや、じゃあこれからもよろしくな」
「ええ・・・それじゃボスの話し合いに戻りましょ、何を話してたんだっけ?」
「ああ、レベルを確認して見ろよって話だな、みんなもう20レベルを超えてるぜ」
「「「「はぁ!?」」」」
みんなの声が揃いました、その後みんなでステータスを確認して驚いているとアルエドが説明してくれたんです。
「ほとんどの奴は知らねぇんだが、経験値ってのはな100m以内だと経験値が入るんだ、これはPTの場合な」
知りませんでした、どうしてそんな事を知っているのよ!って思いましたけどアルエドだし、きっと調べたのねって事でもう考えないことにしましたよ。
そして私が考えないようにしていると更に説明を進め、階層が違うと手に入らないとか、戦争の時は個人としてしか経験値が入らないとか、外だともっと広いとか言っていました、私はそんな余裕ありませんでしたよ。
アルエドの説明をある程度聞き流し、ボスは結局全員で攻撃して倒すことになりましたよ。
そしてボスの時に使うはずだったあの肉は、私たちの装備をごまかす物だったそうで、使わなかったの、ボスも簡単に倒せたわ。
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