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9章試験
170話 試験二日目
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サーニャン
「それでは試験二日目を行います、今日はそれぞれ運転の補佐をしてください、運転はミキどうぞ」
サーニャンに呼ばれてミキが運転席に座り他の3人もそれぞれ席に着いた、みんなが席に着いたのをミキが確認し操縦を開始した。
ミキがしばらく運転しているのを見て俺は違和感を感じた、それは他の3人をサーニャンが見ていたことだ、大型の飛空艇は操縦しているのは一人だがその他の補佐、動力室の指示や出力ゲージの確認と色々な作業がある、おそらくそれがちゃんとできているかを今回は見ているのだろう。
ケイイチ
「昨日は操縦を見て今日は補佐が出来てるかを見てるのか、さすがだねサーニャン」
俺は独り言を呟きながら皆を見ていた。
イーネ
「ミキさん出力が上がり過ぎてるようですよ、動力室から連絡が来ました、ゲージも急上昇してます」
ミキ
「分ったわ速度を落とします、正常になったら教えてねイーネ」
そう言ってしばらくしてイーネが正常になったことを報告していた、なるほどねミキはサーニャンの協力者なのか、じゃあ次はフロアの映像かな。
ミルーネ
「ミキさん今何か倉庫のエイゾウに映りましたよ?」
ミキ
「そうなの?じゃあモグラ9番と10番を倉庫に向かわせて確認させてね」
ミルーネ
「分かりましたミキさん」
うーん、それは操縦者じゃなくて司令官がやることな気がするけど、まあいないのだからいいか、黙って見ていよう、しばらくしてモグラが小さなネズミを捕まえてきた。
ミルーネ
「どうしてここにこんなのが居るんですか」
何故か俺を睨んできたけど、俺じゃないからねサーニャンだからね、俺はネズミを受け取って椅子に座った。
サイカ
「ミキさん船のどこかに異常があるようです、警報が鳴りました」
ミキ
「そうなの?何処か分かるサイカ」
サイカ
「ちょっと待ってください・・・あ、分かりました船尾の壁に亀裂が発生したようです」
サイカが警報ランプが付いた画面を操作し、拡大させて映像を見て確認したようだ、何だか俺のダンジョンみたいなカメラだね。
ミキ
「そう、航行に支障がなければそのままにするけどどんな感じ?」
サイカ
「そうですねー航行には支障はありませんが補修はした方が良いと思います」
ミキ
「そう、分ったわ、じゃあ私の運転が終わったらモグラ8番と7番を向かわせましょう」
ミキがそう言った後しばらく航行し、サーニャンが一度飛空艇を降ろす様に言って飛空艇が陸に降りた。
サーニャン
「ミキ協力有難うございました、皆さん今日の試験は終了です」
イーネ
「え!まだ私たち操縦してませんけど」
サーニャン
「操縦は昨日見たでしょう、今日は他の部署を担当してちゃんとできるかを見たのです、3人とも出来ていましたから合格です、明日からは担当を変えて行いますからね」
サーニャンがそう言うと3人が喜んでいた。
ミルーネが俺に謝ってきたけど、だから俺じゃないからね、俺はそう言ったがミルーネは頷くだけだった、あれは解ってないね、明日は俺が何か仕掛けようかサーニャンに言ってみよう。
時間が早かったので3人がそれぞれ自分が気になるところをサーニャンに聞き、そこを重点的に指導してその日は終了した。
色々考えるのはいいからさ俺を悪者にしないでよね、そして出来れば相談してね。
俺たちは飛空艇をしまって転移で戻った。
「それでは試験二日目を行います、今日はそれぞれ運転の補佐をしてください、運転はミキどうぞ」
サーニャンに呼ばれてミキが運転席に座り他の3人もそれぞれ席に着いた、みんなが席に着いたのをミキが確認し操縦を開始した。
ミキがしばらく運転しているのを見て俺は違和感を感じた、それは他の3人をサーニャンが見ていたことだ、大型の飛空艇は操縦しているのは一人だがその他の補佐、動力室の指示や出力ゲージの確認と色々な作業がある、おそらくそれがちゃんとできているかを今回は見ているのだろう。
ケイイチ
「昨日は操縦を見て今日は補佐が出来てるかを見てるのか、さすがだねサーニャン」
俺は独り言を呟きながら皆を見ていた。
イーネ
「ミキさん出力が上がり過ぎてるようですよ、動力室から連絡が来ました、ゲージも急上昇してます」
ミキ
「分ったわ速度を落とします、正常になったら教えてねイーネ」
そう言ってしばらくしてイーネが正常になったことを報告していた、なるほどねミキはサーニャンの協力者なのか、じゃあ次はフロアの映像かな。
ミルーネ
「ミキさん今何か倉庫のエイゾウに映りましたよ?」
ミキ
「そうなの?じゃあモグラ9番と10番を倉庫に向かわせて確認させてね」
ミルーネ
「分かりましたミキさん」
うーん、それは操縦者じゃなくて司令官がやることな気がするけど、まあいないのだからいいか、黙って見ていよう、しばらくしてモグラが小さなネズミを捕まえてきた。
ミルーネ
「どうしてここにこんなのが居るんですか」
何故か俺を睨んできたけど、俺じゃないからねサーニャンだからね、俺はネズミを受け取って椅子に座った。
サイカ
「ミキさん船のどこかに異常があるようです、警報が鳴りました」
ミキ
「そうなの?何処か分かるサイカ」
サイカ
「ちょっと待ってください・・・あ、分かりました船尾の壁に亀裂が発生したようです」
サイカが警報ランプが付いた画面を操作し、拡大させて映像を見て確認したようだ、何だか俺のダンジョンみたいなカメラだね。
ミキ
「そう、航行に支障がなければそのままにするけどどんな感じ?」
サイカ
「そうですねー航行には支障はありませんが補修はした方が良いと思います」
ミキ
「そう、分ったわ、じゃあ私の運転が終わったらモグラ8番と7番を向かわせましょう」
ミキがそう言った後しばらく航行し、サーニャンが一度飛空艇を降ろす様に言って飛空艇が陸に降りた。
サーニャン
「ミキ協力有難うございました、皆さん今日の試験は終了です」
イーネ
「え!まだ私たち操縦してませんけど」
サーニャン
「操縦は昨日見たでしょう、今日は他の部署を担当してちゃんとできるかを見たのです、3人とも出来ていましたから合格です、明日からは担当を変えて行いますからね」
サーニャンがそう言うと3人が喜んでいた。
ミルーネが俺に謝ってきたけど、だから俺じゃないからね、俺はそう言ったがミルーネは頷くだけだった、あれは解ってないね、明日は俺が何か仕掛けようかサーニャンに言ってみよう。
時間が早かったので3人がそれぞれ自分が気になるところをサーニャンに聞き、そこを重点的に指導してその日は終了した。
色々考えるのはいいからさ俺を悪者にしないでよね、そして出来れば相談してね。
俺たちは飛空艇をしまって転移で戻った。
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