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1章 知名度アゲアゲ
8話 売り出し開始
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昼過ぎにダンジョンから戻り、編集をちゃちゃっと済ませて投稿した俺は、ライジングランサーの時に仲良くしていた商人のキンブルを部屋に招き茶を出していた。
「それで、どうしてここが分かったんだキンブル」
「やだなぁリューブさん、探し回った僕を労ってくださいよぉ~」
「はいはい、それは大変だったな」
本題に入れっと、俺はクッキーを乗せた皿ををテーブルに置いて伝えた。
キンブルは、ライジングランサーが大変な事になっていると、クッキーに手をつけないで教えてくれたが、それはそうだと俺は諦めた答えを伝えたよ。
「リューブさんのせいではありませんからね」
「自分たちの行動には責任を持たなければいけない、それは冒険者でなくても同じだからな、別に俺は気にして無い」
「ですよね、だから僕も次の行動に移ろうと探していたんですよリューブさん」
「そうだったのか、本当に大変だったな」
適当に借りた宿だったので、特徴も何もないから本当に大変だったと、クッキーを頬張ってキンブルは次の要求が通しやすい言い回しをして来た。
そんな手を打ってくるほどなので、何を言われるのかと心配したが、キンブルは装備を使ってほしいと言う普通の事をお願いしてきたよ。
「僕のお店の品は品質が良いんです、知ってるでしょう?」
「それは知ってるよ、ライジングランサーで世話になったからな」
「それもこれもリューブさんのおかげです、他の商人もそう思っていますよ」
「その割には、キンブルしか来ないじゃないか」
ライジングランサーの方に品を送っている様で、俺がいなくても同じだった。
そいつらは目が腐っているとキンブルは呆れていたが、7つ星と3つ星の俺では当然と返したんだ。
「そんな間抜けたちの事よりも、僕の話ですよリューブさん、お店の装備を使ってください」
「話は嬉しいんだが、このPTでは俺の装備を使うと決めてるんだ、悪いが断るよ」
「リューブさんの装備?」
「ああ、俺のスキルで作ったんだ」
詳しくは教えなかったが、メメルたちがタイミング良くお茶を持ってきてくれたから、これがそうだとみんなにその場で回ってもらい、それならその商品を扱わせてほしいとキンブルは引かなかったよ。
その言葉を待っていた俺は、取り分はどうするのかと言う話を早々に始め、キンブルを見定める事にしたよ。
「そうですねぇ~・・・見ただけでわかる範囲ですけど、相当良い布をつかっていましたから、金貨1枚ですかね」
「なかなかの目利きだが、希少性が入ってないぞキンブル」
「それはそうですが、これ以上では売れませんよ」
「そう言うと思っていた、さすがだなキンブル」
金貨1枚でもかなり高いんだが、金を持っている者限定でギリギリだせる範囲で、そもそもキンブルにしか頼めないと思っていた。
俺の期待通りキンブルは合格なので、交渉を始める事にしたんだ。
「そんなキンブルだから頼むんだが、俺の品物を販売してくれないか」
「ぼ、僕で良いんですか!」
「ああ、キンブルだから頼むんだ」
「それは僕の方がお願いしたいですよ」
話に乗ってきたので、品質の違う着物と下駄と扇子を出して見せた。
高い品は金貨1枚だが、安いのは銀貨1枚の色と柄の違う品10種類で、格安品もあるから売れるだろうと伝えたんだ。
「確かに、高級品は貴族や高ランクの冒険者も欲しがるでしょうね」
「その為にみんなに着てもらって宣伝したからな、だから数も十分用意してあるぞ」
「そんなに作れるんですか?」
「品質だけなら、1日100万着は作れるな」
「ひゃっ!」
モンスターと戦う為の付与はそれだけMPを消費するから無理だが、綺麗で質が良いだけならそうなる。
下駄や扇子もそうだが、一番下の品質なら1000億着は余裕で、まだ世間に出してないかんざしやクシもあったんだ。
「だからな、在庫の心配はないぞキンブル」
「さすがリューブさん、頼もしいかぎりですね」
「キンブルの品を使えない代わりと思ってくれ」
