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1章 知名度アゲアゲ
6話 役割分担
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「ここがダンジョン」
ワタシは、薄暗い階段を降りてちょっと怖くなっていました。
階段を降りている間、ゲタと言う履物が【カランコロン】っと音を鳴らすのも反響して怖かったんです。
「どうしたメメル?」
「あのリューブ師匠、こんなに薄暗いモノなんですか」
「まぁそうだな、なんだメメル怖いのか?」
「す、少し」
ただでさえ着慣れない着物だから歩きにくく、スキルで補佐してくれていても心配だったわ。
師匠は、そんなワタシの手を取って補佐してくれたから、その後は安心して降りていけたんです。
「メルル」
「ずるい」
「ふ、ふたりは良いじゃない、エルフは暗くても見えるんでしょ」
「「そうだけど」」
それでもズルいと、二人がリューブ師匠の背中に飛び乗ったわ。
ブラヌもジト~っとした視線を向けて来ていて、いつもは文句を師匠に言ってるけど、やっぱり信頼しているのだと分かりました。
「まぁ気持ちは分かるけどね」
まだ1日しか経ってないけど、とても良い生活をさせて貰っているし、恩しか感じていませんでした。
でも、怖い物は怖くて、リューブ師匠の手を離す事が出来なかったわ。
「みんな、俺から離れるなよ」
「言われなくても」
「離れない」
「いや、肩からは降りてほしいが、まぁ地下1階なら良いか」
二人を乗せたままでリューブ師匠が1枚の紙を出し、通路の角から出て来た大きなアリに紙を投げました。
紙が爆発し、大きなアリは粉々になって消えていくのを見て、ワタシたちはビックリです。
「まったく、採取の後なら良いのにいきなり出て来るなよな」
「あのリューブ師匠、今のモンスターが普通なんですか?」
「そうだぞ、俺の渡した鉄扇なら一撃だ」
叩いても良いし、広げた鉄扇で切り裂いても良いと教えてくれますが、自分達よりも大きいから怖くて仕方ありません。
でも、その前にする事があり、ワタシたちは薬草などが取れる採取地点に向かったんです。
「リューブ師匠、ここで取れるの?」
「そうだぞブラヌ、その光ってる玉に触れてみろ」
「ちょっと怖いけど、やってみるわ」
「ブラヌ、気を付けて」
一言ブラヌに伝え、ワタシたちは結果を待ちましたが、リューブ師匠が言う様に薬草がブラヌの手元に出現したんです。
特殊な事はなくて、ただ出て来ただけで良いのかと、薬草を持っていたブラヌが不思議そうだったわ。
「焦るなよブラヌ、この後が肝心なんだ」
魔法の玉をブラヌに向けて撮影は始まっているのだけど、採取ポイントでの作業はどう見ても終わっていたわ。
採取の玉は消えていて、1PT1回と言うのがリューブ師匠によって説明がされ、やっぱり終わっていました。
「意味分かんない、終わったならもう良いんじゃないの?」
「だからなブラヌ、普通は2時間後にしか採取出来ないが、ある事をすればもう人数分出来るんだ」
「じゃあ何をするのよリューブ師匠」
「まず手に入れた薬草の葉を2枚むしってくれるか」
ブラヌが言われる通りに2枚の葉を取り、それでどうするのかと視線を向けると、リューブ師匠はワタシに本体の薬草の方を持つように言ってきたわ。
映像に映る様にワタシは前に出て、ブラヌから薬草を受け取りましたよ。
「あのリューブ師匠、これをどうするんですか?」
「それではダメだメメル、ちょっと魔法玉を止めるぞ」
「「「「え!」」」」
リューブ師匠が前に来て、ワタシの首元を持ち上げてきました。
そして、そのまま横に少し倒して来て、質問する時はそうする様に言われたんです。
「あのリューブ師匠、これってどんな意味があるんですか?」
