50 / 132
2章 1年1学期前半
50話 ケリーのダンジョン
しおりを挟む
「さぁ興奮をそのままに、次はケリーさんのダンジョンで~す。どんなモンスターが見れるのか、そして騎士たちがどういった戦いを見せてくれるか、とても楽しみですねぇ~」
司会の人が興奮していてハードルをどんどん上げていきますが、僕はとても嫌な予感がしています。
紹介された騎士たちは、レベル7とサイラスたちと同じだけど、明らかにみんなと違って洗練されてないんだ。
「もし、ダンジョンが強制的に強化され、最後にキングクラスが召喚される仕様なら」
そんな最悪の予想をしてしまう。
そうならない様に願ったけど、それもフラグ何だろうねっと、バルサハル先生たちの方を見て、バカだねっと呟いたんだ。
「それにしても、みんな回復魔法って使わないのかな?また攻撃系だよ」
後ろにいる魔法士の服装が攻撃系魔法士のローブで、冒険者と違い回復の出来る人をいません。
これは死んでも平気だからだろうと結論が出ているけど、それ以上に欠点が多いと前のサイラスたちを彷彿とさせたね。
「騎士たちは同じ重装備に見えるけど、実はサイラスたちは僕の指摘で部分的に外してる部分がある。だからあの動きが出来て、更に身体強化スキルを常時使ってる」
今戦い始めたのPTは、スキルを使わずに大剣や片手剣で切りつけてます。
そして、あまり見せ場の無いままでしばらく進んでいて、魔法士2人の出番がありません。
「これは余裕があります、ガンガン行きましょう」
3人いる騎士の突出が見られているけど、司会の人は褒めています。
騎士たちだけで倒せるほどの力の差なのは分かるけど、会場はちょっと批判が出て来てて、司会の人はモンスターの紹介をして騎士の優位性を強調させていました。
「ケリーさんの使っているモンスターは植物系だから当然かな。40センチくらいのバラやチューリップが相手だと騎士の剣は通りやすいよね」
お花の容姿の敵は、茎の部分と根っこから触手の様な手足が生えていて、攻撃は花びらを飛ばすか、手を鞭の様に使ってくる。
騎士たちはそれを防ぎながら戦い、分岐に差し掛かっても、何も考えない戦いが続くだけでした。
「おおっと、ここでヒマワーリと遭遇しました、これは今までのバラットやチュリップとは比べものにならないほどの強敵です。いよいよ魔法士たちの出番がやって来たのかー!」
司会の人も会場を盛り上げるチャンスとばかりに盛り上げますけど、それはどうかなって僕は見ていました。
騎士たちは、どうしてか相手の事を良く知っているようで、盾を全員が構えジリジリと近づいて行き、後方の魔法士は詠唱を始めたけど、ヒマワーリが種を飛ばし妨害してきた。
「でも、騎士たちはそれを防いだね、なかなかやるよ」
司会の人も誉めていて、これからが見せ場と前置きしたよ。
「でもなぁ~手の触手も剣で応戦して、確かにすごいんだけど・・・あれって相手を良く知ってるから出来る事だよ、魔法士も火の魔法を詠唱してるしさ」
火の魔法は、学園でもよく使われる属性なので分かります。
でも、サイラスたちの時には無かった違和感を感じていて、事前に打ち合わせでもしていたのかもと答えを出します。
「モンスターの対策は確かに有効だけどさ、逆にそれが効かなかったらおしまいだよ」
モンスターにブーストが掛かっているとなると、その情報は逆に不味いんじゃないのかと、僕は心配に思って画面に注目します。
「さっきのインタビューで、サイラスたちが僕の方を向いた時、司会の人が涙を流して逸らしてたから、なんとなく分かるけどね」
サイラスたちは、僕のおかげだって言いたかったんだけど、それを強制的に止められていました。
僕としてはホッとしたんだけど、そのせいで出番が終わって用意されていた椅子に座っているサイラスたちが怒っているんだ。
「今も怒ってるから、何か小言を言われそうだね」
僕はヒヤヒヤしていて、ダンジョンの方に集中できないです。