「全然問題ありませんよ、むしろリューブさんの品を扱う専属になりたいです」
そう言ってくれる事を待っていたから、かんざしなどの装飾品を出したんだ。
今後メメルたちに宣伝してもらう予定で、先に渡す事を話したら喜んでくれたよ。
「これは売れますよ、楽しみです」
「まだまだ序の口だぞキンブル、これを見てくれ」
「見てくれって・・・ただの紙じゃないですか?」
「俺が普通の紙を出すわけないだろう、これは鑑定紙だ」
首を傾げて来るキンブルは、良く分かってない感じなので、簡単に説明する為にキンブルに血を一滴紙に垂らすように指示をだした。
ナイフで指を切って血を垂らし、何が起きるのかと期待していたキンブルは、紙に文字が浮き上がってきて驚いていたよ。
【ステータス】
〈名前〉キンブル
〈種族〉人種族
〈性別〉男
〈職業〉商人
〈レベル〉5
〈HP〉500
〈MP〉500
〈戦闘力〉50
〈スキル〉
・交渉術レベル3
・礼儀作法
〈ユニークスキル〉
・直感
自分でも知らなかった事も書かれていて、これは凄いとキラキラとした目を向けて来た。
物を鑑定する魔道具はあるが、人を鑑定する事が出来なかったから、これは世界に記録玉と魔法映像板が生まれた時の様に騒がれると言ってくれたんだ。
「ステータスが分かれば、向いている職業も分かる・・・あの子たちもこれで職業を決めたんですか?」
「ああ、エルフの二人は元から魔法使い向きだが、人種の二人はそれで決めたよ」
「やっぱり、これはどの国も欲しがります」
一大産業になると喜び、だからこそ慎重に動くように伝えたんだ。
後ろ盾を得てほしいとお願いし、それなら良い人を知ってると頼れる言葉を返してくれたんだ。
「それは良かった、頼んだよキンブル」
「任せてください、必ず売りだせる様にします」
「俺に出来る事があったら言ってくれ、出来る限りの事はするよ」
「それでしたら、その方に会う時にはあの子たちと一緒に来てください、きっと喜びます」
今話題だからっと、まだ2日しか経ってないのに凄いと言われたから、メメルたちはテレていた。
しかし、俺たちが同行すれば成功間違いなしと言われれば断る選択肢はなく、その時は精いっぱいの誠意を見せる事を約束した。
「それは良かった、きっとサリーヌも喜びます」
「サリーヌ・・・まさかとは思うがキンブル、この国の第13皇女様ではないよな?」
「良く知ってますねリューブさん、さすがです」
マジかよっと、俺はかなり焦ってしまい、どうして王族と知り合いなんだと質問する余裕がなかった。
13皇女だから王位などもないから、王族としての後ろ盾だけとなるが、それでも十分とキンブルが言って来て、俺もやっと質問できる余裕が出来たんだ。
「なんで王族と知り合いなんだよキンブル」
「それはですね、親のコネと言う奴ですよリューブさん」
キンブルは笑いながら社交界の話しをしてくれて、そこで冒険者の話題をしたら気に入ってもらえたらしく、今ではライジングランサーのファンだそうだ。
それなら、クビになった俺が会いに行ってもガッカリさせると返したんだが、俺だから良いとか言ってきたよ。
「何でだよキンブル」
「リューブさんの投稿する映像のファンだからですよ」
「そう言う物か?」
「そうです、迫力がある映像はそれだけ魅力的なんです」
皇女様は、それを作る俺に協力できるから喜んでくれるとキンブルは言うが、俺は心配になって来た。
何か手土産を用意しなくてはいけないっと、会うまでの期間に考える事にしたんだ。
「じゃあ、僕は早速遠出の準備をしますね」
「そうして欲しいのはやまやまなんだが、明日はそれ所じゃないと思うぞキンブル」
「どう言う事ですか?」
明日、ギルドに登録に行くんだが、冒険者たちに着物の販売してる店を聞かれるはずと説明し、キンブルの店に殺到すると教えた。
そんなに直ぐにはないと言ってくるキンブルだが、前回囲まれた事を教えたら、考え込んでありそうと応えてくれた。
「だからな、店の準備を先にした方が良い、在庫はこの紙に入っているから、出しかたを今教える」
「この紙もリューブさんのスキルですか、凄いですね」
「収納紙と言うんだが、これは売らずに俺たちだけの特権だ」
