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1章 知名度アゲアゲ
15話 周りが騒がしい
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10階のボスを倒し、メメルたちのランクが1つ上がったのをきっかけに、他のPTからギルドを通して誘いの声を貰ったんだ。
「またか、今度は何処だ?」
「9つ星のエンシェントです」
「また高ランクPTだなブレイス」
「はいリューブさん、無理とは言ってるんですけど、伝えるだけでもしておくように言われまして、こちらも断る事が出来ないんです」
戦力増強の為の指導員が欲しいのだろうが、メメルたちはその勧誘に入ってないから俺は断っていた。
入っていても、今の実力では足手まといになり、みんなのやる気が下がるからどの道断る一択だった。
「下のランクだったらいいのに、どうして高ランクのPTばかりなんだ?」
「それは、人気を上げたいんでしょうね」
「だろうな」
映像の特殊さを求めているのは目に見えていて、一度同行して技術を盗んでやろうとしているのが見え見えだった。
だから断っていて、下のランクのPTでも注意はしていたんだ。
「ですけど、そろそろこちらも断り切れません、一度集めてしっかりと言った方がよろしいと思いますよ」
「確かに、力づくで来る奴も出てくるかもしれないな」
「はい、ギルドとしましても、騒ぎは避けたいんです」
「そうだな、声を掛けて来たPTを集めてくれるか」
日にちは相手に合わせる事にしてブレイスに頼んだが、メメルたちは反対してきたよ。
どうせマネの出来ない事なんだからっと、時間の無駄を指摘してきたんだ。
「そう言ってやるな、知らないより知って諦めて貰った方が良い」
「そうですけど、リューブ師匠が苦労する必要はありません」
「メメルの言う通りよ、放っておけばいいじゃない」
「二人とも、そう言う訳にはいかないのよ、さっきリューブさんが言ってたでしょ、暴力で来るかもしれないって」
マリューナが注意してくれて、ムスッとしてても子供たちはそれ以上何も言わなかった。
自分たちを守る為とか思っていそうだが、気功術の訓練を始めたみんなは強さだけなら引けを取らないから、やり過ぎを気にしてもいたんだ。
「っとなると、手ぶらで帰す事になるから、何か考えておく必要はあるな」
「ほら~やっぱり面倒な事になるじゃない」
「そう言うなよブラヌ、いつかは起きる事だったんだ」
ライジングランサーの時は、俺が動いて撮っている程度に見えたが、さすがに今は無理があった。
安全の為に必要と言い聞かせ、俺たちはギルドを出たんだが、既に手遅れだったのか後ろから何者かが付いて来ていたよ。
「リューブ師匠、倒しますか」
「メメル、そのままで良いよ」
「危険ではありませんか?」
「気の索敵も出来ない相手だ、放置で良い」
俺が教えた気功術はそれだけ強力であり、普通に冒険者をしている者たちでは天地がひっくり返っても敵わなかった。
だからメメルたちは強くなり、レベルが上の尾行者を発見出来たんだが、数日後には解決するから放置だ。
「それこそ無駄と言う事さ、気にしないで飯屋に行こう」
「それもそうですね」
「でもさ、そう考えると間抜けね」
はははっと、みんなの気分が明るくなり、俺たちは尾行されたままで楽しい夕食を摂り、普通に宿に戻った。
何事もなかったからか、尾行していた奴は宿を確認して戻って行ったが、メメルたちとは違い、俺の探知は広範囲だから、何処の誰が尾行していたのかが分かったよ。
「10つ星のエクスカリバーだったか」
「リューブさん、まさか行くつもりですか」
「いや、行かないよマリューナ、さっきも言ったが労力の無駄だ」
襲って来るなら話しは変わるが、どうやら調べに来ていただけの様で、夜遅くになっても動きはなかった。
そんな不穏な動きもあったが、ギルドが集めてくれる日になり、俺たちは上位の冒険者たちが集まる会議室に足を運んだよ。