平民だった僕に勝たせたくないのは分かるけど、生徒たちの実力を考えないとまずい事になるとため息が出ました。
「火魔法でヒマワーリを倒せたけど・・・もうすぐお昼だから、そろそろ大詰めだね」
ジャケン君の時の様にハードクラスが出て来るけど、サイラスたちとは違って危な気ないままに進んで行き、騎士の衝突が目立ったまま会場は盛り上がって行きます。
そしてジャケン君の時と同じ様に、最後の中部屋が見えてきて、中にはバラットアルラウネが出現していたんです。
「こここ、これは!?またしても大物だぁー!」
司会の人が大声で叫び、大物アピールをしてくれますが、これはまずいと僕は見てられません。
確かに大物で、6mはあるバラの花びらが綺麗なアルラウネが存在しています。
「強さ的には、ゴブリンキングよりもちょっとだけ上だけど、力だけじゃないのはまずいよ」
弱点としては火があげられますが、動きは速いし、攻撃の手数がゴブリンキングとは桁違いです。
もしサイラスたちが戦うのだとしたら、シェネルの一撃に賭けるしかなくなる程なんだ。
「今日は何という当たり日なのでしょう、皆さん騎士たちの頑張りに期待しましょう」
司会の人が応援を始めますけど、今回の騎士たちは戦闘を見ている限り無駄です。
サイラスたちよりも、スムーズに進んだ様に見えてるから格上だと勘違いしてる。
「あれは弱点だけでなく、攻撃パターンも知ってて予測してるだけなんだ。今回の相手は、絶対に勝てない」
僕はそこまでを予想して戦いを見るけど結果は変わらず、最悪の戦況が始まります。
ツルの鞭と種の射撃を騎士たちが防ぎ魔法士を守ってるんだけど、攻撃を完全には防げず、攻撃が魔法士に当たってしまい詠唱が中断したんです。
観客からは残念そうな声が響いたけど、それは何度も起きてしまい打開策が欲しいと司会は口にしてしまいます。
「サイラスたちなら思いつくだろうけど、彼らには無理だよ」
やはり最悪の事態が迫っていると、僕はサイラスたちに視線が向きます。
そこにはニヤニヤしているみんながいて、ざまあみろと言いたそうです。
「詠唱しては攻撃を受け中断、何度も同じ戦いが繰り返されたら、まずいよね」
そんな予想も早くも現実になります。
観客からは早く何かしろっと罵声が飛び始め、司会の人は魔法の中断がどういったモノなのかを説明をしてくれます。
「魔法さえ発動できれば、そんな司会の期待する声も観客には届かない。これは参ったね」
更に戦況は悪い方に傾いてしまい、なんと騎士たちが魔法士を守るのを止めて突撃してしまったんだ。
「こ、これは!?どうした事でしょう、魔法士の方たちも詠唱なしの魔法を使い始めました」
司会の人も困惑して来て、これは収集が着かないと僕はガッカリです。
キングクラスのモンスターを倒すには、それなりの威力のある攻撃が必要で、このままでは確実な敗北が決まってしまいます。
「司会の人、初級魔法に切り替えサポートに回った魔法士の称賛してるけど、あれは悪手だよ」
PTがバラバラでの攻撃をした結果は、一人の騎士がツルに身体を取られ引きちぎられて戦線を離脱します、会場から悲鳴が飛び交いました。
「こ、これは酷い・・・このままでは」
ああっ!?と司会の人が叫ぶと、騎士ではなく魔法士が種の射撃をまともに受け、身体に穴を開けて倒れます。
そして1人、また1人と倒れていき見るのが苦しくなってきます。
「サイラスたちの戦いを見た後だから、何か希望があると思いたいけど、これが現実だよ」
魔法士たちを守り切れず騎士たちが突撃した時点で終わっていた。
観客からは、守れない騎士はいらないとか、戦いたいだけなら冒険者と一緒だとか呟かれています。
司会の人は、コンビネーションを解説して何とか弁解してますけど、会場は既に冷めてしまいました。
「お昼を食べたら、僕の出番なんだけど・・・これって、かなりブーイングが来るんじゃないかな?」
バラットアルラウネに勝てず、戻って来た騎士たちに拍手は貰えません。
