60 / 63
3章 知名度戦争でもアゲアゲ
60話 怒りの第4試合
しおりを挟む
ワタクシは、リューブ先生に治療されているアシャラを見て、それをした対戦相手を睨みました。
「許しませんわ、絶対に後悔させてやりますわよ」
相手は勝者として舞台を降りていき、次の選手が呼ばれてワタクシも舞台に上がりましたわ。
相手は槍の使い手で、長身で細身の男性でしたわね。
「二本のツノが赤いのですわね」
「我が名はケントス、四天王ラオシェン様の一の弟子だ」
「そうですの、残念ですわ、弟子ではなく当主と戦いたかったですわね」
「ふんっ!ソナタではラオシェン様の遊び相手にもならんよ」
挑発しても軽く返されましたけど、ワタクシはそれ以上に怒っていました。
ワタクシの護衛騎士であるアシャラを弱いと侮辱して来たのだから、同じ事を返してやらないと許せなかったのですわ。
「その言葉、ワタクシに勝ってから言ってくださるかしら?」
「そうか、では堂々と言えるな」
「ふふふ、その槍で出来ますかしらね」
ワタクシも槍を使うのですが、振り回している相手の力量はそれだけで分かるから、ワタクシは仕返しが出来るとワクワクしてきましたの。
開始の合図と同時に、ワタクシは突きの一撃を繰り出したのですが、読まれていた様で槍で上に弾かれましたわ。
「ふんっ!あの弱い剣士と同じ戦法か?」
「うふふ、その程度しか分かりませんか、あなたは先ほどの剣士とは天と地ほどの差があるようですわね」
「な、何だと貴様」
ワタクシの最初の一撃は、相手の力量を測る物ではなく、相手の武器を痛める攻撃で、ほんの少し傷を付けましたの。
それに気づけない時点で、相手はその程度の力量であり、ワタクシよりも弱かったのですわ。
「では、次いきますわよ」
「ふんっ!ガキの攻撃など、どうというっ!!」
余裕ぶっていてた相手は、ワタクシの槍の一撃が早すぎて、頬をかすめた突きに驚いていましたわ。
避ける事も槍で受ける事も出来なかったから、ワタクシは笑って差し上げたのよ。
「な、何が可笑しい貴様」
「だって、先ほどの試合とはまるで逆なのですもの・・・いえ、あなたはアシャラと違ってもう伸びしろがありませんわね」
「い、言わせておけば」
怒った相手は、槍の連続攻撃をしてきましたが、それも遅くてあくびが出ましたわ。
気功術を使っている様ですが、それすらお粗末だったのですわよ。
「アシャラがあなたの相手だったら、勝っていましたわね」
「このっ!このっ!」
「あらあら、そんなに雑ではダメよ、もっと正確に突いて来なさい」
アシャラも同じようにガムシャラでしたが、ちゃんと急所をねらっていたのに、この相手は本当に適当に打ってきましたわ。
気功術を使ってもこれだけの差が出来るのだと分かり、ワタクシもそろそろ本気を出す事にしましたのよ。
「遊びもここまでにしましょうか」
「な、何を言ってやがる」
「分かりませんか、ワタクシは本気を出すと言っているのですわよ」
「何を言うかと思えば、既に本気だったろうが」
そう見えたんでしょうけど、まだまだ本気なんて出してないし、8割といった所です。
そこで本気を出した突きを見せたら、相手は見る事も出来ずに何もしてないと思っていましたわよ。
「どうした、何もしてこないじゃないか」
「あなた、本当に気功術を使っていますの?」
「な、なんだと」
「そう、あなた目に集める事ができませんのね」
弱点を言い当てられ、相手は顔を真っ赤にして来て槍を繰り出してきましたわ。
ワタクシは、その槍先を自分の槍先で弾いて見せましたわ。
「なっ!」
「目に気を集めて見なさい、そうすればこんな芸当も出来ますわ」
「そ、そんな馬鹿な、師匠の様な事がこんな小娘に」
「あらあら、これくらいで驚きますのね、これはあなたが馬鹿にしたアシャラでも出来ますのよ」
さきほどの戦いはそれだけ高レベルであり、こいつが笑って貶すようなモノではなかったのですわ。
そして、それすらも出来ないこいつは、ワタクシの本気の槍に付いてこれず、自分の槍がボロボロになって行くのを見てるだけでしたわね。