「来たな」
「待っていましたよ」
「もう待ちくたびれたわね」
「まぁ、家に来るのは確実だろう」
それぞれのリーダーが何やら言って来たが、最初に加入はしない事を伝えた。
そして、尾行なども止める様に注意し、次からは倒してしまうと言い切ったんだ。
「きゃはは、随分威勢が良いじゃんおじさん、子供たちを守るのに必死だね」
「必死なのはそっちだろう、10つ星のエクスカリバーのリーダーキャベサ」
「へぇ~あたいを知ってるんだね」
「もちろんだ、3日前に尾行してただろう?」
気付いてた事には驚かず、なかなかやると評価して来て、投稿の技術抜きで欲しいとか言って来た。
だが俺は断り、そもそも投稿の技術と言うのが他でマネの出来ない物とその場で現物の折り鶴を飛ばして説明したんだ。
「この様に俺にしか操作出来ないし、作る事も出来ないんだ」
「あらあら、可愛い子たちね」
「なるほど、話は分かったが、それなら尚更君が欲しいな」
9つ星のリーダーアマンサが引かない態度を取って来て、他のメンバーも俺を欲しがった。
こうなる事は予想してたので、子供たちを育てる楽しさを語り、今とても幸せだと伝えたんだ。
「だから、俺たちに邪魔をするなと言いたいのか?」
「端的に言えばそうだが、タダとは言わないよフェニックスのリーダーマゼカン殿」
「ほう、では聞こうか、俺たちが君を諦めると宣言するほどの内容をな」
そんなモノは無いっと、俺たち以外は思っている空気だが、人差し指を立てて小さな気の弾を出したのに誰も気づかないから、絶対にその空気は変わると確信したよ。
気を扱う事の出来ない者は、気を扱う者には勝てない道理であり、これを教えると約束したんだ。
「これって、ただ指を立てただけじゃない」
「そう見えるだろうが、指の先には今エネルギーの弾が浮いている」
「「「「「え」」」」」
嘘ではない証拠に、指先の弾を飛ばしテーブルを破壊して見せた。
いきなりテーブルが爆発したから、リーダーたちは今までの余裕がなくなっていたよ。
「分かってもらえたかな?」
「え、ええ・・・ほんとの様ね」
「これは気と言う力なんだが、戦闘力を爆発させて何十倍にも出来るんだ」
だからうちの子たちは5レベルなのにどんどんダンジョンを進めていて、動きも新人とは思えないモノだった。
闘気術でも同じような事は出来るが、あれは高めるのではなく溜めて使う事しか出来ず、絶対量が決まっていた。
「これを教えるから勧誘は無しにしてくれ」
「ほ、本当に数十倍に出来るのか?」
「ちょっと待ってよ、その前になんでレベルの数値が分かってるのよ」
「確かにそうですわね、まさかモンスターの数を数えてるとか言いませんわよね?」
そこに気付いてリーダーたちはジッと見てきたが、鑑定紙はまだ公表出来ないので、5レベルまでは数えていたと笑顔で応えた。
5レベルまでなら出来なくは無いとか、規格外とか言われたが誤魔化す事は出来たので、話しを先に進める事咳払いをした。
「だからな、俺たちがやっているから君たちも出来る、訓練には時間が掛かるがな受けてみるか?」
家の子たちは、まだ数倍にする程度しか出来ないが、一ヶ所に集中させたりして威力を上げていた。
そうすればダンジョンの探索には有効と説明し、それは説得するに十分だったよ。
「分かった、君を勧誘するのは諦めよう」
「ありがとう」
「だが、一つ聞かせてくれ、そんな力を持っているのに、どうして上を目指さないんだ」
「それはなマゼカン殿、それ以上に大切なモノを見つけたからだよ」
ライジングランサーを育てている時には感じなかったモノで、俺はこれ以上を求めていなかった。
だから他の所にはいかないし、子供たちが成長し巣立っていくのを見たいと思った。
「まるで親だな」
「そうさマゼカン殿、血は繋がってないが、俺はこの子たちの親なんだ」
「そうか、それは守らないといけないな」
「ああ、だから邪魔はしないでくれよな」
邪魔をするなら、誰であれ排除すると目だけで知らせて、上位のPTに気功術を教える事になった。