「その方が可愛いだろう、メメルたちは俺を見ている様だが、玉を見てるのと同じなんだ」
「どういう意味ですか?」
「だからな、視聴者は視線を向けられていると勘違いするんだ、そうするとどうなると思う?」
ワタシには分からなかったけど、ミルとコルが答えてくれたのよ。
見ている男たちが魅了されると言う事で、ブラヌも納得してたけど、そんな簡単ではないと思いました。
「そんな事ありませんよ」
「それがあるんだ、現に俺は可愛いと思ったぞ」
「そ、そんなわけないです、それなら何でブラヌの時は止めなかったんですか」
「ブラヌの場合はな、あれが良いと言う者がいるから、客層が違うんだよ」
何を言ってるんだと思ったけど、ミルとコルには毒舌という担当が任されました。
そして、魔法玉を起動させて再会され、ワタシは言われた様に頭を少し倒して下から見上げて質問したんです。
「メメル、それを採取の光の玉があった場所に置くとな、薬草本体が吸い込まれていき光が蘇るんだよ」
「それって、もう一度採取が出来るって事ですか?」
「まさしくその通りだが、ここで注意しなければいけない事がある」
採取した本人ではなく、PTの他のメンバーが行わなければいけないそうです。
だからワタシが交代したのかと納得すると、リューブ師匠がまた魔法玉を止めたんです。
「あの、またワタシダメでしたか?」
「そうじゃない、これで採取の投稿は終わりなだけだ、笑顔が可愛かったぞメメル」
「あ、ありがとうございます」
「さて、次はみんなの資格取得のモンスターを狩るぞ」
リューブ師匠がなんでか急いでいて、ワタシの顔を見ないで先に歩いて行きました。
何があったのか分からなかったけど、ブラヌがニヤニヤしてて、ミルとコルも同じだったわ。
「ねぇブラヌ、何かワタシ変だったのかな?」
「そうじゃないわよメメル、可愛すぎたのよ」
「可愛すぎたって、そんなわけないじゃない」
何を言ってるのよっとメメルを笑ったのだけど、ミルとコルは頷いていて、ワタシは先頭を歩く師匠に視線を向けました。
リューブ師匠は、チラチラとこちらを見て来ていて、本当なのかとちょっと期待したわ。
「でも、負けないわよアタシ」
「その前に、女性として見て貰わないとダメよブラヌ」
「だから、あの顔がそうなんじゃない」
「いえ、あれは小動物を愛でている感じに見えるわ」
可愛いにも色々あり、ワタシはそう感じました。
それを聞いて、ミルとコルがショックを受けてしまい、リューブ師匠の背中に抱き付いたのよ。
「な、何だよ二人とも」
「ミルたち」
「小動物じゃない」
「な、何を言ってるんだ?」
良く分からないとリューブ師匠は二人の頭を撫で、当然だろうと即答してくれました。
でも、二人がワタシの答えをリューブ師匠に伝えてしまい、ジッと見られてワタシはドキドキです。
「そうか、確かに言っておかなければいけないな」
「あのリューブ師匠、無理に言わなくても」
「いいや、言葉に出さなければ分からないし、不安な気持ちは持ち続けてはいけない」
リューブ師匠は、ワタシたちを娘の様に思っている様で、大切だと言ってくれました。
ワタシはそれで十分だったけど、ブラヌたちは妻になりたいと言う気持ちがあり、娘ではダメとツッコんだわ。
「そう言われてもな、10歳の子供を妻には出来ないだろう」
「だから、5年後妻にしてよ」
「うん」
「それまで待って」
長い話ですけど、成人する5年後ならワタシも入りたいと思ったわ。
でも、リューブ師匠との歳の差は変わらず、子供としてしか見れないと言われてしまったのよ。
「安心しろ、みんなの彼氏になる者は俺が審査する」
「それ」
「まず合格しない」
「そうよ、それなら貰ってよ」
「だから困っていたんだよ、娘を嫁に出す親の気持ちにな」
そういう事かっと、ワタシは納得して笑ってしまったわ。
