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2章 クラン
45話 帰還
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「では、アースドラゴンに勇敢に立ち向かい討伐した誓いの炎に、そして負傷したエンタル様に敬意を。また遠征の成功を祝って乾杯!」
「「「「「かんぱーい」」」」」
僕たちは塔にある聖剣クランの大広間にいます、そしてそこで今回の遠征の成功を祝っているんです、料理や飲み物もテーブルに沢山用意され皆でワイワイ楽しんでいます。
『まったく、なんであの人に敬意を表さないといけないんです、マスターを襲ったのですよ』
僕の肩でハナが羽を腕の様に組んで怒っています、でもそれはみんなには内緒です、アースドラゴンに潰され重傷を負ってしまい治療中って事になってるんだ、ポーションで一命を取り留めたけど治せないほどの怪我で冒険者には戻れないだろうって事になりました。
「そう怒らないでよハナ、僕としては次がない事を祈ってるんだ」
そう言いながら僕はアースドラゴンの串肉を食べました、この肉は牛肉のA5並みですごくおいしいんだ、もうこれだけでも遠征したかいがあったよね。
『まぁ分かりますけどね、次があったらやっちゃってくださいマスター』
ハナがそう言って羽を合わせてるよ、そうだね、次に会った時はきっと死闘になると思います、そして今回みたいに見逃すことは出来ないんだ、次がない事をほんとに願ってるよ。
「それにしてもみんな遠征の話で持ち切りだね」
今まで接触できなかったせいもあるのか、クランで固まらずバラバラになって話してます、僕は少し離れてるけどみんな楽しそうです。
「バイトくん、どうしたの楽しくありませんの?」
「ディザイサー様、そんな事はないですよ楽しんでます」
僕が離れて食事を摂ってると賢者クランのディザイサー様と、ウィンサーチ様が僕の傍に来ました、一緒に遠征をした残りの二人も連れていて、その二人は男性なんだけどお2人のコマ使いみたいなんだよね。
「そうかしら、そうは見えないのですわよ」
「僕はポーターですから、外から見るのが癖になってるんですよ」
皆と楽しくしてる時もあるんだけど、気づくと距離を置いている時は多いね。
「そうでしたの、楽しんでくれているのでしたら良いですわ、それで今後の話ですけど」
「ああ銃のカートリッジの事ですか?」
ディザイサー様が少し顔を近づけて聞いてきましたよ、今回不足しそうになったカートリッジは後ろの彼らが作ってくれました、それもかなり頑張ってくれて中級まで作ってくれましたよ。
「そうですわ、あなたの作った武器はすごいと思いましたわ、大きなモンスターも空を飛んでいる物もみんな倒し、まさに発明王と言っても過言ではないほどでしたわ、しかし今回のボスにはまるで効かなかった、どう思いますの」
「そうですね・・・アースドラゴンはさすがに規格外でした、今後はもっと強力な物も作らないとですね」
貫通弾とか中から爆発させる物とかを作らないとだね、それに出来れば上級を詰め込める物を開発しないと、ノームたちが戦っているのは今の装備でも十分倒せるからこれはまた接触しないとかもね。
「頼もしいですわね・・・頼みましたわバイト君」
それだけ言ってディザイサー様は離れていきました、そしてウィンサーチ様はまだ僕の方を見てるんですよね。
「あ、あのウィンサーチ様まだ何か?」
「いえ・・・今後とも良き関係をお願いします発明王」
そう言ってディザイサー様の後に付いて行きました、あれってもしかしてなにか感づいてるのかな?まぁ分かる事じゃないけど。
「発明王とか止めてほしいね・・・さて、僕も楽しもうかな」
僕は料理にステーキソースとかを使い始めたんだ、高級な塩も使ったけどそれはもう最高でした。
「ドラゴンの肉がもっと安ければいいのにねぇ」
WPでもあるんですが、100キロ100万Pなんですよ、今回僕たちが倒してドロップした量の1万分の1だから買う気にならないんだよね。
「はぁ~だからって倒しに行くわけにはいかないし・・・これは早く銃を強化しないとね」
対戦車ライフルとかバズーカとかに上級を入れられるようにして、連射すればきっと倒せるかな、まぁかなり大変だし時間が掛かるけどね。