メメルたちは不満そうだったが、奥の手は教えないし、弟子としているのは家の子たちだけだから、そこを伝えたらニコニコしていたよ。
「またか、今度は何処だ?」
「9つ星のエンシェントです」
「また高ランクPTだなブレイス」
「はいリューブさん、無理とは言ってるんですけど、伝えるだけでもしておくように言われまして、こちらも断る事が出来ないんです」
戦力増強の為の指導員が欲しいのだろうが、メメルたちはその勧誘に入ってないから俺は断っていた。
入っていても、今の実力では足手まといになり、みんなのやる気が下がるからどの道断る一択だった。
「下のランクだったらいいのに、どうして高ランクのPTばかりなんだ?」
「それは、人気を上げたいんでしょうね」
「だろうな」
映像の特殊さを求めているのは目に見えていて、一度同行して技術を盗んでやろうとしているのが見え見えだった。
だから断っていて、下のランクのPTでも注意はしていたんだ。
「ですけど、そろそろこちらも断り切れません、一度集めてしっかりと言った方がよろしいと思いますよ」
「確かに、力づくで来る奴も出てくるかもしれないな」
「はい、ギルドとしましても、騒ぎは避けたいんです」
「そうだな、声を掛けて来たPTを集めてくれるか」
日にちは相手に合わせる事にしてブレイスに頼んだが、メメルたちは反対してきたよ。
どうせマネの出来ない事なんだからっと、時間の無駄を指摘してきたんだ。
「そう言ってやるな、知らないより知って諦めて貰った方が良い」
「そうですけど、リューブ師匠が苦労する必要はありません」
「メメルの言う通りよ、放っておけばいいじゃない」
「二人とも、そう言う訳にはいかないのよ、さっきリューブさんが言ってたでしょ、暴力で来るかもしれないって」
マリューナが注意してくれて、ムスッとしてても子供たちはそれ以上何も言わなかった。
自分たちを守る為とか思っていそうだが、気功術の訓練を始めたみんなは強さだけなら引けを取らないから、やり過ぎを気にしてもいたんだ。
「っとなると、手ぶらで帰す事になるから、何か考えておく必要はあるな」
「ほら~やっぱり面倒な事になるじゃない」
「そう言うなよブラヌ、いつかは起きる事だったんだ」
ライジングランサーの時は、俺が動いて撮っている程度に見えたが、さすがに今は無理があった。
安全の為に必要と言い聞かせ、俺たちはギルドを出たんだが、既に手遅れだったのか後ろから何者かが付いて来ていたよ。
「リューブ師匠、倒しますか」
「メメル、そのままで良いよ」
「危険ではありませんか?」
「気の索敵も出来ない相手だ、放置で良い」
俺が教えた気功術はそれだけ強力であり、普通に冒険者をしている者たちでは天地がひっくり返っても敵わなかった。
だからメメルたちは強くなり、レベルが上の尾行者を発見出来たんだが、数日後には解決するから放置だ。
「それこそ無駄と言う事さ、気にしないで飯屋に行こう」
「それもそうですね」
「でもさ、そう考えると間抜けね」
はははっと、みんなの気分が明るくなり、俺たちは尾行されたままで楽しい夕食を摂り、普通に宿に戻った。
何事もなかったからか、尾行していた奴は宿を確認して戻って行ったが、メメルたちとは違い、俺の探知は広範囲だから、何処の誰が尾行していたのかが分かったよ。
「10つ星のエクスカリバーだったか」
「リューブさん、まさか行くつもりですか」
「いや、行かないよマリューナ、さっきも言ったが労力の無駄だ」
襲って来るなら話しは変わるが、どうやら調べに来ていただけの様で、夜遅くになっても動きはなかった。
そんな不穏な動きもあったが、ギルドが集めてくれる日になり、俺たちは上位の冒険者たちが集まる会議室に足を運んだよ。
「来たな」
「待っていましたよ」
「もう待ちくたびれたわね」
「まぁ、家に来るのは確実だろう」
それぞれのリーダーが何やら言って来たが、最初に加入はしない事を伝えた。