そもそも奴隷なのだから、リューブ師匠が娶るのは当然と思ってしまったけど、その時が来たら喜んで受けますね。
ワタシは、薄暗い階段を降りてちょっと怖くなっていました。
階段を降りている間、ゲタと言う履物が【カランコロン】っと音を鳴らすのも反響して怖かったんです。
「どうしたメメル?」
「あのリューブ師匠、こんなに薄暗いモノなんですか」
「まぁそうだな、なんだメメル怖いのか?」
「す、少し」
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師匠は、そんなワタシの手を取って補佐してくれたから、その後は安心して降りていけたんです。
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「ずるい」
「ふ、ふたりは良いじゃない、エルフは暗くても見えるんでしょ」
「「そうだけど」」
それでもズルいと、二人がリューブ師匠の背中に飛び乗ったわ。
ブラヌもジト~っとした視線を向けて来ていて、いつもは文句を師匠に言ってるけど、やっぱり信頼しているのだと分かりました。
「まぁ気持ちは分かるけどね」
まだ1日しか経ってないけど、とても良い生活をさせて貰っているし、恩しか感じていませんでした。
でも、怖い物は怖くて、リューブ師匠の手を離す事が出来なかったわ。
「みんな、俺から離れるなよ」
「言われなくても」
「離れない」
「いや、肩からは降りてほしいが、まぁ地下1階なら良いか」
二人を乗せたままでリューブ師匠が1枚の紙を出し、通路の角から出て来た大きなアリに紙を投げました。
紙が爆発し、大きなアリは粉々になって消えていくのを見て、ワタシたちはビックリです。
「まったく、採取の後なら良いのにいきなり出て来るなよな」
「あのリューブ師匠、今のモンスターが普通なんですか?」
「そうだぞ、俺の渡した鉄扇なら一撃だ」
叩いても良いし、広げた鉄扇で切り裂いても良いと教えてくれますが、自分達よりも大きいから怖くて仕方ありません。
でも、その前にする事があり、ワタシたちは薬草などが取れる採取地点に向かったんです。
「リューブ師匠、ここで取れるの?」
「そうだぞブラヌ、その光ってる玉に触れてみろ」
「ちょっと怖いけど、やってみるわ」
「ブラヌ、気を付けて」
一言ブラヌに伝え、ワタシたちは結果を待ちましたが、リューブ師匠が言う様に薬草がブラヌの手元に出現したんです。
特殊な事はなくて、ただ出て来ただけで良いのかと、薬草を持っていたブラヌが不思議そうだったわ。
「焦るなよブラヌ、この後が肝心なんだ」
魔法の玉をブラヌに向けて撮影は始まっているのだけど、採取ポイントでの作業はどう見ても終わっていたわ。
採取の玉は消えていて、1PT1回と言うのがリューブ師匠によって説明がされ、やっぱり終わっていました。
「意味分かんない、終わったならもう良いんじゃないの?」
「だからなブラヌ、普通は2時間後にしか採取出来ないが、ある事をすればもう人数分出来るんだ」
「じゃあ何をするのよリューブ師匠」
「まず手に入れた薬草の葉を2枚むしってくれるか」
ブラヌが言われる通りに2枚の葉を取り、それでどうするのかと視線を向けると、リューブ師匠はワタシに本体の薬草の方を持つように言ってきたわ。
映像に映る様にワタシは前に出て、ブラヌから薬草を受け取りましたよ。
「あのリューブ師匠、これをどうするんですか?」
「それではダメだメメル、ちょっと魔法玉を止めるぞ」
「「「「え!」」」」
リューブ師匠が前に来て、ワタシの首元を持ち上げてきました。
そして、そのまま横に少し倒して来て、質問する時はそうする様に言われたんです。
「あのリューブ師匠、これってどんな意味があるんですか?」
「その方が可愛いだろう、メメルたちは俺を見ている様だが、玉を見てるのと同じなんだ」