「まぁ聖剣クランが痛手を負ったから、次の遠征はかなり先になるだろうけど、次の階のモンスターを調べてからかな」
次の階にはまだ降りてません、さすがに前衛を任せていたPTに負傷者が出たとなると帰らないとダメだって話になったんです。報酬も僕たちがアースドラゴンを倒したって事で4割を貰いました、普通は新人の僕たちが2割で言い出しっぺの聖剣クランが3割、他のクランが2.5割と言う割り振りです。
「最初の話し合いで出来高払いって話だったから、なかなか美味しかったかな」
途中の賢者クランとの交渉とか、アサルトクランに指導とか僕としてはかなり有益だったよ、僕からも出したいくらいだね。
「バイトそろそろお暇しましょうか」
「はいアンジェ、では皆さんまた何かありましたら声を掛けてくださいね」
僕たちは最初に退出させてもらいました、早く帰ってみんなの顔が見たいですからね。
「す、すごいですねアンジェさんたち」
拠点に帰ってきてクリプルたちが食堂にいたからみんなに話をしたんです、遠征から最後のボスまでしっかりとですね、みんなすごく驚いていますよ。
「まぁ最後のアースドラゴンはビビったな」
「ん、あれは普通じゃ倒せない」
「だにゃ~」
カッツェたちが腕を組んで話してますが、確かにあの大きさのモンスターを倒すとなると、相当準備をしないとダメですね。
「外皮も堅かったよ、ミリーたちの武器がバイトっちの用意したのじゃなかったら、きっと成功しなかったと思う、ねぇアンジェ」
「そうね、頭を切断出来たからあれで済んだものね、それにバイトの盾もすごかったわ」
僕のヴァルキュリアシールドですか、あれは確かにすごいです、何せ神器の一歩手前ですからね。
「うはっ!?なんですかこの盾!すごいオーラを感じますよ」
クリプルたちがせがむのでヴァルキュリアシールドを出しました、そしてみんながすごく見てるんですよ。
「あの時よく見れなかったが、これはすげぇな」
「確かに・・・ちょっとバイト!これは表には出せない物じゃないかしら」
アンジェが少し気にしてます、確かにそうですね、伝説の武具って事にしてもいいかもしれませんからね。
「今回だけです、次はみんなで作戦を立てて使わないで倒せるようにしましょうね」
「「「「「え!?」」」」」
アンジェたちだけでなくクリプルたちも驚いています、まぁ話を聞いて少人数では勝てないと思ってるんでしょうね。
「何をそんなに驚いてるの、僕はクリプルたちが強くなれば行けると思ってるよ」
僕はみんなに説明しました、守りを固めて魔法で前足を攻撃し頭が下がったら全員で首を攻撃です、銃の開発が済めば電系で中から攻撃でも良いかもですね。
「って事です、正面にさえ行かなければ守りを突破されることはありませんし、そもそも攻撃は効いてましたからね」
そうなんですよ、遠くから賢者クランの魔法が飛んでいるのが見えてたんだ、ただ火力不足でしたけどね。
「何だか信じられないっすけど」
「バイトさんが言うのですからね、きっと出来るんでしょうね」
クリプルとクーラプスが顔を見合って言ってました、まぁレベルが足りないからまだまだ先だけどね。
「じゃあお祝いは明日って事で、今日はお開きね」
アンジェの解散の言葉で僕たちは自分の部屋に向かったんです、そして普段着に着替えていると僕の部屋にアンジェたちが入ってきました。
「それで、どうしてみんな入ってきたのかな?」
「いやいや、6日間だぜバイト」
カッツェがそう言ってどうしてか服を脱ぎ始めたよ、つまりそう言う事ですか。
「でもリズアズリたちがそこにいるんだけど、それはちょっと教育上まずいんじゃないかな」
前回は食堂だったけど、今日は僕と一緒に部屋に入ってきてすでに自分たちの家に入ってます、そして僕の声で小さな家から窓を開けて見てきてるんですよ。
「あちしたちは気にしないの」
「そうです、気にしないで続けるです」
リズアズリとオリーミが手で顔を隠して言ってるよ、でも指から見てるでしょ。
「せめて場所を変えない?アンジェの部屋とか」
「まぁ良いじゃんバイト、おいらたちに気を遣わずここで楽しんでよ」
「ウクスルトそう言うわけにはいかないでしょ、そうだよねアンジェリカさん」
僕はリーダーのアンジェに聞いたんだけど、どうやらダメなようです。
「バイトの部屋を5階に移してからまだ相手をしてないじゃない、ちょっと落ち着かなかったのよね、だからここでしましょバイト、それに明日は休みなんだから、ね」