そして、尾行なども止める様に注意し、次からは倒してしまうと言い切ったんだ。
「きゃはは、随分威勢が良いじゃんおじさん、子供たちを守るのに必死だね」
「必死なのはそっちだろう、10つ星のエクスカリバーのリーダーキャベサ」
「へぇ~あたいを知ってるんだね」
「もちろんだ、3日前に尾行してただろう?」
気付いてた事には驚かず、なかなかやると評価して来て、投稿の技術抜きで欲しいとか言って来た。
だが俺は断り、そもそも投稿の技術と言うのが他でマネの出来ない物とその場で現物の折り鶴を飛ばして説明したんだ。
「この様に俺にしか操作出来ないし、作る事も出来ないんだ」
「あらあら、可愛い子たちね」
「なるほど、話は分かったが、それなら尚更君が欲しいな」
9つ星のリーダーアマンサが引かない態度を取って来て、他のメンバーも俺を欲しがった。
こうなる事は予想してたので、子供たちを育てる楽しさを語り、今とても幸せだと伝えたんだ。
「だから、俺たちに邪魔をするなと言いたいのか?」
「端的に言えばそうだが、タダとは言わないよフェニックスのリーダーマゼカン殿」
「ほう、では聞こうか、俺たちが君を諦めると宣言するほどの内容をな」
そんなモノは無いっと、俺たち以外は思っている空気だが、人差し指を立てて小さな気の弾を出したのに誰も気づかないから、絶対にその空気は変わると確信したよ。
気を扱う事の出来ない者は、気を扱う者には勝てない道理であり、これを教えると約束したんだ。
「これって、ただ指を立てただけじゃない」
「そう見えるだろうが、指の先には今エネルギーの弾が浮いている」
「「「「「え」」」」」
嘘ではない証拠に、指先の弾を飛ばしテーブルを破壊して見せた。
いきなりテーブルが爆発したから、リーダーたちは今までの余裕がなくなっていたよ。
「分かってもらえたかな?」
「え、ええ・・・ほんとの様ね」
「これは気と言う力なんだが、戦闘力を爆発させて何十倍にも出来るんだ」
だからうちの子たちは5レベルなのにどんどんダンジョンを進めていて、動きも新人とは思えないモノだった。
闘気術でも同じような事は出来るが、あれは高めるのではなく溜めて使う事しか出来ず、絶対量が決まっていた。
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「ほ、本当に数十倍に出来るのか?」
「ちょっと待ってよ、その前になんでレベルの数値が分かってるのよ」
「確かにそうですわね、まさかモンスターの数を数えてるとか言いませんわよね?」
そこに気付いてリーダーたちはジッと見てきたが、鑑定紙はまだ公表出来ないので、5レベルまでは数えていたと笑顔で応えた。
5レベルまでなら出来なくは無いとか、規格外とか言われたが誤魔化す事は出来たので、話しを先に進める事咳払いをした。
「だからな、俺たちがやっているから君たちも出来る、訓練には時間が掛かるがな受けてみるか?」
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そうすればダンジョンの探索には有効と説明し、それは説得するに十分だったよ。
「分かった、君を勧誘するのは諦めよう」
「ありがとう」
「だが、一つ聞かせてくれ、そんな力を持っているのに、どうして上を目指さないんだ」
「それはなマゼカン殿、それ以上に大切なモノを見つけたからだよ」
ライジングランサーを育てている時には感じなかったモノで、俺はこれ以上を求めていなかった。
だから他の所にはいかないし、子供たちが成長し巣立っていくのを見たいと思った。
「まるで親だな」
「そうさマゼカン殿、血は繋がってないが、俺はこの子たちの親なんだ」
「そうか、それは守らないといけないな」
「ああ、だから邪魔はしないでくれよな」
邪魔をするなら、誰であれ排除すると目だけで知らせて、上位のPTに気功術を教える事になった。
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