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11章決戦
249話 騎士たちの訓練
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次の日早速騎士を連れてヴェルティナが来た。
ケイイチ
「まさか昨日の今日で来るとは思わなかったよヴェル」
ヴェルティナ
「お姉さまの為ですもの当然ですわ!」
メンバーは団長のグレイブ、副団長のガンザそれと知らない人種の女騎士二人だ。
ヴェルティナ
「この二人は女性しか入れない場所に行くときのお姉さま専用の護衛ですわ」
デュレ
「デ、デュレと申します、ケイイチ様に指導してもらえるなんてこ、光栄です」
ファレラ
「ファレラと申します、どうぞよろしくお願いします」
凄く緊張したデュレと全然緊張していない怒った風なファレラが挨拶をしてくれた、なんでこんなに違いがあるのだろうか。
ヴェルティナ
「デュレはその、ケイイチが壊したクリスタルの鎧を運んだことがあるのですわ、ファレラは男性の貴族をあまり良く思っていませんの」
俺がヴェルティナに小声で聞いてみたらそう返してきた、なるほどね分かったよ。
それとヴェルの後ろにいるメイドさんだね、年齢はヴェルと同じくらいかな。
ケイイチ
「後ろの人はヴェルの侍女さんだよね」
ヴェルティナ
「ええ、昨日遅くなったのをサラに怒られてしまいましたわ、ほらサーラご挨拶をしなさいな」
サーラ
「は、初めましてサーラと申します、どうぞよろしくお願いしますケイイチ様」
ヴェルの護衛なんだよね?いまからダンジョンにいくんだけど平気かな?
ケイイチ
「じ、じゃあ早速訓練を開始します、皆さんこれに触れてください」
グレイブ
「なんだこれは?」
ガンザ
「だ、団長言葉使いが戻ってますよ」
さっきの挨拶では敬語だったが、どうやら苦手のようだねグレイブ。
ケイイチ
「敬語が苦手なら無理にしなくてもいいよ、それとこれは転移水晶です」
みんな驚いてるけど、さっきこれ使ってここに来たよね、君たち。
ケイイチ
「それでは今日はみんなの強さを見るために20階から始めます、あ!知ってるかもですがここはダンジョンですからね」
グレイブ
「ほう!?」
ガンザ
「だ、ダンジョン!?」
ファレラ
「ここが?」
デュレ
「すごいですね」
どうやら説明がされていないようだね、おそらく訓練をするってだけかな。
グレイブ
「面白い!?訓練だと聞いていたが楽しくなりそうだ」
ケイイチ
「じゃあ陣形は皆さんで話し合ってください、俺たちは護衛で着いていきます」
少し話し合ってグレイブとガンザが先頭を歩き次にヴェルティナとサーラ、後方をデュレとファレラが固めた、まあそうなるよね。
しばらく進んで戦闘をしているが、ヴェルティナとグレイブが強すぎるね、ガンザはまだいい、女騎士の二人が話にならない。
ケイイチ
「これはローテーションを組んで戦わないとダメかな」
ミキ
「そうねあの二人辛そうだもの」
サーニャン
「マスターあの二人おそらく装備が重いのではないでしょうか」
確かにあの細い体でグレイブやガンザと同じ鉄の重鎧だ。
ケイイチ
「そこまで考えなかったね、ちょっと休憩しようかみんな」
俺は二人の装備について聞くために休憩を挟んだ。
ケイイチ
「なるほどね、じゃあ二人の装備は変えられないと」
どうやら騎士はその装備が基準で他の装備は着けられないそうだ、場所や状況によって変えれるようにしないと不便だと思うんだけど・・・まあいいかしょうがない。
デュレ
「はい、そうなります、す、すみません」
ファレラ
「何よ、なにがいけないのよ、私たちだって必死でやってるじゃない」
ファレラはすぐ俺に抗議してきた、うん頑張ってるのはわかってるよ。
ケイイチ
「それは見てれば分かるよ、でもね君たちはローナの護衛だ、これでは任せられないローナが危険だからね」
デュレ
「そ、そんな!?」
ファレラ
「な、なによ!私たちを首にしようっての?これだから男の貴族は」
ケイイチ
「何か勘違いがあるようだけど、やめてもらうなんて言ってないよ、君たちのやる気は感じ取れるからね、だからそのままの装備でも動けるようにこれを渡すよ」
俺はスピードアップの指輪を二人に渡した、性能は最大級の物だ。
ケイイチ
「これで重さを気にしないでも戦闘が出来るよ、これからも頑張ってね」
二人がキョトンとした顔をしていた、まあ受け取って装備していたし平気だろう。
その後は順調に戦闘をし時間になったので転移して戻った。
グレイブ
「なかなか楽しかった、やはり実戦はいいな、これからが楽しみだ」
ガンザ
「私はショックです、ヴェルティナ様に負けるなんて」
ヴェルティナ
「これからですわよガンザ、サーラ着替えましょ」
みんなが感想を言い合っている、今回でみんなの特徴も分かったし、こっちも護衛の仕方とかを見れたからなかなかためになった。
ケイイチ
「お疲れ様、今日の訓練で皆さんの強さがわかったので今後は30階を使いますからね、では解散です」
応接室で挨拶をし昼食を取ってみんなを転移した。ほんとは昼食は取らないで戻る予定だったが、ヴェルティナが食べたそうだったのでしょうがなくそうしました、ヴェルティナ以外が驚いていたけど今後はずっと食べるからね慣れてください。
DP収入
360万P
DP使用
指輪400万P
残りDP残り4億1543万P
ケイイチ
「まさか昨日の今日で来るとは思わなかったよヴェル」
ヴェルティナ
「お姉さまの為ですもの当然ですわ!」
メンバーは団長のグレイブ、副団長のガンザそれと知らない人種の女騎士二人だ。
ヴェルティナ
「この二人は女性しか入れない場所に行くときのお姉さま専用の護衛ですわ」
デュレ
「デ、デュレと申します、ケイイチ様に指導してもらえるなんてこ、光栄です」
ファレラ
「ファレラと申します、どうぞよろしくお願いします」
凄く緊張したデュレと全然緊張していない怒った風なファレラが挨拶をしてくれた、なんでこんなに違いがあるのだろうか。
ヴェルティナ
「デュレはその、ケイイチが壊したクリスタルの鎧を運んだことがあるのですわ、ファレラは男性の貴族をあまり良く思っていませんの」
俺がヴェルティナに小声で聞いてみたらそう返してきた、なるほどね分かったよ。
それとヴェルの後ろにいるメイドさんだね、年齢はヴェルと同じくらいかな。
ケイイチ
「後ろの人はヴェルの侍女さんだよね」
ヴェルティナ
「ええ、昨日遅くなったのをサラに怒られてしまいましたわ、ほらサーラご挨拶をしなさいな」
サーラ
「は、初めましてサーラと申します、どうぞよろしくお願いしますケイイチ様」
ヴェルの護衛なんだよね?いまからダンジョンにいくんだけど平気かな?
