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2章 開口
23話 来訪して直ぐ
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「「「「「や、やっとついた~」」」」」
みんなの心からの声が漏れて、俺も同じ気持ちでため息が出てしまった。
王都ミルーシュに着くまでの10日間、襲撃の嵐で対処に困ってしまう程だったんだ。
「何なんだよあれは」
「やんなっちゃうな」
「アンソンとマリーナには苦労を掛けたな」
「「まったくだ」」
ふたりが謙遜しない程の襲撃に見回れ、俺の最終手段を取って短縮させたんだ。
これからが本番だというのに、俺たちは少々やる気をなくしていた。
「まったく信じられないわよね、自分たちの国王の命が掛かってるのにさ」
「ん、国王の命よりもとか呆れる」
「アシュリーもアンもすまないな」
今日は労をねぎらう為に、王都で良い食事を出す場所でも予約しようと約束した。
そうと決まれば、到着を冒険者ギルドに報告して、お城に面会の予約をする為に門番の前に来た。
「お前が医者だというのか?」
「いや、俺たちは冒険者だ、後ろの馬車の中にいるぞ」
「顔を見たい、出て来てもらっていいか?」
門番も警戒しているのか、アンドロイドでない本体の俺とアイーダが顔を出したよ。
それを見て、門番は了承してくれて、宿まで案内してくれたんだ。
「まさか、宿まで取ってくれてるとはな」
「マリーナ、どうやら宿ではないぞ」
アンソンの不安は、目的の場所に向かって行くうちに分かって来て、ほんとに良いのかと俺たちもヒソヒソと話し始めた。
到着したのは貴族区で、門番が止まって紹介したのは、子爵家の屋敷だったよ。
「ようこそ、随分お早いお越しですな」
屋敷から出てきたのは、ちょっと恰幅の良いおじさんで、俺は勿論だが他のメンバーもイヤそうだ。
握手を求めて来るおじさんは、明らかに襲撃に絡んでいる感じで、どうしてここにいるんだと言いたげで、食事なども注意しなくては行けない。
「悪いんだが、普通の宿に泊まれないか?」
「そんな訳には参りませんよ、あなた方は国王様のお客様です」
「じゃあ、ここでの滞在時は、旅の途中で起きた事は体験しなくて良いな?」
「も、勿論ですとも」
貴族でも対応を変えなかった俺に、相手はかなり引き気味で、襲撃にあってイライラしてるのを分からせた。
これで襲撃にあったら、子爵のせいになりかなり問題にしてやると、更に遠回しに言ってやったぞ。
「全力でご対応させていただきます」
「そう願うよ、何せ襲撃して来た奴らが100人を越えていたから、こちらはうんざりしていたんだ」
「そ、そうでしたか」
「ああ、危うく国王様に進言したくなったよ」
まるで軍隊だと、俺は笑いながら倒した事を強調させた。
子爵は、冒険者5人で倒した事が分かって焦りだし、しっかりと対応するともう一度言って来たな。
「ほんとに頼むぞ子爵殿、俺たちは王都の散策に向かう」
「は、はいっ!お任せください」
かなり怯えさせたんだが、子爵よりも身分の高い者もいるだろうから、まだまだ油断は出来ず、俺たちの帰りはとても遅くなる予定だ。
王都の散策もあったからだが、正直屋敷の食事は摂りたくないし、外で済ませるのは予定してた楽しみのひとつだ。
「寝る時も問題だぞエムゼロ」
「アンソンの不安も最もだな」
「ああ、屋敷の中でオレたちが死んでも、子爵の首が飛ぶだけだからな」
上の奴らが有益だと思えば必ずしてくると、俺たちは一斉にため息を付いたよ。
その為の下級貴族の屋敷と言う事で、護衛用のロボットを輸送する事にしたんだ。
「それと、こっちでも整備をしたいな」
王都の川はちょっと匂う感じで、自然にも悪いと判断が出来た。
上下水道の概念がなくても、浄化設備位ないのかと言いたい。
「それは無理よマルセル、あなたみたいには出来ないわ」
「いやいやアシュリーさんや、ここは異世界なんだぞ、スライムとか使えないのかよ」
本体の俺の意見に、異世界?っとハテナを頭に浮かばせてしまうが、普通ならそう言ったモンスターで浄化できるのが定番だ。
しかし、そんな生物は存在していないらしく、仕方ないから俺が頑張る事にした。
