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4章陰で

61話 マコッチの愚痴

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『ほらほら頑張ってマコッチ』


「主様ファイトです」


「キュキュー」


「ふぇ~~やだよー」


どうもマコッチです、街の挨拶から20日が経ちました、そして皆さん解ってるかもですが、私は今イベントをやっています。

それも、それもよ!また筋トレだったのよ、今度は懸垂とスクワットとランニングだったの。



『ほんと、どうしてこの子は1回しか出来ないのかしらね、まあ1回も出来ないよりはいいけどさ、ほらほら休憩は走ってからね』


「うぇーい、まったくどうして私に不利な物ばかりなのよ、ゲームをやらせてよゲームを」


まったくどうせDPばっかりのくせにさ、スキルの券をちょうだいよね。

レベルは奴隷の人たちが頑張ってくれて50まで上がってるし、DPは1000憶を超えたのよ、ガチャはしまくってるからいらないわ、スキルだけなのよ欲しいのは。



『ほらほら走って走って』


「主様頑張って、もう少しで2キロです」


「キュルキュリー」


スイちゃん以外が応援してくれて、私は2キロを走り切りました、もちろん部屋をグルグル走るのではなくてランニングマシーンが出てきたんですよ、大型の機械がね。

そう、今回のイベントは装置が大掛かりでした、鉄棒とランニングマシーンそれとスクワットのセンサーです、そんなの要らないからゲームにしてよ、っと私は心の中で叫びながら2キロを走ったのよ、今は休憩中。

ちなみにそのマシーンたちのせいで部屋が狭くなったので拡張しましたよ。



「お疲れ様です主様」


「ありがとマリン」


マリンがドリンクをくれて、私は撫でながら飲みました、今回も50回で終わるでしょう・・・テヘ。



『マコッチ、考えてることがわかるよー、走るのは50キロやってもらうからね』


「うぇ~い、全くこれでまたDPばっかりだったらほんと怒るよ」


『そう言うのはね、ちゃんとやってる人が言うもんだよ、ほらほら頑張ってー』


冷たい言い方でスイちゃんが言ってきました、ぜったい50回でやめてやるんだから。



《それから一週間が経ちました》


「さてさて何をくれるのかなー」




イベント結果発表


懸垂
50回

DP50万P

スクワット
50回

DP20万P
ガチャ券3枚

ランニング
50キロ

DP30万P
レベルアップ券1枚
スキル券1枚


皆さんお疲れさまでしたー!次を楽しみにしていてくださーい。



「・・・スイちゃん、次のイベントが筋トレだったらさ」


『うんわかった、筋トレだったら参加しないのね』


「うん、お願いします許してください」


スキル券を使って覚えたスキルはこれでした。


【スキル】
情報共有
(情報を送受信が出来るようになる)




レベルが50になってからまだ割り振ってなかったのよ、どうせ今回で券をもらえると思ったからね、1枚とは思わなかったわ、グスン。

レベルアップ券を使い51レベルになって分配はこうしましたよ。


【残りポイント】 
38⇒10

【吸収率】  
30⇒40

【活性率】  
30

【召喚速度】 
10

【能力補正】 
5

【幸運度】  
26⇒44


ガチャはしたけど宝石が入った箱が3つでした。


「このスキルでスズメやラットの情報収集が楽になるわね」


『それだけじゃなく、相手にも渡せるよ』


私の知っていることを渡せるってこと?


「そうなの?じゃあ冒険者をしてる、フルプレート・ミニたちに使って見ようかな、あの子たち体を与えてからどうも親しみが足りないのよ」


『まあ前が鎧のモンスターだからね』


「そうだけど、みんな可愛いんだからそれだけ感情があった方が良いわ」


そう言って私は冒険者をしているフルプレート・ミニたちに情報を送りました、主に私の感情やらをです、これで少しは人らしくなるでしょう。

今までは楽しそうにしていないと言うか、戦っていれば良い、みたいな反応だったのよね。

他のモンスターやラクロナイトは結構話してたから、何か違ったのかしら?


【所持DP】
626億2700万315P




【DP収入】
イベント
100万P

冒険者
210万P

吸収率4倍効果
210万P⇒840万P

27日分
2億2680万P



7600万P

3億P
兵士
1億8000万P


27日分
150億1200万P

吸収率4倍効果
150億1200万P⇒600億4800万P

【DP使用】
マスタールーム増設
10万P


【合計DP】
1229億0170万315P
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