っと言う事で僕は逃げられませんでした、ノームたちの方に行って銃の話をしたかったんだけど、諦めましたよ。
「「「「「かんぱーい」」」」」
僕たちは塔にある聖剣クランの大広間にいます、そしてそこで今回の遠征の成功を祝っているんです、料理や飲み物もテーブルに沢山用意され皆でワイワイ楽しんでいます。
『まったく、なんであの人に敬意を表さないといけないんです、マスターを襲ったのですよ』
僕の肩でハナが羽を腕の様に組んで怒っています、でもそれはみんなには内緒です、アースドラゴンに潰され重傷を負ってしまい治療中って事になってるんだ、ポーションで一命を取り留めたけど治せないほどの怪我で冒険者には戻れないだろうって事になりました。
「そう怒らないでよハナ、僕としては次がない事を祈ってるんだ」
そう言いながら僕はアースドラゴンの串肉を食べました、この肉は牛肉のA5並みですごくおいしいんだ、もうこれだけでも遠征したかいがあったよね。
『まぁ分かりますけどね、次があったらやっちゃってくださいマスター』
ハナがそう言って羽を合わせてるよ、そうだね、次に会った時はきっと死闘になると思います、そして今回みたいに見逃すことは出来ないんだ、次がない事をほんとに願ってるよ。
「それにしてもみんな遠征の話で持ち切りだね」
今まで接触できなかったせいもあるのか、クランで固まらずバラバラになって話してます、僕は少し離れてるけどみんな楽しそうです。
「バイトくん、どうしたの楽しくありませんの?」
「ディザイサー様、そんな事はないですよ楽しんでます」
僕が離れて食事を摂ってると賢者クランのディザイサー様と、ウィンサーチ様が僕の傍に来ました、一緒に遠征をした残りの二人も連れていて、その二人は男性なんだけどお2人のコマ使いみたいなんだよね。
「そうかしら、そうは見えないのですわよ」
「僕はポーターですから、外から見るのが癖になってるんですよ」
皆と楽しくしてる時もあるんだけど、気づくと距離を置いている時は多いね。
「そうでしたの、楽しんでくれているのでしたら良いですわ、それで今後の話ですけど」
「ああ銃のカートリッジの事ですか?」
ディザイサー様が少し顔を近づけて聞いてきましたよ、今回不足しそうになったカートリッジは後ろの彼らが作ってくれました、それもかなり頑張ってくれて中級まで作ってくれましたよ。
「そうですわ、あなたの作った武器はすごいと思いましたわ、大きなモンスターも空を飛んでいる物もみんな倒し、まさに発明王と言っても過言ではないほどでしたわ、しかし今回のボスにはまるで効かなかった、どう思いますの」
「そうですね・・・アースドラゴンはさすがに規格外でした、今後はもっと強力な物も作らないとですね」
貫通弾とか中から爆発させる物とかを作らないとだね、それに出来れば上級を詰め込める物を開発しないと、ノームたちが戦っているのは今の装備でも十分倒せるからこれはまた接触しないとかもね。
「頼もしいですわね・・・頼みましたわバイト君」
それだけ言ってディザイサー様は離れていきました、そしてウィンサーチ様はまだ僕の方を見てるんですよね。
「あ、あのウィンサーチ様まだ何か?」
「いえ・・・今後とも良き関係をお願いします発明王」
そう言ってディザイサー様の後に付いて行きました、あれってもしかしてなにか感づいてるのかな?まぁ分かる事じゃないけど。
「発明王とか止めてほしいね・・・さて、僕も楽しもうかな」
僕は料理にステーキソースとかを使い始めたんだ、高級な塩も使ったけどそれはもう最高でした。
「ドラゴンの肉がもっと安ければいいのにねぇ」
WPでもあるんですが、100キロ100万Pなんですよ、今回僕たちが倒してドロップした量の1万分の1だから買う気にならないんだよね。
「はぁ~だからって倒しに行くわけにはいかないし・・・これは早く銃を強化しないとね」
対戦車ライフルとかバズーカとかに上級を入れられるようにして、連射すればきっと倒せるかな、まぁかなり大変だし時間が掛かるけどね。
「まぁ聖剣クランが痛手を負ったから、次の遠征はかなり先になるだろうけど、次の階のモンスターを調べてからかな」
次の階にはまだ降りてません、さすがに前衛を任せていたPTに負傷者が出たとなると帰らないとダメだって話になったんです。報酬も僕たちがアースドラゴンを倒したって事で4割を貰いました、普通は新人の僕たちが2割で言い出しっぺの聖剣クランが3割、他のクランが2.5割と言う割り振りです。
「最初の話し合いで出来高払いって話だったから、なかなか美味しかったかな」
途中の賢者クランとの交渉とか、アサルトクランに指導とか僕としてはかなり有益だったよ、僕からも出したいくらいだね。
「バイトそろそろお暇しましょうか」
「はいアンジェ、では皆さんまた何かありましたら声を掛けてくださいね」
僕たちは最初に退出させてもらいました、早く帰ってみんなの顔が見たいですからね。
「す、すごいですねアンジェさんたち」
拠点に帰ってきてクリプルたちが食堂にいたからみんなに話をしたんです、遠征から最後のボスまでしっかりとですね、みんなすごく驚いていますよ。
「まぁ最後のアースドラゴンはビビったな」
「ん、あれは普通じゃ倒せない」
「だにゃ~」
カッツェたちが腕を組んで話してますが、確かにあの大きさのモンスターを倒すとなると、相当準備をしないとダメですね。
「外皮も堅かったよ、ミリーたちの武器がバイトっちの用意したのじゃなかったら、きっと成功しなかったと思う、ねぇアンジェ」
「そうね、頭を切断出来たからあれで済んだものね、それにバイトの盾もすごかったわ」
僕のヴァルキュリアシールドですか、あれは確かにすごいです、何せ神器の一歩手前ですからね。
「うはっ!?なんですかこの盾!すごいオーラを感じますよ」
クリプルたちがせがむのでヴァルキュリアシールドを出しました、そしてみんながすごく見てるんですよ。
「あの時よく見れなかったが、これはすげぇな」
「確かに・・・ちょっとバイト!これは表には出せない物じゃないかしら」
アンジェが少し気にしてます、確かにそうですね、伝説の武具って事にしてもいいかもしれませんからね。
「今回だけです、次はみんなで作戦を立てて使わないで倒せるようにしましょうね」
「「「「「え!?」」」」」
アンジェたちだけでなくクリプルたちも驚いています、まぁ話を聞いて少人数では勝てないと思ってるんでしょうね。
「何をそんなに驚いてるの、僕はクリプルたちが強くなれば行けると思ってるよ」
僕はみんなに説明しました、守りを固めて魔法で前足を攻撃し頭が下がったら全員で首を攻撃です、銃の開発が済めば電系で中から攻撃でも良いかもですね。
「って事です、正面にさえ行かなければ守りを突破されることはありませんし、そもそも攻撃は効いてましたからね」
そうなんですよ、遠くから賢者クランの魔法が飛んでいるのが見えてたんだ、ただ火力不足でしたけどね。
「何だか信じられないっすけど」
「バイトさんが言うのですからね、きっと出来るんでしょうね」
クリプルとクーラプスが顔を見合って言ってました、まぁレベルが足りないからまだまだ先だけどね。
「じゃあお祝いは明日って事で、今日はお開きね」
アンジェの解散の言葉で僕たちは自分の部屋に向かったんです、そして普段着に着替えていると僕の部屋にアンジェたちが入ってきました。
「それで、どうしてみんな入ってきたのかな?」
「いやいや、6日間だぜバイト」
カッツェがそう言ってどうしてか服を脱ぎ始めたよ、つまりそう言う事ですか。
「でもリズアズリたちがそこにいるんだけど、それはちょっと教育上まずいんじゃないかな」
前回は食堂だったけど、今日は僕と一緒に部屋に入ってきてすでに自分たちの家に入ってます、そして僕の声で小さな家から窓を開けて見てきてるんですよ。
「あちしたちは気にしないの」
「そうです、気にしないで続けるです」
リズアズリとオリーミが手で顔を隠して言ってるよ、でも指から見てるでしょ。
「せめて場所を変えない?アンジェの部屋とか」
「まぁ良いじゃんバイト、おいらたちに気を遣わずここで楽しんでよ」
「ウクスルトそう言うわけにはいかないでしょ、そうだよねアンジェリカさん」
僕はリーダーのアンジェに聞いたんだけど、どうやらダメなようです。
「バイトの部屋を5階に移してからまだ相手をしてないじゃない、ちょっと落ち着かなかったのよね、だからここでしましょバイト、それに明日は休みなんだから、ね」
っと言う事で僕は逃げられませんでした、ノームたちの方に行って銃の話をしたかったんだけど、諦めましたよ。
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