「マルセル、またお店を出すの?」
「そうしたいんだが、スラムで襲撃を受けるのもな」
アンの嫌そうな顔の通り、襲撃はもう十分だった俺たちに行く気はなく、仕方ないから他の案を考えたんだ。
そして、俺たちは二手に分かれる事にした。
「医者の俺とアイーダは建物の方、冒険者のエムゼロとアンソンたちは奴隷商の所に行こう」
情報を勝手に話さないのは、そう言った縛りのある者だけで、貴族たちは信用できなかった。
医者になるのは、大抵が身分の高い奴らで、だからこそ資格は要らないと思っていたんだ。
「医者の試験は、元からそう言った奴らを合格させる為の物だったの?」
「学園もあって、そこに入ってる奴らは情報を共有してるお貴族様だから、そもそもが出来レースと言う訳だ」
「なるほどね・・・でも、マルセルはそれを知ってるのよね」
「その通りだアシュリー」
厳密にいうと、前の記憶にある昔のお話で、場所は違い使ってる薬草も違うが、同じような事が起きていた。
普通なら正すべきだが、俺にそこまでの情熱はなく、治療をするのみだ。
「だから、今回は来たの?」
「そうだぞアン、もし拒否られたら帰るだけだ」
「うん、それで良いと思う」
資格もいらないと突き返してやると、意気込んでいる本体の俺だが、そもそも治療が終わったらそうなりそうだと予想はしていた。
相手は、資格もないのに治療をした事を追求する、良くあるパターンだと今日だけでも楽しもうと王都を歩き回った。
「それにしても、食事の味はおなじみだな」
「ん、マルセルとエムゼロのが良い」
「そうね、どこかで作ってよね」
屋敷とは言わないアシュリーは、宿にでも行きたい感じで、俺も出来ればそうしたいと思ってしまった。
しかし、屋敷は使わないといけないし、あるとしたら王宮くらいだ。
「王宮の食材を使わせてもらうか」
「出来るのかしら?」
「まぁ期待はしないが、頼めばいやとは言わないだろう」
追放とか言われたらそれどころではなく、早々に王都を出なくてはならない。
王都の散策でアンテナは設置出来たから、追放とか言われても問題はなく、後は衛星を飛ばすだけとなる。
呼び出しが来るまではと思っていたんだが、夜遅くに戻った俺たちを待っている執事がいて、俺たちは明日に謁見となったよ。
みんなの心からの声が漏れて、俺も同じ気持ちでため息が出てしまった。
王都ミルーシュに着くまでの10日間、襲撃の嵐で対処に困ってしまう程だったんだ。
「何なんだよあれは」
「やんなっちゃうな」
「アンソンとマリーナには苦労を掛けたな」
「「まったくだ」」
ふたりが謙遜しない程の襲撃に見回れ、俺の最終手段を取って短縮させたんだ。
これからが本番だというのに、俺たちは少々やる気をなくしていた。
「まったく信じられないわよね、自分たちの国王の命が掛かってるのにさ」
「ん、国王の命よりもとか呆れる」
「アシュリーもアンもすまないな」
今日は労をねぎらう為に、王都で良い食事を出す場所でも予約しようと約束した。
そうと決まれば、到着を冒険者ギルドに報告して、お城に面会の予約をする為に門番の前に来た。
「お前が医者だというのか?」
「いや、俺たちは冒険者だ、後ろの馬車の中にいるぞ」
「顔を見たい、出て来てもらっていいか?」
門番も警戒しているのか、アンドロイドでない本体の俺とアイーダが顔を出したよ。
それを見て、門番は了承してくれて、宿まで案内してくれたんだ。
「まさか、宿まで取ってくれてるとはな」
「マリーナ、どうやら宿ではないぞ」
アンソンの不安は、目的の場所に向かって行くうちに分かって来て、ほんとに良いのかと俺たちもヒソヒソと話し始めた。
到着したのは貴族区で、門番が止まって紹介したのは、子爵家の屋敷だったよ。
「ようこそ、随分お早いお越しですな」
屋敷から出てきたのは、ちょっと恰幅の良いおじさんで、俺は勿論だが他のメンバーもイヤそうだ。
握手を求めて来るおじさんは、明らかに襲撃に絡んでいる感じで、どうしてここにいるんだと言いたげで、食事なども注意しなくては行けない。
「悪いんだが、普通の宿に泊まれないか?」
「そんな訳には参りませんよ、あなた方は国王様のお客様です」
「じゃあ、ここでの滞在時は、旅の途中で起きた事は体験しなくて良いな?」
「も、勿論ですとも」