「や、止め」
「あらあら、自分の相棒を守れませんのね、それで良くもまぁアシャラを笑いましたわね」
相手の槍を粉々にし、相手は膝を付いて戦意を喪失しましたわ。
戦技もスキルも使いませんでしたが、痛めつける事が出来てワタクシは満足していましたわ。
「次は、あなたの師匠をぶちのめしたいですわね」
「くっ!見ていろ、絶対お前を倒してやる」
「あなたには無理ですわよ、ワタクシたちはもっと強くなりますもの」
まだ10歳のワタクシには、まだまだ強くなる事が出来るのです。
それに、この男なんて眼中になく、ワタクシたちの目標はいつもあの先生なのですわ。
「これで2勝2敗ですわ」
勝利して舞台から降りたワタクシは、次の方たちに視線を向けましたが、その人たちはワタクシたちとは違った空気を纏っていましたわね。
服装もそうでしたが、リューブ先生の弟子にあたる方たちは、気迫が違うのだと思ていましたの。
「おめでとう、勝てましたね」
「はい・・・あの、頑張ってくださいまし」
「ええ、もちろん勝ちますけど、あなたのあれはやってはいけない事です」
「え?」
金のタマゴの最年長者、魔法使いのマリューナさんが怒ってきました。
恨みで相手を負かしたら、それは更なる恨みに変わり自分に帰ってくると怒られたのよ。
「ですが、あいつらは頑張って戦ったアシャラを笑ったんですよ」
「それを返したと言う事は、相手も怒っているんですよ、あなたは許せるんですか?」
「それは・・・無理です」
「自分が許せないのに、相手にやってはいけません」
リューブ先生もアシャラを治しながらこちらを見て怒っていて、ワタクシは素直に謝ったんです。
どうしても怒りが収まらなかったワタクシは、どうすれば良かったのかと聞いたのですわ。
「そうね、私も一人だったら我慢は出来なかったわね」
「それなら、ワタクシは間違ってないじゃありませんの」
「一人ではと言いましたよロベリア、あなたの仲間を見てみなさい」
アラサスたちの方を見ると、心配してこちらを見るみんながいて、ワタクシは間違っていた事がはっきりと分かったのです。
やり返すにしても、相手を貶していびるのではなく、圧倒的な力で倒せば良かったと、マリューナさんに言われましたわ。
「それを今から私が見せてあげるわ、実は私も怒ってるのよ」
ふふふっと笑って舞台に上がるマリューナさんは、表情は和やかな感じだったけどとても怖く見えました。
そして、そんなワタクシの直感は当たっていた様で、対戦相手だった魔族の武将を圧倒したんです。
「す、凄い」
「あれが金のタマゴの実力ですのね」
「ロベリア様、ボク強くなったと思っていましたけど、まだまだでしたよ」
「ワタクシもですわアラサス」
マリューナさんは、相手の攻撃を全て出し切る戦いをしたにも関わらず倒して見せ、相手はさわやかに舞台を降りていったわ。
マリューナさんも笑顔で戻って来て、すっきりした感じでしたわ。
「ワタクシもあんな感じにすれば良かったですわ」
「そうですね、ボクも気を付けます」
「もしかして、アラサスも怒っていましたの?」
「それは当然だよロベリア様、アシャラ様が頑張っているのはみんな見ていたんだ、それなのに侮辱されたからね」
それはそうだと言ってくれて、ワタクシも嬉しかったのだけど、そんな中でワタクシの行動は心配されていましたのよ。
貴族としても間違っていて、ワタクシは今回の件で反省しましたわ。
「許しませんわ、絶対に後悔させてやりますわよ」
相手は勝者として舞台を降りていき、次の選手が呼ばれてワタクシも舞台に上がりましたわ。
相手は槍の使い手で、長身で細身の男性でしたわね。
「二本のツノが赤いのですわね」
「我が名はケントス、四天王ラオシェン様の一の弟子だ」
「そうですの、残念ですわ、弟子ではなく当主と戦いたかったですわね」
「ふんっ!ソナタではラオシェン様の遊び相手にもならんよ」
挑発しても軽く返されましたけど、ワタクシはそれ以上に怒っていました。
ワタクシの護衛騎士であるアシャラを弱いと侮辱して来たのだから、同じ事を返してやらないと許せなかったのですわ。
「その言葉、ワタクシに勝ってから言ってくださるかしら?」
「そうか、では堂々と言えるな」
「ふふふ、その槍で出来ますかしらね」
ワタクシも槍を使うのですが、振り回している相手の力量はそれだけで分かるから、ワタクシは仕返しが出来るとワクワクしてきましたの。
開始の合図と同時に、ワタクシは突きの一撃を繰り出したのですが、読まれていた様で槍で上に弾かれましたわ。
「ふんっ!あの弱い剣士と同じ戦法か?」
「うふふ、その程度しか分かりませんか、あなたは先ほどの剣士とは天と地ほどの差があるようですわね」
「な、何だと貴様」
ワタクシの最初の一撃は、相手の力量を測る物ではなく、相手の武器を痛める攻撃で、ほんの少し傷を付けましたの。
それに気づけない時点で、相手はその程度の力量であり、ワタクシよりも弱かったのですわ。
「では、次いきますわよ」
「ふんっ!ガキの攻撃など、どうというっ!!」
余裕ぶっていてた相手は、ワタクシの槍の一撃が早すぎて、頬をかすめた突きに驚いていましたわ。
避ける事も槍で受ける事も出来なかったから、ワタクシは笑って差し上げたのよ。
「な、何が可笑しい貴様」
「だって、先ほどの試合とはまるで逆なのですもの・・・いえ、あなたはアシャラと違ってもう伸びしろがありませんわね」
「い、言わせておけば」
怒った相手は、槍の連続攻撃をしてきましたが、それも遅くてあくびが出ましたわ。
気功術を使っている様ですが、それすらお粗末だったのですわよ。
「アシャラがあなたの相手だったら、勝っていましたわね」
「このっ!このっ!」
「あらあら、そんなに雑ではダメよ、もっと正確に突いて来なさい」
アシャラも同じようにガムシャラでしたが、ちゃんと急所をねらっていたのに、この相手は本当に適当に打ってきましたわ。
気功術を使ってもこれだけの差が出来るのだと分かり、ワタクシもそろそろ本気を出す事にしましたのよ。
「遊びもここまでにしましょうか」
「な、何を言ってやがる」
「分かりませんか、ワタクシは本気を出すと言っているのですわよ」
「何を言うかと思えば、既に本気だったろうが」
そう見えたんでしょうけど、まだまだ本気なんて出してないし、8割といった所です。
そこで本気を出した突きを見せたら、相手は見る事も出来ずに何もしてないと思っていましたわよ。
「どうした、何もしてこないじゃないか」
「あなた、本当に気功術を使っていますの?」
「な、なんだと」
「そう、あなた目に集める事ができませんのね」
弱点を言い当てられ、相手は顔を真っ赤にして来て槍を繰り出してきましたわ。
ワタクシは、その槍先を自分の槍先で弾いて見せましたわ。
「なっ!」
「目に気を集めて見なさい、そうすればこんな芸当も出来ますわ」
「そ、そんな馬鹿な、師匠の様な事がこんな小娘に」
「あらあら、これくらいで驚きますのね、これはあなたが馬鹿にしたアシャラでも出来ますのよ」
さきほどの戦いはそれだけ高レベルであり、こいつが笑って貶すようなモノではなかったのですわ。
そして、それすらも出来ないこいつは、ワタクシの本気の槍に付いてこれず、自分の槍がボロボロになって行くのを見てるだけでしたわね。
「や、止め」
「あらあら、自分の相棒を守れませんのね、それで良くもまぁアシャラを笑いましたわね」
相手の槍を粉々にし、相手は膝を付いて戦意を喪失しましたわ。
戦技もスキルも使いませんでしたが、痛めつける事が出来てワタクシは満足していましたわ。
「次は、あなたの師匠をぶちのめしたいですわね」
「くっ!見ていろ、絶対お前を倒してやる」
「あなたには無理ですわよ、ワタクシたちはもっと強くなりますもの」
まだ10歳のワタクシには、まだまだ強くなる事が出来るのです。
それに、この男なんて眼中になく、ワタクシたちの目標はいつもあの先生なのですわ。
「これで2勝2敗ですわ」
勝利して舞台から降りたワタクシは、次の方たちに視線を向けましたが、その人たちはワタクシたちとは違った空気を纏っていましたわね。
服装もそうでしたが、リューブ先生の弟子にあたる方たちは、気迫が違うのだと思ていましたの。
「おめでとう、勝てましたね」
「はい・・・あの、頑張ってくださいまし」
「ええ、もちろん勝ちますけど、あなたのあれはやってはいけない事です」
「え?」
金のタマゴの最年長者、魔法使いのマリューナさんが怒ってきました。
恨みで相手を負かしたら、それは更なる恨みに変わり自分に帰ってくると怒られたのよ。
「ですが、あいつらは頑張って戦ったアシャラを笑ったんですよ」
「それを返したと言う事は、相手も怒っているんですよ、あなたは許せるんですか?」
「それは・・・無理です」
「自分が許せないのに、相手にやってはいけません」
リューブ先生もアシャラを治しながらこちらを見て怒っていて、ワタクシは素直に謝ったんです。
どうしても怒りが収まらなかったワタクシは、どうすれば良かったのかと聞いたのですわ。
「そうね、私も一人だったら我慢は出来なかったわね」
「それなら、ワタクシは間違ってないじゃありませんの」
「一人ではと言いましたよロベリア、あなたの仲間を見てみなさい」
アラサスたちの方を見ると、心配してこちらを見るみんながいて、ワタクシは間違っていた事がはっきりと分かったのです。
やり返すにしても、相手を貶していびるのではなく、圧倒的な力で倒せば良かったと、マリューナさんに言われましたわ。
「それを今から私が見せてあげるわ、実は私も怒ってるのよ」
ふふふっと笑って舞台に上がるマリューナさんは、表情は和やかな感じだったけどとても怖く見えました。
そして、そんなワタクシの直感は当たっていた様で、対戦相手だった魔族の武将を圧倒したんです。
「す、凄い」
「あれが金のタマゴの実力ですのね」
「ロベリア様、ボク強くなったと思っていましたけど、まだまだでしたよ」
「ワタクシもですわアラサス」
マリューナさんは、相手の攻撃を全て出し切る戦いをしたにも関わらず倒して見せ、相手はさわやかに舞台を降りていったわ。
マリューナさんも笑顔で戻って来て、すっきりした感じでしたわ。
「ワタクシもあんな感じにすれば良かったですわ」
「そうですね、ボクも気を付けます」
「もしかして、アラサスも怒っていましたの?」
「それは当然だよロベリア様、アシャラ様が頑張っているのはみんな見ていたんだ、それなのに侮辱されたからね」
それはそうだと言ってくれて、ワタクシも嬉しかったのだけど、そんな中でワタクシの行動は心配されていましたのよ。
貴族としても間違っていて、ワタクシは今回の件で反省しましたわ。
1
お気に入りに追加
76
あなたにおすすめの小説

望んでいないのに転生してしまいました。
ナギサ コウガ
ファンタジー
長年病院に入院していた僕が気づいたら転生していました。
折角寝たきりから健康な体を貰ったんだから新しい人生を楽しみたい。
・・と、思っていたんだけど。
そう上手くはいかないもんだね。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~
味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。
しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。
彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。
故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。
そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。
これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。


巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる