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10章魔王
229話 訓練後アイアンソウル
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ボイル
「はぁ~疲れたぜー」
シュルーテ
「そうですねー」
ラッシュだ、俺たちは今ギルドマスターと一緒にギルドに向かっている、まあ俺たちが近くに宿を取っているからだ。
ガッテム
「そうじゃのう、しかし酒は貰ったぞい、今夜が楽しみじゃ、がははは」
ミーネル
「ガッテム明日もあるんだ、ほどほどにしておけよ」
ガッテム
「解っておるよギルドマスター、そっちも気を付けてのう」
二人はケイイチさんにお酒を貰っていた、あの人が持っている酒はとても美味しい、まあ食事もだがな、かく言う俺も貰った。
テルム
「はぁ~、早く明日になってほしい」
テルムが腕輪を見ながら何かを言っている、さっきからそうだが前を見ていないのでシュルーテがサポートをしている。
シュルーテ
「もうテルム、分かったから前を見て歩いてください」
よほどうれしかったんだな。
ミーネル
「まあ気持ちは解らんでもないがな」
ラッシュ
「もしかしてあのネックレスですか?」
ミーネル
「ああそうだ、ガッテム鑑定してみんなに言ってやれ」
ガッテム
「うむ、もうしたのじゃが」
ガッテムが言葉を濁している、それほどなのか?
ボイル
「なんだよガッテム、ネックレスって言ったらそれ程いい物じゃないだろ?大体銀貨5枚がいいとこさ」
ボイルの言う通り、ネックレスって言ったら複数付与付きだが効果が薄い物がほとんどだ、まあそれでもあの人数に渡すのだから相当な額になるけどな。
ガッテム
「銀貨5枚なんてとんでもないぞ、その100倍だって足らんくらいだぞい」
ボイル
「な!?・・・ま、またまたーもう酔ってるのかガッテム」
ガッテム
「飲んでもいないのに酔う訳なかろうが、いいか心して聞けよ、このネックレスの付与は身体能力アップ・MPアップ・疲労軽減じゃ」
シュルーテ
「で、でも効果が薄いんじゃないですか?」
シュルーテの言葉にガッテムが頭を左右に振っている。
ガッテム
「いや、どの付与も一つが金貨1枚の指輪に相当する効果じゃ」
ミーネル
「今は金貨2枚まで上がっているがな」
それを聞いて全員がギルドマスターを見た、無言で頷いている。
シュルーテ
「そ、そんなすごい効果を持ったネックレスを、あそこに居た全員に渡したって言うんですかケイイチさんは」
ミーネル
「ああ、それもそれだけじゃない」
そう言ってギルドマスターがテルムの方を見ていた。
テルム
「そう、この腕輪も貰った」
ボイル
「と、とんでもないな」
ラッシュ
「一体何者なんですかね彼は」
ミーネル
「さあな私にも分からん、だが悪い奴じゃない」
確かに、いつも笑顔で優しそうにしている、実際優しくていい人だ、あの人が怒った顔は想像がつかないな。
テルム
「ん、腕輪くれたし」
ガッテム
「じゃな、酒もくれたしのう」
シュルーテ
「装備も貸してくれました」
ボイル
「飯も旨いしな」
それぞれ違う意見を言ってるが同意できることばかりだな。
ミーネル
「だからお前たち、ケイイチの期待には応えろよ」
ラッシュ
「はい、解ってます」
ボイル
「だな、ここまでされて何もできませんじゃ冒険者なんてやってられないぜ」
みんなが同意の言葉を返していた、当然だ!これほどの支援は王族だってしてくれないだろう。
俺たちはギルドマスターと別れ宿の部屋で明日の準備をそれぞれして休んだ。
「はぁ~疲れたぜー」
シュルーテ
「そうですねー」
ラッシュだ、俺たちは今ギルドマスターと一緒にギルドに向かっている、まあ俺たちが近くに宿を取っているからだ。
ガッテム
「そうじゃのう、しかし酒は貰ったぞい、今夜が楽しみじゃ、がははは」
ミーネル
「ガッテム明日もあるんだ、ほどほどにしておけよ」
ガッテム
「解っておるよギルドマスター、そっちも気を付けてのう」
二人はケイイチさんにお酒を貰っていた、あの人が持っている酒はとても美味しい、まあ食事もだがな、かく言う俺も貰った。
テルム
「はぁ~、早く明日になってほしい」
テルムが腕輪を見ながら何かを言っている、さっきからそうだが前を見ていないのでシュルーテがサポートをしている。
シュルーテ
「もうテルム、分かったから前を見て歩いてください」
よほどうれしかったんだな。
ミーネル
「まあ気持ちは解らんでもないがな」
ラッシュ
「もしかしてあのネックレスですか?」
ミーネル
「ああそうだ、ガッテム鑑定してみんなに言ってやれ」
ガッテム
「うむ、もうしたのじゃが」
ガッテムが言葉を濁している、それほどなのか?
ボイル
「なんだよガッテム、ネックレスって言ったらそれ程いい物じゃないだろ?大体銀貨5枚がいいとこさ」
ボイルの言う通り、ネックレスって言ったら複数付与付きだが効果が薄い物がほとんどだ、まあそれでもあの人数に渡すのだから相当な額になるけどな。
ガッテム
「銀貨5枚なんてとんでもないぞ、その100倍だって足らんくらいだぞい」
ボイル
「な!?・・・ま、またまたーもう酔ってるのかガッテム」
ガッテム
「飲んでもいないのに酔う訳なかろうが、いいか心して聞けよ、このネックレスの付与は身体能力アップ・MPアップ・疲労軽減じゃ」
シュルーテ
「で、でも効果が薄いんじゃないですか?」
シュルーテの言葉にガッテムが頭を左右に振っている。
ガッテム
「いや、どの付与も一つが金貨1枚の指輪に相当する効果じゃ」
ミーネル
「今は金貨2枚まで上がっているがな」
それを聞いて全員がギルドマスターを見た、無言で頷いている。
シュルーテ
「そ、そんなすごい効果を持ったネックレスを、あそこに居た全員に渡したって言うんですかケイイチさんは」
ミーネル
「ああ、それもそれだけじゃない」
そう言ってギルドマスターがテルムの方を見ていた。
テルム
「そう、この腕輪も貰った」
ボイル
「と、とんでもないな」
ラッシュ
「一体何者なんですかね彼は」
ミーネル
「さあな私にも分からん、だが悪い奴じゃない」
確かに、いつも笑顔で優しそうにしている、実際優しくていい人だ、あの人が怒った顔は想像がつかないな。
テルム
「ん、腕輪くれたし」
ガッテム
「じゃな、酒もくれたしのう」
シュルーテ
「装備も貸してくれました」
ボイル
「飯も旨いしな」
それぞれ違う意見を言ってるが同意できることばかりだな。
ミーネル
「だからお前たち、ケイイチの期待には応えろよ」
ラッシュ
「はい、解ってます」
ボイル
「だな、ここまでされて何もできませんじゃ冒険者なんてやってられないぜ」
みんなが同意の言葉を返していた、当然だ!これほどの支援は王族だってしてくれないだろう。
俺たちはギルドマスターと別れ宿の部屋で明日の準備をそれぞれして休んだ。
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