ケイイチ
「じ、じゃあ早速訓練を開始します、皆さんこれに触れてください」
グレイブ
「なんだこれは?」
ガンザ
「だ、団長言葉使いが戻ってますよ」
さっきの挨拶では敬語だったが、どうやら苦手のようだねグレイブ。
ケイイチ
「敬語が苦手なら無理にしなくてもいいよ、それとこれは転移水晶です」
みんな驚いてるけど、さっきこれ使ってここに来たよね、君たち。
ケイイチ
「それでは今日はみんなの強さを見るために20階から始めます、あ!知ってるかもですがここはダンジョンですからね」
グレイブ
「ほう!?」
ガンザ
「だ、ダンジョン!?」
ファレラ
「ここが?」
デュレ
「すごいですね」
どうやら説明がされていないようだね、おそらく訓練をするってだけかな。
グレイブ
「面白い!?訓練だと聞いていたが楽しくなりそうだ」
ケイイチ
「じゃあ陣形は皆さんで話し合ってください、俺たちは護衛で着いていきます」
少し話し合ってグレイブとガンザが先頭を歩き次にヴェルティナとサーラ、後方をデュレとファレラが固めた、まあそうなるよね。
しばらく進んで戦闘をしているが、ヴェルティナとグレイブが強すぎるね、ガンザはまだいい、女騎士の二人が話にならない。
ケイイチ
「これはローテーションを組んで戦わないとダメかな」
ミキ
「そうねあの二人辛そうだもの」
サーニャン
「マスターあの二人おそらく装備が重いのではないでしょうか」
確かにあの細い体でグレイブやガンザと同じ鉄の重鎧だ。
ケイイチ
「そこまで考えなかったね、ちょっと休憩しようかみんな」
俺は二人の装備について聞くために休憩を挟んだ。
ケイイチ
「なるほどね、じゃあ二人の装備は変えられないと」
どうやら騎士はその装備が基準で他の装備は着けられないそうだ、場所や状況によって変えれるようにしないと不便だと思うんだけど・・・まあいいかしょうがない。
デュレ
「はい、そうなります、す、すみません」
ファレラ
「何よ、なにがいけないのよ、私たちだって必死でやってるじゃない」
ファレラはすぐ俺に抗議してきた、うん頑張ってるのはわかってるよ。
ケイイチ
「それは見てれば分かるよ、でもね君たちはローナの護衛だ、これでは任せられないローナが危険だからね」
デュレ
「そ、そんな!?」
ファレラ
「な、なによ!私たちを首にしようっての?これだから男の貴族は」
ケイイチ
「何か勘違いがあるようだけど、やめてもらうなんて言ってないよ、君たちのやる気は感じ取れるからね、だからそのままの装備でも動けるようにこれを渡すよ」
俺はスピードアップの指輪を二人に渡した、性能は最大級の物だ。
ケイイチ
「これで重さを気にしないでも戦闘が出来るよ、これからも頑張ってね」
二人がキョトンとした顔をしていた、まあ受け取って装備していたし平気だろう。
その後は順調に戦闘をし時間になったので転移して戻った。
グレイブ
「なかなか楽しかった、やはり実戦はいいな、これからが楽しみだ」
ガンザ
「私はショックです、ヴェルティナ様に負けるなんて」
ヴェルティナ
「これからですわよガンザ、サーラ着替えましょ」
みんなが感想を言い合っている、今回でみんなの特徴も分かったし、こっちも護衛の仕方とかを見れたからなかなかためになった。
ケイイチ
「お疲れ様、今日の訓練で皆さんの強さがわかったので今後は30階を使いますからね、では解散です」
応接室で挨拶をし昼食を取ってみんなを転移した。ほんとは昼食は取らないで戻る予定だったが、ヴェルティナが食べたそうだったのでしょうがなくそうしました、ヴェルティナ以外が驚いていたけど今後はずっと食べるからね慣れてください。
DP収入
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DP使用
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