「どういう意味ですか?」
「だからな、視聴者は視線を向けられていると勘違いするんだ、そうするとどうなると思う?」
ワタシには分からなかったけど、ミルとコルが答えてくれたのよ。
見ている男たちが魅了されると言う事で、ブラヌも納得してたけど、そんな簡単ではないと思いました。
「そんな事ありませんよ」
「それがあるんだ、現に俺は可愛いと思ったぞ」
「そ、そんなわけないです、それなら何でブラヌの時は止めなかったんですか」
「ブラヌの場合はな、あれが良いと言う者がいるから、客層が違うんだよ」
何を言ってるんだと思ったけど、ミルとコルには毒舌という担当が任されました。
そして、魔法玉を起動させて再会され、ワタシは言われた様に頭を少し倒して下から見上げて質問したんです。
「メメル、それを採取の光の玉があった場所に置くとな、薬草本体が吸い込まれていき光が蘇るんだよ」
「それって、もう一度採取が出来るって事ですか?」
「まさしくその通りだが、ここで注意しなければいけない事がある」
採取した本人ではなく、PTの他のメンバーが行わなければいけないそうです。
だからワタシが交代したのかと納得すると、リューブ師匠がまた魔法玉を止めたんです。
「あの、またワタシダメでしたか?」
「そうじゃない、これで採取の投稿は終わりなだけだ、笑顔が可愛かったぞメメル」
「あ、ありがとうございます」
「さて、次はみんなの資格取得のモンスターを狩るぞ」
リューブ師匠がなんでか急いでいて、ワタシの顔を見ないで先に歩いて行きました。
何があったのか分からなかったけど、ブラヌがニヤニヤしてて、ミルとコルも同じだったわ。
「ねぇブラヌ、何かワタシ変だったのかな?」
「そうじゃないわよメメル、可愛すぎたのよ」
「可愛すぎたって、そんなわけないじゃない」
何を言ってるのよっとメメルを笑ったのだけど、ミルとコルは頷いていて、ワタシは先頭を歩く師匠に視線を向けました。
リューブ師匠は、チラチラとこちらを見て来ていて、本当なのかとちょっと期待したわ。
「でも、負けないわよアタシ」
「その前に、女性として見て貰わないとダメよブラヌ」
「だから、あの顔がそうなんじゃない」
「いえ、あれは小動物を愛でている感じに見えるわ」
可愛いにも色々あり、ワタシはそう感じました。
それを聞いて、ミルとコルがショックを受けてしまい、リューブ師匠の背中に抱き付いたのよ。
「な、何だよ二人とも」
「ミルたち」
「小動物じゃない」
「な、何を言ってるんだ?」
良く分からないとリューブ師匠は二人の頭を撫で、当然だろうと即答してくれました。
でも、二人がワタシの答えをリューブ師匠に伝えてしまい、ジッと見られてワタシはドキドキです。
「そうか、確かに言っておかなければいけないな」
「あのリューブ師匠、無理に言わなくても」
「いいや、言葉に出さなければ分からないし、不安な気持ちは持ち続けてはいけない」
リューブ師匠は、ワタシたちを娘の様に思っている様で、大切だと言ってくれました。
ワタシはそれで十分だったけど、ブラヌたちは妻になりたいと言う気持ちがあり、娘ではダメとツッコんだわ。
「そう言われてもな、10歳の子供を妻には出来ないだろう」
「だから、5年後妻にしてよ」
「うん」
「それまで待って」
長い話ですけど、成人する5年後ならワタシも入りたいと思ったわ。
でも、リューブ師匠との歳の差は変わらず、子供としてしか見れないと言われてしまったのよ。
「安心しろ、みんなの彼氏になる者は俺が審査する」
「それ」
「まず合格しない」
「そうよ、それなら貰ってよ」
「だから困っていたんだよ、娘を嫁に出す親の気持ちにな」
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