観客からは静かな視線が向けられ、これは厳しいと思ったけど、司会の人が残念だとまとめて頑張っています。
そして観客からは冷たい拍手が送られ、騎士たちはしょんぼりして席に着席したね。
「そそそ、それでは昼休憩に入りたいと思います。午後からはこのダンジョンバトルを開くことになった切っ掛け、アレシャス君のダンジョンでーす!」
司会の人が何とか盛り上げようと、僕のハードルを高々と上げましたよ。
それに答えられるかはダンジョンに入る騎士たち次第ですけど、その人たちの姿はなくどうなるのかと心配です。
「まぁ今の空気を一掃出来る人は、きっといないよね」
「そのダンジョン、オレたちが挑戦してやるぞ!!」
会場はほんとに冷めきっていたんだけど、そんな会場のある所から声がして、会場を盛り上げる宣言がされた。
僕はそれを聞いてホッとしたけど、ほんとに頼むよっと拝んでしまったね。
司会の人が興奮していてハードルをどんどん上げていきますが、僕はとても嫌な予感がしています。
紹介された騎士たちは、レベル7とサイラスたちと同じだけど、明らかにみんなと違って洗練されてないんだ。
「もし、ダンジョンが強制的に強化され、最後にキングクラスが召喚される仕様なら」
そんな最悪の予想をしてしまう。
そうならない様に願ったけど、それもフラグ何だろうねっと、バルサハル先生たちの方を見て、バカだねっと呟いたんだ。
「それにしても、みんな回復魔法って使わないのかな?また攻撃系だよ」
後ろにいる魔法士の服装が攻撃系魔法士のローブで、冒険者と違い回復の出来る人をいません。
これは死んでも平気だからだろうと結論が出ているけど、それ以上に欠点が多いと前のサイラスたちを彷彿とさせたね。
「騎士たちは同じ重装備に見えるけど、実はサイラスたちは僕の指摘で部分的に外してる部分がある。だからあの動きが出来て、更に身体強化スキルを常時使ってる」
今戦い始めたのPTは、スキルを使わずに大剣や片手剣で切りつけてます。
そして、あまり見せ場の無いままでしばらく進んでいて、魔法士2人の出番がありません。
「これは余裕があります、ガンガン行きましょう」
3人いる騎士の突出が見られているけど、司会の人は褒めています。
騎士たちだけで倒せるほどの力の差なのは分かるけど、会場はちょっと批判が出て来てて、司会の人はモンスターの紹介をして騎士の優位性を強調させていました。
「ケリーさんの使っているモンスターは植物系だから当然かな。40センチくらいのバラやチューリップが相手だと騎士の剣は通りやすいよね」
お花の容姿の敵は、茎の部分と根っこから触手の様な手足が生えていて、攻撃は花びらを飛ばすか、手を鞭の様に使ってくる。
騎士たちはそれを防ぎながら戦い、分岐に差し掛かっても、何も考えない戦いが続くだけでした。
「おおっと、ここでヒマワーリと遭遇しました、これは今までのバラットやチュリップとは比べものにならないほどの強敵です。いよいよ魔法士たちの出番がやって来たのかー!」
司会の人も会場を盛り上げるチャンスとばかりに盛り上げますけど、それはどうかなって僕は見ていました。
騎士たちは、どうしてか相手の事を良く知っているようで、盾を全員が構えジリジリと近づいて行き、後方の魔法士は詠唱を始めたけど、ヒマワーリが種を飛ばし妨害してきた。
「でも、騎士たちはそれを防いだね、なかなかやるよ」
司会の人も誉めていて、これからが見せ場と前置きしたよ。
「でもなぁ~手の触手も剣で応戦して、確かにすごいんだけど・・・あれって相手を良く知ってるから出来る事だよ、魔法士も火の魔法を詠唱してるしさ」
火の魔法は、学園でもよく使われる属性なので分かります。
でも、サイラスたちの時には無かった違和感を感じていて、事前に打ち合わせでもしていたのかもと答えを出します。
「モンスターの対策は確かに有効だけどさ、逆にそれが効かなかったらおしまいだよ」
モンスターにブーストが掛かっているとなると、その情報は逆に不味いんじゃないのかと、僕は心配に思って画面に注目します。