強みはいくらあっても良いと収納紙の使い方と一緒に伝え、俺たちの反撃が始まった。
次の日、ギルドに着いた俺たちは、女性ばかりがギルドにいて驚き、受付で着物の件を聞かれたから納得して店の場所を教えたが、それを聞いた女性たちが走ってギルドを飛び出して行ったのは驚きだ。
「それで、どうしてここが分かったんだキンブル」
「やだなぁリューブさん、探し回った僕を労ってくださいよぉ~」
「はいはい、それは大変だったな」
本題に入れっと、俺はクッキーを乗せた皿ををテーブルに置いて伝えた。
キンブルは、ライジングランサーが大変な事になっていると、クッキーに手をつけないで教えてくれたが、それはそうだと俺は諦めた答えを伝えたよ。
「リューブさんのせいではありませんからね」
「自分たちの行動には責任を持たなければいけない、それは冒険者でなくても同じだからな、別に俺は気にして無い」
「ですよね、だから僕も次の行動に移ろうと探していたんですよリューブさん」
「そうだったのか、本当に大変だったな」
適当に借りた宿だったので、特徴も何もないから本当に大変だったと、クッキーを頬張ってキンブルは次の要求が通しやすい言い回しをして来た。
そんな手を打ってくるほどなので、何を言われるのかと心配したが、キンブルは装備を使ってほしいと言う普通の事をお願いしてきたよ。
「僕のお店の品は品質が良いんです、知ってるでしょう?」
「それは知ってるよ、ライジングランサーで世話になったからな」
「それもこれもリューブさんのおかげです、他の商人もそう思っていますよ」
「その割には、キンブルしか来ないじゃないか」
ライジングランサーの方に品を送っている様で、俺がいなくても同じだった。
そいつらは目が腐っているとキンブルは呆れていたが、7つ星と3つ星の俺では当然と返したんだ。
「そんな間抜けたちの事よりも、僕の話ですよリューブさん、お店の装備を使ってください」
「話は嬉しいんだが、このPTでは俺の装備を使うと決めてるんだ、悪いが断るよ」
「リューブさんの装備?」
「ああ、俺のスキルで作ったんだ」
詳しくは教えなかったが、メメルたちがタイミング良くお茶を持ってきてくれたから、これがそうだとみんなにその場で回ってもらい、それならその商品を扱わせてほしいとキンブルは引かなかったよ。
その言葉を待っていた俺は、取り分はどうするのかと言う話を早々に始め、キンブルを見定める事にしたよ。
「そうですねぇ~・・・見ただけでわかる範囲ですけど、相当良い布をつかっていましたから、金貨1枚ですかね」
「なかなかの目利きだが、希少性が入ってないぞキンブル」
「それはそうですが、これ以上では売れませんよ」
「そう言うと思っていた、さすがだなキンブル」
金貨1枚でもかなり高いんだが、金を持っている者限定でギリギリだせる範囲で、そもそもキンブルにしか頼めないと思っていた。
俺の期待通りキンブルは合格なので、交渉を始める事にしたんだ。
「そんなキンブルだから頼むんだが、俺の品物を販売してくれないか」
「ぼ、僕で良いんですか!」
「ああ、キンブルだから頼むんだ」
「それは僕の方がお願いしたいですよ」
話に乗ってきたので、品質の違う着物と下駄と扇子を出して見せた。
高い品は金貨1枚だが、安いのは銀貨1枚の色と柄の違う品10種類で、格安品もあるから売れるだろうと伝えたんだ。
「確かに、高級品は貴族や高ランクの冒険者も欲しがるでしょうね」
「その為にみんなに着てもらって宣伝したからな、だから数も十分用意してあるぞ」
「そんなに作れるんですか?」
「品質だけなら、1日100万着は作れるな」
「ひゃっ!」
モンスターと戦う為の付与はそれだけMPを消費するから無理だが、綺麗で質が良いだけならそうなる。
下駄や扇子もそうだが、一番下の品質なら1000億着は余裕で、まだ世間に出してないかんざしやクシもあったんだ。
「だからな、在庫の心配はないぞキンブル」
「さすがリューブさん、頼もしいかぎりですね」
「キンブルの品を使えない代わりと思ってくれ」
「全然問題ありませんよ、むしろリューブさんの品を扱う専属になりたいです」
そう言ってくれる事を待っていたから、かんざしなどの装飾品を出したんだ。