貴族でも対応を変えなかった俺に、相手はかなり引き気味で、襲撃にあってイライラしてるのを分からせた。
これで襲撃にあったら、子爵のせいになりかなり問題にしてやると、更に遠回しに言ってやったぞ。
「全力でご対応させていただきます」
「そう願うよ、何せ襲撃して来た奴らが100人を越えていたから、こちらはうんざりしていたんだ」
「そ、そうでしたか」
「ああ、危うく国王様に進言したくなったよ」
まるで軍隊だと、俺は笑いながら倒した事を強調させた。
子爵は、冒険者5人で倒した事が分かって焦りだし、しっかりと対応するともう一度言って来たな。
「ほんとに頼むぞ子爵殿、俺たちは王都の散策に向かう」
「は、はいっ!お任せください」
かなり怯えさせたんだが、子爵よりも身分の高い者もいるだろうから、まだまだ油断は出来ず、俺たちの帰りはとても遅くなる予定だ。
王都の散策もあったからだが、正直屋敷の食事は摂りたくないし、外で済ませるのは予定してた楽しみのひとつだ。
「寝る時も問題だぞエムゼロ」
「アンソンの不安も最もだな」
「ああ、屋敷の中でオレたちが死んでも、子爵の首が飛ぶだけだからな」
上の奴らが有益だと思えば必ずしてくると、俺たちは一斉にため息を付いたよ。
その為の下級貴族の屋敷と言う事で、護衛用のロボットを輸送する事にしたんだ。
「それと、こっちでも整備をしたいな」
王都の川はちょっと匂う感じで、自然にも悪いと判断が出来た。
上下水道の概念がなくても、浄化設備位ないのかと言いたい。
「それは無理よマルセル、あなたみたいには出来ないわ」
「いやいやアシュリーさんや、ここは異世界なんだぞ、スライムとか使えないのかよ」
本体の俺の意見に、異世界?っとハテナを頭に浮かばせてしまうが、普通ならそう言ったモンスターで浄化できるのが定番だ。
しかし、そんな生物は存在していないらしく、仕方ないから俺が頑張る事にした。
「マルセル、またお店を出すの?」
「そうしたいんだが、スラムで襲撃を受けるのもな」
アンの嫌そうな顔の通り、襲撃はもう十分だった俺たちに行く気はなく、仕方ないから他の案を考えたんだ。
そして、俺たちは二手に分かれる事にした。
「医者の俺とアイーダは建物の方、冒険者のエムゼロとアンソンたちは奴隷商の所に行こう」
情報を勝手に話さないのは、そう言った縛りのある者だけで、貴族たちは信用できなかった。
医者になるのは、大抵が身分の高い奴らで、だからこそ資格は要らないと思っていたんだ。
「医者の試験は、元からそう言った奴らを合格させる為の物だったの?」
「学園もあって、そこに入ってる奴らは情報を共有してるお貴族様だから、そもそもが出来レースと言う訳だ」
「なるほどね・・・でも、マルセルはそれを知ってるのよね」
「その通りだアシュリー」
厳密にいうと、前の記憶にある昔のお話で、場所は違い使ってる薬草も違うが、同じような事が起きていた。
普通なら正すべきだが、俺にそこまでの情熱はなく、治療をするのみだ。
「だから、今回は来たの?」
「そうだぞアン、もし拒否られたら帰るだけだ」
「うん、それで良いと思う」
資格もいらないと突き返してやると、意気込んでいる本体の俺だが、そもそも治療が終わったらそうなりそうだと予想はしていた。
相手は、資格もないのに治療をした事を追求する、良くあるパターンだと今日だけでも楽しもうと王都を歩き回った。
「それにしても、食事の味はおなじみだな」
「ん、マルセルとエムゼロのが良い」
「そうね、どこかで作ってよね」
屋敷とは言わないアシュリーは、宿にでも行きたい感じで、俺も出来ればそうしたいと思ってしまった。
しかし、屋敷は使わないといけないし、あるとしたら王宮くらいだ。
「王宮の食材を使わせてもらうか」
「出来るのかしら?」
「まぁ期待はしないが、頼めばいやとは言わないだろう」
追放とか言われたらそれどころではなく、早々に王都を出なくてはならない。
王都の散策でアンテナは設置出来たから、追放とか言われても問題はなく、後は衛星を飛ばすだけとなる。
呼び出しが来るまではと思っていたんだが、夜遅くに戻った俺たちを待っている執事がいて、俺たちは明日に謁見となったよ。
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