「さっきのインタビューで、サイラスたちが僕の方を向いた時、司会の人が涙を流して逸らしてたから、なんとなく分かるけどね」
サイラスたちは、僕のおかげだって言いたかったんだけど、それを強制的に止められていました。
僕としてはホッとしたんだけど、そのせいで出番が終わって用意されていた椅子に座っているサイラスたちが怒っているんだ。
「今も怒ってるから、何か小言を言われそうだね」
僕はヒヤヒヤしていて、ダンジョンの方に集中できないです。
平民だった僕に勝たせたくないのは分かるけど、生徒たちの実力を考えないとまずい事になるとため息が出ました。
「火魔法でヒマワーリを倒せたけど・・・もうすぐお昼だから、そろそろ大詰めだね」
ジャケン君の時の様にハードクラスが出て来るけど、サイラスたちとは違って危な気ないままに進んで行き、騎士の衝突が目立ったまま会場は盛り上がって行きます。
そしてジャケン君の時と同じ様に、最後の中部屋が見えてきて、中にはバラットアルラウネが出現していたんです。
「こここ、これは!?またしても大物だぁー!」
司会の人が大声で叫び、大物アピールをしてくれますが、これはまずいと僕は見てられません。
確かに大物で、6mはあるバラの花びらが綺麗なアルラウネが存在しています。
「強さ的には、ゴブリンキングよりもちょっとだけ上だけど、力だけじゃないのはまずいよ」
弱点としては火があげられますが、動きは速いし、攻撃の手数がゴブリンキングとは桁違いです。
もしサイラスたちが戦うのだとしたら、シェネルの一撃に賭けるしかなくなる程なんだ。
「今日は何という当たり日なのでしょう、皆さん騎士たちの頑張りに期待しましょう」
司会の人が応援を始めますけど、今回の騎士たちは戦闘を見ている限り無駄です。
サイラスたちよりも、スムーズに進んだ様に見えてるから格上だと勘違いしてる。
「あれは弱点だけでなく、攻撃パターンも知ってて予測してるだけなんだ。今回の相手は、絶対に勝てない」
僕はそこまでを予想して戦いを見るけど結果は変わらず、最悪の戦況が始まります。
ツルの鞭と種の射撃を騎士たちが防ぎ魔法士を守ってるんだけど、攻撃を完全には防げず、攻撃が魔法士に当たってしまい詠唱が中断したんです。
観客からは残念そうな声が響いたけど、それは何度も起きてしまい打開策が欲しいと司会は口にしてしまいます。
「サイラスたちなら思いつくだろうけど、彼らには無理だよ」
やはり最悪の事態が迫っていると、僕はサイラスたちに視線が向きます。
そこにはニヤニヤしているみんながいて、ざまあみろと言いたそうです。
「詠唱しては攻撃を受け中断、何度も同じ戦いが繰り返されたら、まずいよね」
そんな予想も早くも現実になります。
観客からは早く何かしろっと罵声が飛び始め、司会の人は魔法の中断がどういったモノなのかを説明をしてくれます。
「魔法さえ発動できれば、そんな司会の期待する声も観客には届かない。これは参ったね」
更に戦況は悪い方に傾いてしまい、なんと騎士たちが魔法士を守るのを止めて突撃してしまったんだ。
「こ、これは!?どうした事でしょう、魔法士の方たちも詠唱なしの魔法を使い始めました」
司会の人も困惑して来て、これは収集が着かないと僕はガッカリです。
キングクラスのモンスターを倒すには、それなりの威力のある攻撃が必要で、このままでは確実な敗北が決まってしまいます。
「司会の人、初級魔法に切り替えサポートに回った魔法士の称賛してるけど、あれは悪手だよ」
PTがバラバラでの攻撃をした結果は、一人の騎士がツルに身体を取られ引きちぎられて戦線を離脱します、会場から悲鳴が飛び交いました。
「こ、これは酷い・・・このままでは」
ああっ!?と司会の人が叫ぶと、騎士ではなく魔法士が種の射撃をまともに受け、身体に穴を開けて倒れます。
そして1人、また1人と倒れていき見るのが苦しくなってきます。