今後メメルたちに宣伝してもらう予定で、先に渡す事を話したら喜んでくれたよ。
「これは売れますよ、楽しみです」
「まだまだ序の口だぞキンブル、これを見てくれ」
「見てくれって・・・ただの紙じゃないですか?」
「俺が普通の紙を出すわけないだろう、これは鑑定紙だ」
首を傾げて来るキンブルは、良く分かってない感じなので、簡単に説明する為にキンブルに血を一滴紙に垂らすように指示をだした。
ナイフで指を切って血を垂らし、何が起きるのかと期待していたキンブルは、紙に文字が浮き上がってきて驚いていたよ。
【ステータス】
〈名前〉キンブル
〈種族〉人種族
〈性別〉男
〈職業〉商人
〈レベル〉5
〈HP〉500
〈MP〉500
〈戦闘力〉50
〈スキル〉
・交渉術レベル3
・礼儀作法
〈ユニークスキル〉
・直感
自分でも知らなかった事も書かれていて、これは凄いとキラキラとした目を向けて来た。
物を鑑定する魔道具はあるが、人を鑑定する事が出来なかったから、これは世界に記録玉と魔法映像板が生まれた時の様に騒がれると言ってくれたんだ。
「ステータスが分かれば、向いている職業も分かる・・・あの子たちもこれで職業を決めたんですか?」
「ああ、エルフの二人は元から魔法使い向きだが、人種の二人はそれで決めたよ」
「やっぱり、これはどの国も欲しがります」
一大産業になると喜び、だからこそ慎重に動くように伝えたんだ。
後ろ盾を得てほしいとお願いし、それなら良い人を知ってると頼れる言葉を返してくれたんだ。
「それは良かった、頼んだよキンブル」
「任せてください、必ず売りだせる様にします」
「俺に出来る事があったら言ってくれ、出来る限りの事はするよ」
「それでしたら、その方に会う時にはあの子たちと一緒に来てください、きっと喜びます」
今話題だからっと、まだ2日しか経ってないのに凄いと言われたから、メメルたちはテレていた。
しかし、俺たちが同行すれば成功間違いなしと言われれば断る選択肢はなく、その時は精いっぱいの誠意を見せる事を約束した。
「それは良かった、きっとサリーヌも喜びます」
「サリーヌ・・・まさかとは思うがキンブル、この国の第13皇女様ではないよな?」
「良く知ってますねリューブさん、さすがです」
マジかよっと、俺はかなり焦ってしまい、どうして王族と知り合いなんだと質問する余裕がなかった。
13皇女だから王位などもないから、王族としての後ろ盾だけとなるが、それでも十分とキンブルが言って来て、俺もやっと質問できる余裕が出来たんだ。
「なんで王族と知り合いなんだよキンブル」
「それはですね、親のコネと言う奴ですよリューブさん」
キンブルは笑いながら社交界の話しをしてくれて、そこで冒険者の話題をしたら気に入ってもらえたらしく、今ではライジングランサーのファンだそうだ。
それなら、クビになった俺が会いに行ってもガッカリさせると返したんだが、俺だから良いとか言ってきたよ。
「何でだよキンブル」
「リューブさんの投稿する映像のファンだからですよ」
「そう言う物か?」
「そうです、迫力がある映像はそれだけ魅力的なんです」
皇女様は、それを作る俺に協力できるから喜んでくれるとキンブルは言うが、俺は心配になって来た。
何か手土産を用意しなくてはいけないっと、会うまでの期間に考える事にしたんだ。
「じゃあ、僕は早速遠出の準備をしますね」
「そうして欲しいのはやまやまなんだが、明日はそれ所じゃないと思うぞキンブル」
「どう言う事ですか?」
明日、ギルドに登録に行くんだが、冒険者たちに着物の販売してる店を聞かれるはずと説明し、キンブルの店に殺到すると教えた。
そんなに直ぐにはないと言ってくるキンブルだが、前回囲まれた事を教えたら、考え込んでありそうと応えてくれた。
「だからな、店の準備を先にした方が良い、在庫はこの紙に入っているから、出しかたを今教える」
「この紙もリューブさんのスキルですか、凄いですね」
「収納紙と言うんだが、これは売らずに俺たちだけの特権だ」
強みはいくらあっても良いと収納紙の使い方と一緒に伝え、俺たちの反撃が始まった。
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