「サイラスたちの戦いを見た後だから、何か希望があると思いたいけど、これが現実だよ」
魔法士たちを守り切れず騎士たちが突撃した時点で終わっていた。
観客からは、守れない騎士はいらないとか、戦いたいだけなら冒険者と一緒だとか呟かれています。
司会の人は、コンビネーションを解説して何とか弁解してますけど、会場は既に冷めてしまいました。
「お昼を食べたら、僕の出番なんだけど・・・これって、かなりブーイングが来るんじゃないかな?」
バラットアルラウネに勝てず、戻って来た騎士たちに拍手は貰えません。
観客からは静かな視線が向けられ、これは厳しいと思ったけど、司会の人が残念だとまとめて頑張っています。
そして観客からは冷たい拍手が送られ、騎士たちはしょんぼりして席に着席したね。
「そそそ、それでは昼休憩に入りたいと思います。午後からはこのダンジョンバトルを開くことになった切っ掛け、アレシャス君のダンジョンでーす!」
司会の人が何とか盛り上げようと、僕のハードルを高々と上げましたよ。
それに答えられるかはダンジョンに入る騎士たち次第ですけど、その人たちの姿はなくどうなるのかと心配です。
「まぁ今の空気を一掃出来る人は、きっといないよね」
「そのダンジョン、オレたちが挑戦してやるぞ!!」
会場はほんとに冷めきっていたんだけど、そんな会場のある所から声がして、会場を盛り上げる宣言がされた。
僕はそれを聞いてホッとしたけど、ほんとに頼むよっと拝んでしまったね。
0
お気に入りに追加
125
あなたにおすすめの小説

【幸せスキル】は蜜の味 ハイハイしてたらレベルアップ
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアーリー
不慮な事故で死んでしまった僕は転生することになりました
今度は幸せになってほしいという事でチートな能力を神様から授った
まさかの転生という事でチートを駆使して暮らしていきたいと思います
ーーーー
間違い召喚3巻発売記念として投稿いたします
アーリーは間違い召喚と同じ時期に生まれた作品です
読んでいただけると嬉しいです
23話で一時終了となります

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。


積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。

王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!

無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~
甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって?
そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。

異世界ハズレモノ英雄譚〜無能ステータスと言われた俺が、ざまぁ見せつけながらのし上がっていくってよ!〜
mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
【週三日(月・水・金)投稿 基本12:00〜14:00】
異世界にクラスメートと共に召喚された瑛二。
『ハズレモノ』という聞いたこともない称号を得るが、その低スペックなステータスを見て、皆からハズレ称号とバカにされ、それどころか邪魔者扱いされ殺されそうに⋯⋯。
しかし、実は『超チートな称号』であることがわかった瑛二は、そこから自分をバカにした者や殺そうとした者に対して、圧倒的な力を隠しつつ、ざまぁを展開していく。
そして、そのざまぁは図らずも人類の命運を握るまでのものへと発展していくことに⋯⋯。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる